• IVEのガウルが中国ファッション誌「TadaPOPs」の創刊号表紙を飾り、話題を呼んでいる。
  • この掲載が「限韓令」緩和の象徴と受け取られ、一部では「解除の妖精」との声も上がっている。
  • ただし限韓令の全面解除は行われておらず、状況は依然として不安定なままである。

IVE ガウル(画像出典=©TadaPOPs)

IVEのメンバー、ガウルが中国の新創刊ファッション誌「TadaPOPs」のカバーを飾った。

所属事務所STARSHIPエンターテインメントが公式に伝えた内容によると、ガウルは表紙だけでなく誌面グラビアにも登場し、そのビジュアルの多彩さが注目を集めているという。

黒白トーンで目を閉じて佇むポーズや、ブルーの背景での高慢な眼差し、レッドドレスに濃いメイクを合わせたカットなど、複数のコンセプトが用意され、それぞれ異なるスタイルで多様な魅力を発散したとされる。

この話題が特別な注目を集めている背景には、「限韓令」の存在がある。これは2016年、韓国によるTHAADミサイル配備を契機に、中国当局が韓流コンテンツや韓国芸能人の活動を非公式に制限してきたものだ。公式な発表がない中で続いてきたこの措置は、ファンや業界関係者の間で長らく重しとなっていた。

最近では一部で緩和の兆しが見られ、韓国アーティストが中国メディアに登場するケースも増えつつあるようだが、「全面解除」という段階には至っておらず、現場での温度差も指摘されている。

実際、今年に入ってからもジョン・ヨンファのバラエティ番組出演が突如キャンセルされたり、RAIN(ピ)やBLACKPINKの出演計画が白紙になったとされるなど、状況は一様ではない。「一度開きかけた扉が再び閉じかけている」との見方もある。

そうした中でのガウルの表紙登場は「象徴的」と捉える声もあるようだ。韓国ネットでは彼女に対して「限韓令解除の妖精」といった異名が飛び交い、「ガウルが突破口を作ったのでは」と、期待が込められた推測も寄せられている模様。文化の交流が細くても繋がり続けていることや韓国芸能人の中国での活動への希望を見出すファンは少なくないようだ。

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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