- 日本で高く評価された韓国ドラマ『21世紀の大君夫人』は、本国では厳しい批判を浴び、制作陣が謝罪する事態にまで発展しました。
- 高視聴率を記録しつつも、一部韓国視聴者の不満が噴出し、惜しくも有終の美は飾れず‥。
- 韓国のドラマファンがモヤッとした3つの理由をご紹介します。
「もう観た?」と誰かに聞きたくなるほど、多くの韓ドラファンの心を掴んだ『21世紀の大君夫人』(MBC/2026)。先週末に最終回を迎え、現在“ロス”の真っ只中という人もいるのではないでしょうか。
しかし、ひとたび韓国に目を向けてみると、日本とは意外な温度差が。ドラマを見る目がとにかくシビアな本国のドラマファンにとってはツッコミどころが多く、完全には満足できなかったようです。
最高視聴率は2桁越えを果たしており、不発に終わったわけではないものの、最終回が近づくにつれて現地のSNSや掲示板には、なんとも手厳しい声が目立つ結果に。なんと、制作陣が謝罪する事態にまで発展しました。
日本では、Filmarks(フィルマークス)で星5個中4.1個獲得中で、Googleでも93%もの高評価を得るなど非常に好評な一方で、なぜ本国では有終の美を飾ることができなかったのでしょうか。
現地のドラマファンをモヤッとさせてしまった3つの理由をご紹介します。自国の作品だからこその観点が、大きく影響したようです。
脚本家が途中交代でもしたの!? ブレブレな設定に困惑
まず本国のドラマファンが首を傾げたのは、物語の軸となる“設定のブレ”でした。脚本家が途中で変わったと思われても仕方がないほど、一貫性に難があると感じた人がちらほら。

『21世紀の大君夫人』(画像出典:MBC)
なかでも、現代を背景にした王室ドラマ然としながら、放送回を重ねるうちに、朝鮮王朝(1392-1910)の儀式と現代の政治構造が混在する場面が多々登場して、この世界観の揺らぎが、一部ドラマファンの混乱を招き、ひいては物語への没入を妨げる結果になったようです。
境界線をどこにするのかという、フュージョン物ならではの難しさを物語っているといっても過言ではなく、毎週楽しみに視聴していたファンにとっては惜しまれる点となりました。
知っている味‥見飽きた展開と詰め込み手法
次に、やり玉に挙げられたのは“物語の構造”。ロマンス作品においては、先が読める展開こそが視聴者に安心感を与え、欲求を満たすケースが多々ありますが、長年王道メロに触れ続けてきた現地のドラマファンにとってはノーサンキュー。本作で描かれた定番コースは、斬新さに欠け「すでに知っている味」という評価がくだされることに。
期待作であっただけに、衝突していた男女が次第に惹かれ合う様子や、素直になれない姿、すれ違い、そして三角関係まで、既視感たっぷりの構造に面白さを見出すことができなかったようです。

『21世紀の大君夫人』(画像出典:MBC)
また第11話から最終話である第12話まで、目まぐるしいほどの急展開のオンパレードが繰り広げられ、たった2話ではとうてい描き切れないような内容を一気に詰め込んで幕を閉じたことに不満を漏らす人も。説得力不足が消化不良を起こしてしまいました。
昔から韓国ドラマには、後半での詰め込みが散見されますが、本作もその例に漏れず、王道のロマンス展開を含め、お決まりのパターンに陥った点に渋い顔を見せざるを得なかったようです。
制作陣が謝罪する事態に! 韓国史へのリスペクトはどこへ
そして最後は、韓国時代劇ドラマに置いて最もシビアな評価が下されるといっても過言ではない “歴史の描写”。これまで多くの史劇が、逆風にさらされてきましたが、本作もやはり通過儀礼は避けられませんでした。

『21世紀の大君夫人』(画像出典:MBC)
それは、臣下が皇帝に対し「マンセ(万歳)」と言うべきシーンで、「チョンセ(千歳)」というセリフを言っていたというもの。どちらも日本語では、“万歳”を意味する言葉ですが、韓国では昔、相手の格によって使い方が区別されていたのだとか。
このため、清(中国)から独立した帝国の即位式において、「マンセ」よりも格下の表現で隷属的な意味を持つ「チョンセ」は、ふさわしくないのではないかとの意見が上がりました。
その他、衣装の一部や、中国式の茶道がなされているシーンなども歴史の歪曲であるとの声も。
フィクションであるとはいえ、史実や当時の文化・風習などの扱い方を一歩間違ったことで、制作陣が謝罪する事態にまで発展しました。一部視聴者にとっては、韓国史へのリスペクトのなさが見過ごせないポイントとなったようです。
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