• チャウヌが論山訓練所で「中隊長訓練兵」に任命され、その精悍な軍服姿が公開された。
  • 中隊長訓練兵はリーダーシップや責任感などを総合評価して選ばれる訓練所の代表的役職である。
  • 過去にはBTSジン、カン・テオ、イ・スンギ、ユク・ソンジェらも歴任している。

写真=韓国陸軍訓練所公式ホームページ

去る7月に入隊したASTROのチャウヌが、訓練所で新兵たちのリーダー役である「中隊長訓練兵」に抜擢されたようだ。軍服姿で直立する写真が公開され、その精悍な表情と端正な姿勢が注目を集めている。

8月13日、韓国陸軍訓練所公式ホームページの「訓練兵スケッチ」コーナーには、同僚たちと訓練を受けるチャウヌの姿が掲載された。写真では軍服に中隊長訓練兵の腕章を着用し、真っ直ぐな視線をカメラに向けている。やや日焼けした肌と、軍服の上からでも際立つ整った容貌が印象的だという。

中隊長訓練兵は、全訓練兵の中からリーダーシップ、責任感、体力、号令伝達力などを総合的に評価して選ばれる役割である。生活態度や誠実さ、対人関係まで幅広く考慮され、先任教官によって任命されるという。中隊の人員報告や訓練時の掛け声の先導、生活館内の雰囲気管理など、多岐にわたる任務を担う。いわば訓練所における「代表訓練兵」とも言える存在であり、誰もが務められる役ではないという。

チャウヌは7月28日に忠清南道論山の陸軍訓練所に入所し、基礎軍事訓練を受けている。修了後は陸軍軍楽隊で服務を続ける予定で、除隊予定日は2027年1月27日。入隊前のライブ配信では「入隊後の30代も楽しみだ。皆さんがすることに幸運がありますように。元気に行ってきます」と挨拶していた。

この「中隊長訓練兵」は、過去にも著名人が務めたことで知られている。

BTSのジンは2022年12月の入隊後、同役職に任命され話題となった。ワールドスターでありながら同期兵士たちと打ち解ける姿が報じられ、親しみやすい人柄が注目を集めたという。

俳優カン・テオも、ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』での人気を経て入隊し、中隊長訓練兵を務めた後、新兵教育隊の助教として服務を続けた。歌手で俳優のイ・スンギは2016年1月に論山訓練所へ入所、ファンから届く大量の手紙を全て目を通すなどのエピソードと共に、中隊長訓練兵を務めたことをファンクラブを通じて報告している。

また、BTOBのユク・ソンジェも2020年5月の入所時に中隊長訓練兵に選ばれ、中隊を代表する存在として活動した。さらにEXOのスホ、INFINITEのソンヨル、2PMのウヨンやオク・テギョンらも歴任しており、芸能界出身者がその役割を担った事例は少なくない。

こうした過去の事例を見ると、中隊長訓練兵は単なる形式的な役職ではなく、人物像や態度が高く評価された証しとも受け取られているようだ。今回のチャウヌの任命も、その責任感や周囲への影響力が認められた結果とみられる。

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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