• 10月8日、『25年10月第1週TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が発表。
  • 秋夕連休で視聴熱が高まる中『暴君のシェフ』の牙城をNetflix『魔法のランプにお願い』が崩し、初登場1位にランクイン。
  • ペ・スジ×キム・ウビン×キム・ウンスク×アン・ギルホの“最強タッグ”が話題を席巻した。

10月8日、『25年10月第1週TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』が発表された。

同期間、韓国は秋夕(チュソク)の大型連休にあたり、家族や友人と過ごす穏やかな時間の中で、例年よりも多くの視聴者がテレビや配信コンテンツを楽しんだとみられる。

先月28日に全国最高視聴率17.1%を記録し、tvNドラマとして今年最高の数字を残した『暴君のシェフ』。これまで6週連続で話題性ランキング1位を守り抜いてきた”絶対王者”だったが、10月3日よりNetflixで配信開始されたオリジナルドラマ『魔法のランプにお願い』がついにその牙城を崩し、初登場にして話題性1位を獲得した。

ペ・スジ×キム・ウビン主演、脚本キム・ウンスク×演出アン・ギルホという”最強の組み合わせ”が生み出した話題作が、今回ついに王座を射止めた。

そこで本記事では、そんな激戦を繰り広げた『25年10月第1週TV-OTT韓国ドラマ話題性ランキング』のトップ5をご紹介する。

第5位『北極星』(STAR/2025/全9話)

9月10日に配信スタートしたDisney+オリジナル韓国ドラマ『北極星』が第5位にランクイン。今回、話題性5.97%を獲得した。

チョン・ジヒョン×カン・ドンウォンという、まさに“夢の共演”ともいえる豪華キャストが集結した話題作だ。

特にカン・ドンウォンは、2004年放送のSBS『マジック』以来、約21年ぶりのドラマ復帰となり、ファンの期待値が高い。

政治・アクション・ロマンスを織り交ぜた重厚な構成は、2009年に大ヒットした『IRIS-アイリス-』を彷彿とさせ、“アイリスファン必見”との声も多い。

映画級の映像美とスケールで社会派ドラマとしての骨太さを見せる一方、テーマを盛り込みすぎたことで焦点がやや散漫になり、評価が分かれているという。

●日本配信情報:Disney+ (2025年10月10日現在)

画像出典:STAR
北極星
スパイ/サスペンス/ロマンス
STAR/2025/全9話

あらすじ

韓国の女性大統領候補ムンジュと秘密を抱える脱北者の男サンホが朝鮮半島の平和を脅かす攻撃の裏に隠された秘密を暴くために奔走するスパイ・サスペンス。

キャスト

カン・ドンウォン、チョン・ジヒョン、オ・ジョンセ、イ・サンヒ、イ・ミスク 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:ディズニープラス

第4位『優しい女 プ・セミ』(Genie TV, ENA/2025/全12話)

初登場第4位にランクインしたのは、話題性6.51%を獲得した『優しい女 プ・セミ』。9月29日より韓国ENAで放送スタートしたGenie TVオリジナルドラマだ。

チョン・ヨビン、ジニョン、ソ・ヒョヌ、チャン・ユンジュ、チュ・ヒョニョンら実力派俳優が集結し、スリルとロマンスが交錯する物語を繊細に描く本作。

人生の一発逆転を夢見るボディガード、キム・ヨンランが、余命わずかな財閥会長カ・ソンホと契約結婚。”プ・セミ”という偽りの身分で3カ月間を生き抜くというスリリングな展開が、視聴者を物語の渦中へと引き込んでいる。

初回2.4%でスタートした本作は、回を追うごとに視聴率が上昇し、10月7日放送の第4話では全国5.1%を記録。危険な契約結婚と、莫大な遺産をめぐる人間ドラマが緊張感を生み出し、今後の展開にも注目が集まっている。

●日本配信情報:U-NEXT (2025年10月10日現在)

画像出典:Genie TV, ENA
優しい女 プ・セミ
犯罪/ロマンス
Genie TV, ENA/2025/全12話

あらすじ

余命宣告を受けた財閥会長と契約結婚した女性ボディガードが、巨額の遺産を狙う者たちを前に身分を偽り生き抜こうとする犯罪ロマンス。

キャスト

チョン・ヨビン、ジニョン、ソ・ヒョヌ、チャン・ユンジュ、チュ・ヒョニョン 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:STUDIO GENIE

第3位『濁流』(STAR/2025/全9話)

第3位は、Disney+初のオリジナル韓国時代劇『濁流』がランクイン。今回、前週比+1.25となる話題性占有率8.39%を獲得した。

無法地帯と化した朝鮮を舞台に、過去を隠して生きるならず者チャン・シユル、朝鮮一の商人を夢見るチェ・ウン、清廉な官吏を志すチョン・チョン。3人の若者の交錯する運命を描いた壮大なヒューマンドラマだ。

主演はロウン、シン・イェウン、パク・ソハム。10月27日に入隊を控えるロウンにとって、本作は入隊前最後の主演作となる。

それぞれ異なる夢と信念を抱き、混乱と腐敗の時代を力強く生き抜こうとする3人の姿が、視聴者の心を強く揺さぶっている。混沌の中でも人としての誇りを貫こうとする人々の生き様が、“時代劇を超えたドラマ”として高い評価を集め、配信を追うごとに話題性も上昇中だ。

●日本配信情報:Disney+ (2025年10月10日現在)

画像出典:STAR
濁流
時代劇/アクション
STAR/2025/全9話

あらすじ

青く澄んだ景観が濁流と化した京江を舞台に、過去を隠してならず者となったチャン・シユル、商人を夢見るチェ・ウン、清廉な官吏を志すチョン・チョンの運命が交錯してゆくアクション時代劇。

キャスト

ロウン、シン・イェウン、パク・ソハム、パク・ジファン、チョン・ベス 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:ディズニープラス

第2位『100番の思い出』(JTBC/2025/全12話)

第2位は、話題性占有率12.01%を記録したJTBC『100番の思い出』。

キム・ダミ、シン・イェウン、ホ・ナムジュンが主演を務める本作は、1980年代の韓国・ソウルを舞台に、バス“100番”の車掌として働くヨンレとジョンヒ、そして2人が出会う運命の男性ジェピルとの間で揺れる友情と初恋の物語を描く。

ノスタルジックな街並み、温かな色調の映像、アナログな日常。“あの頃”の青春を丁寧に切り取る演出が、多くの視聴者の共感を呼んでいる。

初回3.3%でスタートした本作は、第8話で全国5.8%を記録し、残すところあと4話。レトロな世界観と繊細な感情表現が融合したニュートロ青春ドラマ”として、今クール屈指の注目作となっている。

●日本配信情報:U-NEXT (2025年10月10日現在)

画像出典:JTBC
100番の思い出
ロマンス/ヒューマン/コメディ
JTBC/2025/全12話

あらすじ

1980年代、100番バスの案内員ヨンレとジョンヒの輝く友情、そして二人の前に現れる運命の男性ジェピルをめぐって繰り広げられる青春ロマンス。

キャスト

キム・ダミ、シン・イェウン、ホ・ナムジュン、イ・ウォンジョン、イ・ジョンウン 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:JTBC Drama

第1位『魔法のランプにお願い』(Netflix/2025/全13話)

10月3日に配信スタートしたNetflixオリジナルドラマ『魔法のランプにお願い』が、初登場にして話題性ランキング第1位を獲得。

話題性占有率35.13%を記録した。

主演のキム・ウビンとペ・スジは、2016年放送のKBS『むやみに切なく』以来およそ9年ぶりの共演となり、放送前からファンの期待が高まっていた。

脚本を手がけるのは、『シークレット・ガーデン』(SBS/2010~2011)や『太陽の末裔 Love Under The Sun』(KBS/2016)、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(tvN/2016~2017)など、数々の名作を生み出してきたキム・ウンスク。

演出は『屋根部屋のプリンス』(SBS/2012)、『青春の記録』(tvN/2020)、『私の夫と結婚して』(tvN/2024)の日本リメイク版などを手掛けたアン・ギルホが担当し、Netflixオリジナルドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』以来の最強タッグが再集結した。

ソン・ヘギョが特別出演したことでも注目を集めた本作は、ドバイで極秘撮影された壮大なスケールと、息をのむ映像美が話題に。キム・ウンスクらしい人間の願いや欲望の本質を問いかける哲学的なテーマが作品全体を貫き、単なるファンタジーを超えた深みを見せている。

一方で「序盤の展開がややゆるやか」との声もあるが、じわじわと世界観に引き込む脚本と俳優陣の繊細な演技が高く評価されており、2025年秋ドラマの覇者として堂々の首位スタートを切った。

●日本配信情報:Netflix (2025年10月10日現在)

画像出典:Netflix
魔法のランプにお願い
ファンタジー/ラブコメディ
Netflix/2025/全12話

あらすじ

千年ぶりにカムバックした“キャリア断絶”の精霊ジニーが、感情を持たない人間ガヨンと出会い、彼女の前に現れた3つの願いをきっかけに始まる予測不能なファンタジー・ラブコメディ。

キャスト

キム・ウビン、スジ、アン・ウンジン、ノ・サンヒョン、コ・ギュピル 他

最高視聴率・受賞歴など

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口コミ

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予告映像


動画出典:Netflix Japan

25年10月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキング トップ10

2025年10月第1週 TV-OTTドラマ話題性ランキング トップ10
順位 作品名 放送局/年度 出演者 話題性占有率/前週比

1
魔法のランプにお願い Netflix
(2025)
キム・ウビン
ペ・スジ
ノ・サンヒョン
35.13%
2 100番の思い出 JTBC
(2025)
キム・ダミ
シン・イェウン
ホ・ナムジュン
12.01%
(+4.89%)
3 濁流 STAR
(2025)
ロウン
シン・イェウン
パク・ソハム
8.39%
(+1.25%)

4
優しい女 プ・セミ Genie TV, ENA
(2025)
チョン・ヨビン
ジニョン
ソ・ヒョヌ
6.51%
5 北極星 STAR
(2025)
チョン・ジヒョン
カン・ドンウォン
オ・ジョンセ
5.97%
(-1.21%)

6
テプン商事 tvN
(2025)
イ・ジュノ
キム・ミンハ
キム・ジヨン
4.35%
7 ウンジュンとサンヨン Netflix
(2025)
キム・ゴウン
パク・ジヒョン
キム・ゴヌ
4.27%
(-4.39%)
8 シン社長プロジェクト tvN
(2025)
ハン・ソッキュ
ペ・ヒョンソン
イ・レ
4.21%
(+0.1%)
9 マイ・ユース (My Youth) JTBC
(2025)
ソン・ジュンギ
チョン・ウヒ
イ・ジュミョン
3.93%
(+0.13%)
10 月まで行こう MBC
(2025)
イ・ソンビン
ラ・ミラン
キム・ヨンデ
3.07%
(+0.57%)
FUNdex『TV-OTT DRAMA BuzzWorthiness』参照 (2025年10月8日発表) / 「★」は初登場

ダンミ ニュース部

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