- 『おつかれさま』(Netflix/2025)は、2025年上半期最高の韓国ドラマと言われている。
- 最終話が配信されて10日経ったが、ドラマファンはいまだその興奮冷めやらない様子。
- 人の好みは千差万別。これから観ようと思っている人に『おつかれさま』のトリセツを作ってみた。

『おつかれさま』(画像出典:Netflix Korea)
2025年上半期最高の韓国ドラマと言われている『おつかれさま』(Netflix/2025)。
3月7日の公開翌日に、配信サイトであるNetflix(ネットフリックス)で全世界8位になったかと思えば、9日には6位に、15日には4位になり、最終的にお目見えから3週目で栄えある1位の座を獲得した。
『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』(Netflix/2022、2023)に次いで支持されたドラマで、最終話が配信されて10日経ったが、ドラマファンはいまだその興奮冷めやらない様子。もちろん、日本でも、毎週楽しみに視聴していた人は多い。
しかし、人の好みは千差万別。実際、面白いのかどうなのか。どんな作品なのか、まだご覧になっていない人のために、『おつかれさま』のトリセツを作ってみた。あらすじをはじめ、韓国と日本での反応をまとめている。
あらすじ
『おつかれさま』は、1950年代から現代までの済州島を舞台に、そこで生まれ育った主人公エスンの生涯、そして彼女と関わる人たちの物語を描いたヒューマンドラマ。
序盤は、エスンと母の絆、その後、幼なじみグァンシクとの恋愛・結婚へと物語が進み、やがてエスンの娘の話へ。貧困、死別など人生における様々な悲哀を盛り込みながら、夫婦、人間、親子間の愛まで描いている。誰もが共感しやすい普遍的な要素をテーマに繰り広げられる物語だ。

『おつかれさま』(画像出典:Netflix Korea)
韓ドラ史に残る名作『椿の花咲く頃』(KBS/2019)を世に送り出したイム・サンチュン作家が脚本を手掛けており、演出は、本国はもちろん日本でもファンが多い『マイ・ディア・ミスター』(tvN/2018)のメガホンをとったキム・ウォンソク監督が務めている。
また、キャスト陣まで超豪華。IUをはじめパク・ボゴム、ムン・ソリ、パク・へジュン、ヨム・ヘラン、キム・ソンホ(キム・ソノ)など、韓ドラ人気を支える役者陣が集結した。
好評
成功が約束されたような条件が揃った本作。冒頭で触れたように、多くのドラマファンの心をとらえ、大絶賛されている。
特に各役者の圧巻の演技が好評を得たポイントの1つで、第1話では、特別出演とは思えない好演を繰り広げ、一気に視聴者を本作の虜にしたヨム・ヘランの活躍に拍手を送る人が多かった。
また1人2役を務めたIUを絶賛する声も。キャラクターごとに性格をしっかりと描き分けたとの評価で、相手役パク・ボゴムの圧倒的な存在感も本作を語る上で抜きにはできない。

『おつかれさま』(画像出典:Netflix Korea)
劇の雰囲気とメッセージ性を最大限引き出した、すっきりとした演出も好評。それに加え、近年放送回を追うごとに面白みが減少する作品が目立つと、一部ドラマファンの間で言われているが、本作は失速することなく感動のフィナーレを迎えた。
視聴者はもちろんドラマ評論家も非常に良い反応を示しており、「韓ドラ史上最高のドラマ」や、「マイベストドラマ」との声が上がるほどだ。
微妙な反応
このため、マイナスな意見はほぼ見られないが、大絶賛している人の一部に共通するのが、内容が重たすぎたという感想。
辛すぎる展開に「メンタルをやられそうになった」という声も上がっており、名作の予感はしても序盤からいきなりスタートする壮絶な物語に、途中離脱が頭をよぎったドラマファンもいたようで、気軽にドラマを楽しみたい時や、気分転換などの1つに観る視聴者にとっては、やや避けられがちな作品だ。

『おつかれさま』(画像出典:Netflix Korea)
また、誰もが共感しやすい普遍的な愛をテーマにしており、特に親子愛が色濃く反映されたストーリーだったが、他の人が絶賛するほど同調できなかったという人も。時代ゆえに、女性が受動的に描かれている点が、好みに合わなかったという意見もある。
好評ばかりではないが、作品自体のクオリティーに物申す雰囲気ではない。どうやら、人の心を動かす名作が誕生したようだ。
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