• tvN『いつかは賢いレジデント生活』とNetflix『弱いヒーロー Class2』が話題性で接戦。
  • 前評判も高かった両作だが、最終的には『いつかは賢いレジデント生活』が3週連続1位に。
  • 聴率も順調に上昇中で、シリーズの人気と期待感を改めて証明した。

5月7日、『25年5月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキング』(調査期間:4月28日~5月4日)が発表された。

今週も韓国ドラマ界では注目作が並び、視聴者の関心を集めている中、特に話題をさらったのはtvN『いつかは賢いレジデント生活』とNetflix『弱いヒーロー Class2』だ。

両作とも公開前から高い注目度を誇っており、『いつかは賢いレジデント生活』は大ヒット作『賢い医師生活』シリーズのスピンオフ作品として、『弱いヒーロー Class2』は熱狂的な支持を集めた前作の続編として期待が寄せられていた。

今回接戦の末、首位に輝いたのは『いつかは賢いレジデント生活』。これで3週連続の1位を達成し、シリーズの底力を改めて証明する形となった。視聴率も放送開始当初よりじわじわと上昇しており、物語の展開とともに人気も右肩上がりの様子だ。

そこで本記事では、『25年5月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキング』のトップ5をご紹介する。

第5位『鬼宮』(SBS/2025/全16話)

第5位は『鬼宮』がランクインした。

今回の話題性占有率は6.90%で、前週より-1.36%とややダウンしたものの、安定した関心を集めている。

主演を務めるのは、BTOBのユク・ソンジェと宇宙少女のボナことキム・ジヨン。

本作は、近年ヒット作を連発している“SBS金土ドラマ枠”で放送中で、時代劇でありながらファンタジーやラブコメディの要素もバランスよく織り交ぜられており、時代劇初心者からコアファンまで幅広い層に支持されているようだ。

視聴率も順調に推移しており、現在の最高は9.3%。記念すべき二桁突破も目前だ。

●日本配信情報:Lemino (2025年5月8日現在)

画像出典:SBS
鬼宮
時代劇/ファンタジー/ラブコメディ
SBS/2025/全16話

あらすじ

霊媒の運命を拒否する巫女のヨリと彼女の初恋相手ユンガプの体内に閉じ込められたイムギのカンチョルが王家に恨みを持つ八尺鬼に立ち向かうファンタジー・ラブコメ時代劇。

キャスト

ユク・ソンジェ、キム・ジヨン、キム・ジフン、キム・イングォン、ハン・ソウン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

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予告映像


動画出典:Lemino

第4位『君は天国でも美しい』(JTBC/2025/全12話)

第4位にランクインしたのは『君は天国でも美しい』。

話題性占有率は8.97%で、前週比では微増(+0.03%)と安定した注目を維持している。

4月19日より韓国JTBCで放送がスタートした本作は、実年齢42歳差のキム・ヘジャとソン・ソックが主演を務めている点でも大きな話題を呼んでいる。

前作よりも高い視聴率でスタートを切ったが、その後は5〜6%台で推移しており、視聴率の伸びにはやや停滞感が見られる。

ジャンルの特性上、感情に訴える“新派”的な要素が強く、好みが分かれる部分もあるが、俳優陣の演技力と興味深い設定、適切な演出で一定の評価を得ている。

中盤以降、やや惜しい展開が見受けられるものの、ヒーリング・新派・コメディがほどよくブレンドされた“無難なキリングタイム向けドラマ”として受け入れられているようだ。

●日本配信情報:Netflix (2025年5月8日現在)

画像出典:JTBC
君は天国でも美しい
ファンタジー/ラブコメディ
JTBC/2025/全12話

あらすじ

80歳の姿で天国にたどり着いたヘスクが、若返った夫ナクジュンと再会し繰り広げるファンタジー・ロマンス。

キャスト

キム・ヘジャ、ソン・ソック、ハン・ジミン、イ・ジョンウン、チョン・ホジン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

予告映像


動画出典:Netflix Japan

第3位『新兵 シーズン3』(Genie TV, ENA/2025/全8話(*OTTバージョンは全16話))

第3位は『新兵 シーズン3』がランクイン。話題性占有率は12.61%で、前週より+2%と存在感をしっかりと伸ばした。

先月29日に全国最高視聴率3.3%を記録して放送を終えた本作は、“兵役”という韓国男性なら誰もが経験するテーマを扱っており、リアルで共感を呼ぶ描写が視聴者の心をつかんだ。

人気シリーズの第3弾として好調を維持しており、新たな登場人物を活かした多様な展開や、過去シーズンのキャラクター再登場といった工夫も評価されている。

すでにシーズン4の制作も確定しており、今後の展開にも期待が高まっている。

画像出典:Genie TV, ENA
新兵 シーズン3
ブラックコメディ
Genie TV, ENA/2025/全8話

あらすじ

韓国軍隊をリアルに描いたブラックコメディ「新兵」の第3弾。

キャスト

キム・ミノ、キム・ドンジュン、オ・デファン、ナム・テウ、イ・サンジン 他

最高視聴率・受賞歴など

3.3%

口コミ

-

予告映像


動画出典:STUDIO GENIE

第2位『弱いヒーロー Class2』(Netflix/2025/全8話)

第2位は『弱いヒーロー Class2』がランクインした。

今回話題性占有率は22.94%で、前週比+2.03%と勢いを増している。

4月25日より配信が開始された本作は、前作がWavveオリジナル作品として公開されたのに対し、今作はNetflixオリジナル作品として全世界に届けられており、グローバルな注目度も一気に加速した。

実際、世界中に億単位の加入者を抱えるNetflixでの公開という強みもあり、「人気に火が付くのに時間はかからなかった」との評価も出ている。

さらに、今作ではリョウン、チェ・ミニョン、ユ・スビン、ペ・ナラ、イ・ミンジェ、イ・ジュニョンら新キャストが登場し、物語のスケールも一段とアップ。前作ファンから新規視聴者まで幅広く取り込んでいる印象だ。

●日本配信情報:Netflix (2025年5月8日現在)

画像出典:Netflix
弱いヒーロー Class2
学園/アクション
Netflix/2025/全8話

あらすじ

友人を守るために暴力に立ち向かったものの、結局守りきれなかったトラウマを抱え、ウンジャン高校へ転校した優等生ヨン・シウンが繰り広げる学園アクション。

キャスト

パク・ジフン、リョウン、チェ・ミニョン、ユ・スビン、ペ・ナラ 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

「前回のようなシリアスさ、緊張感がなかった」
「シーズン1の方がいいかも」
「シーズン2は展開が早すぎる」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

第1位『いつかは賢いレジデント生活』(tvN/2025/全12話)

25年5月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキングの1位は『いつかは賢いレジデント生活』。

今回、前週比+4.81%となる話題性占有率は26.96%を獲得し、見事3週連続で首位の座を守り抜いた。

本作は、人気シリーズ『賢い医師生活』のスピンオフとして制作され、”いつかは賢い”医師になることを夢見るレジデントたちが、葛藤や失敗を経て成長していく姿を描いている。

主演を務めるのは、コ・ユンジョン、シン・シア、カン・ユソク、ハン・イェジなどフレッシュな若手俳優たち。

等身大の演技と温かなストーリーが視聴者の共感を呼び、回を重ねるごとに視聴率も上昇。

シリーズの魅力をしっかりと引き継ぎつつ、若い世代の視点で新たな“医師生活”を描く作品として、安定した評価を得ている。

●日本配信情報:Netflix (2025年5月8日現在)

画像出典:tvN
いつかは賢いレジデント生活
ヒューマン/メディカル
tvN/2025/全12話

あらすじ

上級総合病院の教授と、専門医たちのリアルな病院生活と友情を描いたメディカル・ヒューマンドラマ。

キャスト

コ・ユンジョン、シン・シア、ハン・イェジ、カン・ユソク、チョン・ジュンウォン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

「前作に続いて面白い」
「3話目あたりから面白くなったきた」
「スピンオフ版というより別物」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

25年5月第1週 TV-OTT総合 話題性ランキング トップ10

2025年5月第1週 TV-OTTドラマ話題性ランキング トップ10
順位 作品名 放送局/年度 出演者 話題性占有率/前週比
1 いつかは賢いレジデント生活 tvN
(2025)
コ・ユンジョン
シン・シア
カン・ユソク
26.96%
(+4.81%)
2 弱いヒーロー Class2 Netflix
(2025)
パク・ジフン
リョウン
チェ・ミニョン
22.94%
(+2.03%)
3 新兵 シーズン3 Genie TV/ENA
(2025)
キム・ミノ
キム・ドンジュン
オ・デファン
12.61%
(+2%)
4 君は天国でも美しい JTBC
(2025)
キム・ヘジャ
ソン・ソック
ハン・ジミン
8.97%
(+0.03%)
5 鬼宮 SBS
(2025)
ユク・ソンジェ
キム・ジヨン
キム・ジフン
6.90%
(-1.36%)

6
24時ヘルスクラブ KBS
(2025)
イ・ジュニョン
チョン・ウンジ
イ・ミド
3.93%
7 離婚保険 tvN
(2025)
イ・ドンウク
イ・ジュビン
イ・グァンス
3.20%
(+0.31%)
8 トクスリ5兄弟をお願い! KBS
(2025)
オム・ジウォン
アン・ジェウク
チェ・デチョル
2.57%
(+0.36%)

9
女王の家 KBS
(2025)
ハム・ウンジョン
ソ・ジュニョン
パク・ユンジェ
1.88%
10 バニーとお兄さんたち MBC
(2025)
ノ・ジョンウィ
イ・チェミン
チョ・ジュニョン
1.76%
(+0.36%)
FUNdex『TV-OTT DRAMA BuzzWorthiness』参照 (2025年5月7日発表) / 「★」は初登場

ダンミ 編集部

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