• 12月は、大人ならではの繊細な恋心が胸に響く季節。
  • 各CS局では、クリスマス前後に「大人のロマンス」韓ドラが続々放送スタート。
  • 本記事では、人肌恋しい冬にこそ観たい注目の7作品を厳選してご紹介。

冬の足音が近づく12月は、気温がぐっと下がるにつれて、なぜか心まで人恋しくなる季節。

甘酸っぱい学園恋愛とは違い、人生経験を重ねた大人だからこそ生まれる揺らぎや葛藤が、深く胸に沁みるのが大人のロマンスだ。

さらに年末は、クリスマスや忘年会など心が浮き立つイベントも多く、どこか特別な気分を誘う時期でもある。

そんな12月に、各CSチャンネルでは心温まる大人の恋愛ドラマが続々と放送開始を迎え、視聴者をドラマの世界での「疑似恋愛体験」へと誘う。

そこで本記事では、この冬ぜひチェックしておきたい 12月CS放送開始予定の「大人のロマンス韓ドラ」7選 をまとめてご紹介。(2025年11月14日現在 / ※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合がございます)

『三姉弟が勇敢に~恋するオトナたち~』(KBS/2022~2023/全51話)

2022年から2023年にかけて韓国KBSで放送され、最高視聴率28.0%を記録した大人気週末ドラマ『三姉弟が勇敢に~恋するオトナたち~』。

主演はイ・ハナとイム・ジュファン。家族のために自分の人生を後回しにしてきた医師キム・テジュと、トップスターに成長した初恋の相手イ・サンジュンが再会したことで、止まっていた2人の時間が再び動き始める。

テジュは韓国の典型的な長女像を体現するような人物で、家族のために責任を背負い、感情よりも義務を優先してしまう。

一方サンジュンもまた、長男として家計を支えてきた人気俳優という立場ゆえに、光と影の両方を抱えながら生きてきた。

彼らの姿は、現代の韓国社会に深く根付く家族の役割を象徴しており、その葛藤や息苦しさは日本社会にも通じるものがある。

そんな2人が大人になって再会し、初恋のときとは違う悩みや責任を抱えながらも惹かれ合っていく姿は、人生経験を重ねたからこそ胸に響く大人の恋物語そのもの。家族の問題、キャリア、結婚観など複雑に絡み合うテーマを温かく、時にコミカルに描いたラブコメホームドラマだ。

●日本初回放送情報:ホームドラマチャンネル/2025年12月2日(火) 午後2時~
●番組ページ:https://www.homedrama-ch.com/series/18564

画像出典:KBS
三姉弟が勇敢に~恋するオトナたち~
ロマンス/ファミリー
KBS/2022/全51話

あらすじ

家族のために自身を犠牲にしてきた女医のキム・テジュと、一家を養う俳優イ・サンジュンが繰り広げホーム・ロマンス。

キャスト

イ・ハナ、イム・ジュファン、キム・スンス、キム・ソウン、ワン・ビンナ 他

最高視聴率・受賞歴など

28.0%

口コミ

「クセになる作品」
「結構面白かった」
「ありえない話ばかりだけど面白い」

予告映像


動画出典:ハピネットピクチャーズ

『最高の離婚~Sweet Love~』(KBS/2018/全32話)

2018年に韓国KBSで放送された『最高の離婚~Sweet Love~』は、チャ・テヒョンとペ・ドゥナという実力派俳優が夫婦を演じた“ちょっとビターで、とびきりリアル”なラブコメディ。

日本の人気ドラマを韓国流にリメイクした本作は、「結婚は本当に愛の完成形なのか?」という問いを出発点に、愛・結婚・家族をめぐる男女の価値観の違いをユーモアを交えながら鋭く描き出す。

性格も生活リズムもまったく噛み合わない夫婦、日々積み重なる小さなすれ違い、言葉にしそびれた気持ち。大人になったからこそ経験するリアルな恋の温度差が丁寧に表現されている点が本作の大きな魅力。

チャ・テヒョン&ペ・ドゥナの自然体の掛け合いは、軽妙さの中にも深い切なさを感じさせ、視聴者の多くが自分の恋愛・結婚を重ねたほど。

恋愛の甘さだけでは語りきれない大人の関係性を、優しく、そして痛快に描く作品として高い評価を得た。

●日本放送情報:KBS World/2025年12月3日(水)スタート
【本放送】(水・木) 深夜2時~深夜3時10分 (2話連続)
【再放送】(日) 深夜2時50分~5時10分 (4話連続)
●番組ページ:https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1243

画像出典:KBS
最高の離婚~Sweet Love~
ラブコメディ
KBS/2018/全16話

あらすじ

愛や結婚など、男女の考え方の違いを痛快に描いたラブコメディ。

キャスト

チャ・テヒョン、ペ・ドゥナ、イ・エル、ソン・ソック、チェ・ジョンウ 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

「可愛らしいソン・ソックが見られる」
「面白いけど、長いかも」
「韓国版もなかなかよかった」

予告映像


動画出典:ポニーキャニオン WE LOVE K

『運命のように君を愛してる』(MBC/2014)

3作目は、2014年に韓国MBCで放送された『運命のように君を愛してる』。

チャン・ヒョクとチャン・ナラが主演を務めた大人のロマンスの名作である。

放送から11年が経った今でも色あせない魅力を放つ本作は、何度も共演を重ねてきた2人だからこそ生まれる息の合った演技と、肩の力を抜いて楽しめる観やすさが視聴者を惹きつけた。

物語は、くじ引きで当たった旅行先で偶然巻き込まれた出来事から始まる。見知らぬ男女が一夜をともにしてしまい、思いもよらぬ妊娠という後日談に直面する、そんなスキップ式・超高速ロマンスが展開。

突拍子もない出会いの裏に、じわりと胸を締めつける切なさ、そして声をあげて笑ってしまう軽快なユーモアを織り交ぜたストーリーが、多くの視聴者の心を掴んだ。

全国最高視聴率11.5%を記録した本作は、大人の恋の複雑さや温度感、そして愛が育つ瞬間のときめきを優しく描き出す作品であり、何度見返しても楽しめるラブコメディとして今も根強い人気を誇っている。

●日本放送初回情報:LaLa TV/2025年12月9日(火) 15時30分~

画像出典:MBC
運命のように君を愛してる
ラブコメディ
MBC/2014/全20話

あらすじ

短命の家系ということで、周囲から結婚と跡継ぎを迫られるチャンイン化学のCEOイ・ゴン(チャン・ヒョク扮)。ある日、平凡な契約社員のキム・ミヨン(チャン・ナラ扮)とアクシデントによって一夜をともにしてしまい・・。

キャスト

チャン・ヒョク、チャン・ナラ、チェ・ジニョク、ワン・ジウォン、パク・ウォンスク 他

最高視聴率・受賞歴など

11.5%

口コミ

「韓ドラあるあるなのに、すごく面白い」
「何度も観たくなる作品」
「殿堂入りに匹敵するくらい素晴らしい作品」

予告映像


動画出典:KNTV

『シルバーベルが鳴ったら』(U+モバイルtv/2024/全4話)

次は、昨年韓国で公開されたU+モバイルtvオリジナルドラマ『シルバーベルが鳴ったら』をご紹介する。

60代の姉妹がそれぞれ最後の恋と新しい恋に向き合う姿を描いたヒューマン・ロマンス。ソン・オクスク、パク・サンウォン、イェ・スジョン、アン・ソクファンといった実力派俳優陣が出演し、温かい演技で物語に深みを与える。

作品の中心にいるのは、まったく異なる恋を経験する姉妹だ。

マッチングアプリで思いがけず新しい愛に出会う妹クムヨン、そして認知症を患う夫から最後の愛を取り戻した姉スヒャン。人生の円熟期に差しかかった彼女たちが、それぞれの形で再びときめきと向き合う様子が丁寧に描かれている。

恋愛ドラマといえば若者中心の作品が多い中、本作は60代の恋に光を当て、大人だからこそ抱える孤独や希望、そして長い人生の先で出会う温かな関係性を静かに、そして優しく映し出す。

視聴後にじんわり胸に残るその余韻は、年代を問わず多くの視聴者の共感を呼び起こすのではないだろうか。

●日本放送情報:KNTV/2025年12月15日(月)~2025年12月18日(木) 深夜3時15分~4時
●番組ページ:https://kntv.jp/program/kn250705/

画像出典:U+モバイルtv
シルバーベルが鳴ったら
ロマンス
U+モバイルtv/2024/全4話

あらすじ

マッチングアプリを通じて新しい恋を見つけた妹クムヨンと、認知症を患う夫から最後の愛を取り戻した姉スヒャンの姉妹が繰り広げる大人のロマンス。

キャスト

ソン・オクスク、パク・サンウォン、イェ・スジョン、アン・ソクファン、オ・ユジン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

予告映像


動画出典:STUDIO X+U

『ボーイフレンド』(tvN/2018~2019/全16話)

5作目にご紹介する作品は、2018年から2019年にかけて韓国tvNで放送された『ボーイフレンド』。ソン・ヘギョとパク・ボゴムという豪華共演で話題を呼んだロマンスドラマである。

政治家の娘として生き、財閥家への嫁入りによって自分の人生を一度も歩めなかった女性と、日々のささやかな幸せを大切にする純粋な青年が、異国の地で偶然出会うところから物語は始まる。

やがて韓国でふたりは偶然の再会を果たし、その出会いが互いの人生を静かに、しかし大きく揺り動かしていく。

年齢差、立場の違い、社会的な身分という障壁を抱えながら、女性CEOと新入社員という関係の中で少しずつ心を通わせていく姿は、大人ならではの切なさと深い共感を呼ぶ。

“年上女子×年下男子”ロマンスとしても人気を集めた本作は、成熟した感情表現映像美が魅力。人生経験の異なるふたりが、相手の存在によって初めて自分が望む未来を見つけていく過程は、多くの視聴者に温かな余韻を残すだろう。

●日本初回放送情報:TBSチャンネル1/2025年12月23日(火) 深夜3時30分~翌午前4時40分
●番組ページ:https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d3166/

画像出典:tvN
ボーイフレンド
ロマンス
tvN/2018/全16話

あらすじ

有名政治家の娘チャ・スヒョン(ソン・ヘギョ扮)は、大学卒業後に御曹司のチョン・ウソク(チャン・スンジョ扮)と結婚するも相手の浮気が原因で離婚することに。そして慰謝料として受け取ったトンファホテルの代表に就任。4年で業界トップへと成長させたのだった。ある日、出張で訪れたキューバで一人旅をしていた青年キム・ジニョク(パク・ボゴム扮)と出会い・・。

キャスト

ソン・ヘギョ、パク・ボゴム、チャン・スンジョ、ムン・ソングン、ナム・ギエ 他

最高視聴率・受賞歴など

10.3%

口コミ

「映像美が素晴らしい」
「映画のような世界観」
「素敵なストーリー」

予告映像


動画出典:NBCユニバーサル アジア

『彼女はキレイだった』(MBC/2015/全16話)

次は、2015年に韓国MBCで放送され、日本でもリメイクされた人気ラブコメディ『彼女はキレイだった』。

パク・ソジュン、ファン・ジョンウム、チェ・シウォンら豪華キャストが出演し、最高視聴率18.0%を記録した名作である。

物語は、かつて冴えない太っちょの少年だったソンジュンと、優等生の美少女だったヘジンという、思春期の姿からは想像もつかないほど全く逆の成長を遂げた2人の再会から始まる。大人になったソンジュンは成功したエリートイケメンに、対するヘジンは無職で自信を失った残念女子に・・そんな凸凹なふたりが織りなすすれ違いと再接近が、笑いと胸キュンを絶妙に行き来する。

『美男<イケメン>ですね』(SBS/2009)や『最高の愛~恋はドゥグンドゥグン~』(MBC/2011)、『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)など、数多くの人気ラブコメを生み出してきた制作会社BON FACTORYの手による本作は、テンポの良い演出と愛すべきキャラクターたちが魅力。

大人になってからの初恋の再発見というテーマは、時を経て変わったもの・変わらないものを丁寧に描き出し、多くの視聴者に温かな共感を呼んだ。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年12月30日(火) 6時~(追っかけ放送)
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011236/

画像出典:MBC
彼女はキレイだった
ラブコメディ
MBC/2015/全16話

あらすじ

優等生で美少女だったヘジンと、かつてはぽっちゃり体型だったもののイケメン副編集長に変身したソンジュンの恋愛模様を描いたラブコメディ。

キャスト

ファン・ジョンウム、パク・ソジュン、コ・ジュニ、チェ・シウォン、パク・チュンソン 他

最高視聴率・受賞歴など

18.0%

口コミ

「こんなに面白いとは」
「友情の大切さが分かる作品」
「だんだんと物語に勢いがついてくる」

予告映像


動画出典:moviecollectionjp

『シークレット・ガーデン』(SBS/2010~2011)

2010年から2011年にかけて韓国SBSで放送され、大ヒットを記録したファンタジー・ラブコメディ『シークレット・ガーデン』。

ヒョンビン、ハ・ジウォン、ユン・サンヒョンという豪華キャストが主演し、最高視聴率35.2%を記録した“韓ドラ史に残る名作”だ。

物語は、完璧主義でツンデレなオレ様系御曹司キム・ジュウォンと、日々アクションの現場で奮闘する下積みスタントウーマン、キル・ライムの魂が、ある出来事をきっかけに入れ替わってしまうという奇想天外な展開から始まる。

立場も性格もまったく異なる2人が、互いの人生を文字どおり体験しながら距離を縮めていく姿は、大人の恋のときめきと深い感情の揺れを繊細に描き出す。

放送当時、劇中に登場する青いスパンコールジャージやヒョウ柄ファッションなど、個性的な衣装の数々も話題に。

ファンタジー要素をベースにしながらも、キャラクター同士の深い感情の交差や、愛に向き合う大人の葛藤が瑞々しく描かれた本作は、今なお多くの視聴者に愛され続ける名作ロマンスである。

●日本初回放送情報:LaLa TV/2025年12月30日(火) 12時~

画像出典:SBS
シークレット・ガーデン
ラブコメディ
SBS/2010~2011/全20話

あらすじ

御曹司とスタントウーマンの魂が入れ替わることから始まるラブコメディ。

キャスト

ハ・ジウォン、ヒョンビン、ユン・サンヒョン、キム・サラン、イ・フィリップ 他

最高視聴率・受賞歴など

35.2%

口コミ

「ツッコミどころが多いけど面白い」
「見応えがあった」
「物語に引き込まれる」

ダンミ ニュース部

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