• 2026年上半期、日本の劇場で公開される韓国映画に期待が高まっている。
  • カン・ハヌル主演作からパク・チャヌク監督最新作まで、豪華キャストが勢ぞろい。
  • 話題と実力を兼ね備えた注目の4作品を、ひと足先にチェックしてみよう。

2026年の映画シーンは、韓国発の話題作が日本のスクリーンを席巻しそうだ。

今年、数々の映画やドラマで存在感を放ったカン・ハヌルをはじめ、ハン・ソヒ×チョン・ジョンソの豪華共演作にも注目が集まる。

さらに、イ・ビョンホン、ソン・イェジン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォンが出演する巨匠パク・チャヌク監督の最新作など、豪華キャストが勢ぞろい。

物語のスケールも、俳優陣の演技も、どれも劇場で観るべきと断言できるクオリティだ。

そこで本記事では、2026年上半期に日本公開予定の注目韓国映画4選を先取りでご紹介する。(2025年11月7日現在)

『YADANG ヤダン』(2025/123分/R15+)

今年4月に韓国で公開された『YADANG ヤダン』は、麻薬をめぐる闇の世界を舞台に、欲望と信念がぶつかり合う犯罪アクション映画。

ユ・ヘジン、カン・ハヌル、パク・ヘジュン、リュ・ギョンスら、韓国映画界を代表する実力派俳優が集結し、緊迫感あふれる演技を披露する。

“ヤダン”と呼ばれる麻薬ブローカー、より高みを目指す野心的な検察官、そして麻薬犯罪の撲滅に人生を懸ける刑事。それぞれ異なる目的を持つ三者の運命が、複雑に交錯しながら暴走していく物語は、息をのむ展開の連続だ。

今年、『隠し味にはロマンス』(ENA)や『イカゲーム シーズン3』(Netflix)、『ファーストライド』(原題:퍼스트 라이드)など、ドラマ・映画を問わず多数の話題作に出演したカン・ハヌル。本作では、確かな演技力と深みのある存在感で、作品全体に緊張感と厚みを与えている。

R15+指定となる本作は、欲望、正義、裏切りが絡み合う人間ドラマとしても見応え十分だ。

来年1月9日、日本の劇場でついにその全貌が明らかになる。

●日本公開日:2026年1月9日(金)
●公式サイト:https://yadang.jp/

画像出典:MEGABOX PLUSM
YADANG ヤダン
犯罪/アクション
2025/122分

あらすじ

韓国の麻薬界を設計するブローカー“ヤダン”、より高いところを目指す“検察官”、そして麻薬犯罪の撲滅にすべてをかける“刑事”が、それぞれ異なる目的を持ちながら絡み合い、展開される犯罪アクション映画。

キャスト

カン・ハヌル、ユ・ヘジン、パク・ヘジュン、リュ・ギョンス、チェ・ウォンビン 他

韓国観客動員数

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口コミ

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予告映像


動画出典:博報堂DY ミュージック&ピクチャーズ【Showgate】ch

『ただ、やるべきことを』(2024/101分)

2作目は、昨年9月に韓国で公開された『ただ、やるべきことを』。リストラの現実に直面した人事部社員たちの葛藤を通して、働くとは何かを問いかける社会派ヒューマンドラマ。

舞台は「ろうそくデモ」が行われた2016年の韓国。深刻な不況にあえぐ造船業界を背景に、会社のため、家族のため、そして自分の信念のためにただ、やるべきことを選択していく人々の姿を、リアルかつ静かな筆致で描き出す。

出演はチャン・ソンボム、ソ・ソッキュら。派手な演出を排し、現場の息づかいや沈黙の重みで観る者の胸に訴えかける。

本作は『第28回釜山国際映画祭』で韓国映画監督組合賞–プラスエム賞を受賞。さらに『第25回釜山独立映画祭』審査員特別賞、『第49回ソウル独立映画祭』最優秀作品賞にも輝き、高い評価を得た。

●日本公開日:2026年1月17日(土)
●公式サイト:https://worktodo-film.com/

画像出典:MYUNGFILMS
ただ、やるべきことを
社会派
2024/100分

あらすじ

「ろうそくデモ」が行われた2016年の韓国を舞台に、不況にあえぐ造船業界を背景としてリストラに直面した人事部社員たちの葛藤と決断をリアルに描いた社会派ドラマ。

キャスト

チャン・ソンボム、ソ・ソッキュ、キム・ドヨン、キム・ヨンウン、チャン・リウ 他

韓国観客動員数

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口コミ

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予告映像


動画出典:MYUNGFILMS

『PROJECT Y』(2025)

ハン・ソヒとチョン・ジョンソという、いま最も勢いのある2人の女優が共演したクライムサスペンス映画『PROJECT Y』。

韓国でもまだ公開前ながら、早くも映画ファンの間で注目を集めている話題作である。

物語の舞台は、眠らない街・ソウルの江南にある歓楽街。互いだけを頼りに生きるミソンとドギュンが、底辺の現実から抜け出すため、80億ウォンの金塊を奪う大胆な計画に挑む。

そこに描かれるのは、絶望と希望のはざまで生き抜く人間たちの切実なエネルギーだ。

メガホンを取るのは、俳優出身のイ・ファン監督。感情の機微を繊細に描き出す演出が、主演2人の危うくも美しいケミストリーを際立たせる。

来年1月23日、日本で公開予定。スクリーンを支配するハン・ソヒとチョン・ジョンソの火花のような共演から、目が離せない。

●日本公開日:2026年1月23日(金)

画像出典:MEGABOX PLUSM
PROJECT Y
サスペンス
2025/110分

あらすじ

ソウル・江南の歓楽街を舞台に、互いだけを頼りに生きるミソンとドギュンが、底辺の現実から抜け出すために80億ウォンの金塊を盗むクライム・サスペンス。

キャスト

ハン・ソヒ、チョン・ジョンソ、イ・ジェギュン、キム・ソンチョル 他

韓国観客動員数

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口コミ

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予告映像


動画出典:リアルサウンド映画部(サブチャンネル)

『NO OTHER CHOICE』(2025/139分)

最後にご紹介するのは、今年9月に韓国で公開されたばかりの最新作『NO OTHER CHOICE』(原題:어쩔수가없다)。イ・ビョンホン、ソン・イェジン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン、チャ・スンウォンという豪華キャストが集結した、パク・チャヌク監督の最新社会派コメディ・スリラー。

「すべてを成し遂げた」と思えるほど人生に満足していた、25年のキャリアを持つ会社員マンス。しかしある日、会社から突然の解雇を言い渡されたことをきっかけに、彼の穏やかな日常は一変する。

社会の歪みや組織の非情さをユーモラスかつ鋭く描き出し、笑いと苦みが交錯する物語が展開される。

来年3月、日本の劇場での公開が決定した本作は『第50回トロント国際映画祭』で観客賞を受賞し、『第58回シッチェス映画祭』ではパク・チャヌク監督が監督賞を獲得。

華やかなキャストと社会的テーマが見事に融合した、人間のリアルを描く異色の一本となっている。

●日本公開予定:2026年3月予定

画像出典:CJ ENM MOVIE
NO OTHER CHOICE
犯罪/スリラー
2025/139分

あらすじ

25年間、製紙会社に勤める男マンスが突然の解雇に直面し、家族を守るために再就職に向けて奮闘する姿を描いた犯罪スリラー。

キャスト

イ・ビョンホン、ソン・イェジン、パク・ヒスン、イ・ソンミン、ヨム・ヘラン 他

韓国観客動員数

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口コミ

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予告映像


動画出典:CJ ENM Movie

ダンミ ニュース部

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