• 韓国の地上波テレビ局SBSのお家芸といえば、社会派ドラマだ。
  • 韓国社会が抱える問題に切り込んで視聴者の共感を呼び、ヒーローの登場でカタルシスをプレゼントする。
  • 来週日本のテレビで放送される予定の、スカッとするSBSドラマを紹介する。

韓国の地上波テレビ局SBSは、数々のヒット作を生み出してきた。

なかでも、同局のお家芸と言われる社会派ドラマには当たりが多く、韓国社会が抱える問題や闇に鋭く切り込んで、リアリティーたっぷりなストーリーで視聴者を魅了する。

怒りや悲しみ、問題意識が芽生えたらSBSの罠にかかったも同然。社会的弱者の味方となるヒーローが登場して、悪を成敗するカタルシス抜群の物語から抜け出せなくなる。

展開はある程度読めていても、クセになる作品ばかりで、シリーズものとして長きに渡って愛されているものも多い。

来週からは、そんなスカッとさせてくれるSBSドラマが、BS・CSで放送される予定。暑さを吹き飛ばしてくれるような爽快感抜群の話題作・人気作ばかりだ。

わずか1000ウォンの弁護士 (SBS/2022)

『わずか1000ウォンの弁護士』は、奇想天外な方法で依頼人を守る型破りな弁護士が主人公のナムグン・ミン主演作。社会的弱者の立場に立ち、弁護士として手腕を振るう姿が見どころだ。

高額な弁護士報酬を支払うことのできない人のために、1000ウォン(約100円)で依頼を受け、次々と彼ら彼女らの無念を晴らしていく。

重いテーマを扱いながらもコミカル要素を盛り込んだ、気軽に楽しめて見応えある1作となっている。

●日本初回放送情報:BS10/2025年7月22日(火) 夕方5:00~よる6:00
●番組ページ:https://www.bs10.jp/program/korea/wazuka1000won/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
わずか1000ウォンの弁護士
ヒューマン
SBS/2022/全12話

あらすじ

弁護士3万人の時代に、弁護士費用1000ウォンで依頼を受け、依頼人とのために法律と高い費用の弁護士たちに立ち向かうヒューマンドラマ。

キャスト

ナムグン・ミン、キム・ジウン、チェ・デフン、イ・ドクファ、パク・ジヌ 他

最高視聴率・受賞歴など

15.2%

口コミ

「話数が進むごとに引き込まれる」
「いろいろな展開があって最後まで飽きずに楽しめた」
「コメディとシリアスのバランスがちょうどよかった」

予告映像


動画出典:ディズニープラス

復讐代行人2~模範タクシー~ (SBS/2023)

『復讐代行人2~模範タクシー~』は、イ・ジェフンが主演を務めた『復讐代行人~模範タクシー~』(SBS/2021)のシリーズ第2弾。犯罪被害者からの依頼を受けて、タクシー運転手の主人公とその仲間たちが悪人に制裁を下していく。

法で裁けない者たちを相手にしており、正義で対抗するのではなくダークヒーローであるのが特徴。復讐と表現するのにぴったりな展開は痛快で、毎話独創的な手段によって悪に立ち向かい、観る者に爽快感をプレゼントする。

学校暴力や不動産・高齢者詐欺、サイバー宗教など、韓国で実際に起こった事件をモチーフに展開されたるストーリーは現実味があり、物語に没入せずにはいられないだろう。

●日本初回放送情報:ホームドラマチャンネル/2025年7月22日(火) 午後3:15
●番組ページ:https://www.homedrama-ch.com/series/17861
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
復讐代行人2 ~模範タクシー~
アクション/復讐
SBS/2023/全16話

あらすじ

ベールに包まれたタクシー会社と、タクシー運転手のキム・ドギ(イ・ジェフン扮)が、被害者の代わりに復讐する私的復讐代行劇。タクシー運転手として働くドギが勤めるタクシー会社は裏で被害者の代わりに復讐を代行する"模範タクシー"を運営していた。ドギとともに悪に立ち向かった仲間は、各自の場所に戻ったものの再び集結する。ある日、彼らのもとに新たな依頼が入ってきて・・。

キャスト

イ・ジェフン、キム・ウィソン、ピョ・イェジン、チャン・ヒョクジン、ぺ・ユラム 他

最高視聴率・受賞歴など

21.0%

口コミ

「シーズン1より面白かった」
「コミカルに描いてあるので、気持ちが落ち込まずに観られる」
「悪い者を成敗する方法が面白い」

予告映像


動画出典:PLAN Kエンタテインメント

熱血司祭 (SBS/2019)

『熱血司祭』は、シーズン2まで制作されたSBSの人気シリーズものの1つ。汚職や不正を暴く司祭の奮闘を描いたキム・ナムギル主演作だ。

社会風刺とコメディー、アクションが見事に調和しており、怒りをコントロールできない司祭が不正に立ち向かっていく。

権力の腐敗や地域社会におけるカルテルなど、韓国社会が抱える問題をドラマチックの取り上げ、社会的メッセージを視聴者に届けるエンターテインメント性と社会性の両方を併せ持った作品だ。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年7月26日(土) 9:30~
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011211/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
熱血司祭
アクション/コメディ
SBS/2019/全40(20)話

あらすじ

過去のトラウマにより怒りを抑えきれないクセ者司祭が悪事を働く権力者たちに立ち向かう痛快アクションコメディ。

キャスト

キム・ナムギル、キム・ソンギュン、イ・ハニ、コ・ジュン、クム・セロク 他

最高視聴率・受賞歴など

22.0%

口コミ

「長いけど面白かった」
「ストーリーがしっかりとしている」
「痛快という言葉がぴったり」

予告映像


動画出典:PLAN Kエンタテインメント

アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~ (SBS/2022)

『アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~』は、巨悪によって命を失ったものの2度目の人生を与えられた熱血刑事が、韓国を掌握する絶対的権力者に対抗して、正義を実現しようとするイ・ジュンギ主演作。

自身を死に追いやったものへの復讐劇はもちろんだが、社会的弱者の言葉を代弁するかのような主人公の姿が印象的だ。

また、タイムループ要素がスパイスとなり、記憶と経験を武器に悪に立ち向かうストーリーも人生リセット物ならではの面白さが。緻密かつ徹底的に準備した戦略によって、悪と激しいバトルを繰り広げていく。

●日本初回放送情報:フジテレビTWO/2025年7月21日(月) 25:10~26:20
●番組ページ:https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200117.html
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
アゲイン・マイ・ライフ~巨悪に挑む検事~
アクション/サスペンス
SBS/2022/全16話

あらすじ

正義感が強い熱血検事のキム・ヒウ(イ・ジュンギ扮)は、政界の大物で悪人のチョ・テソプ(イ・ギョンヨン扮)を捕まえる寸前で殺害されてしまう。しかし冥土の使い(チャ・ジュヨン扮)から「テソプに罪を償わせること」を条件に2度目の人生が与えられる。15年前の高校生からやり直すことになったヒウは、綿密な計画を立て、復讐をすることに・・。

キャスト

イ・ジュンギ、イ・ギョンヨン、キム・ジウン、チョン・サンフン、チェ・グァンイル 他

最高視聴率・受賞歴など

12.0%

口コミ

「結末が分かっていても、どのような過程があるのかが面白かった」
「テンポよくサクサクと観られる」
「終わり方がモヤモヤ」

予告映像


動画出典:Hulu Japan公式

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

記事一覧を見る(1284件)




ご意見を自由にコメントしてください!

記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。

編集部おすすめ記事blank

サイトの広告について

Danmee(ダンミ)は、収益化の一環としてオンライン広告を展開しております。広告の内容(公序良俗を害するもの)や、可読性の低下につながる広告に関するご意見はこちらのフォームをご利用ください。

この記事と関連度が高いトピック

現在読まれています!

最新記事

RECENT TOPICs