- “19禁ドラマ”が、韓国のネット上で熱い視線を浴びている。
- FUNdex(ファンデックス)が発表した、 “TV・OTTドラマ話題性トップ10”ランキングの、半分が19禁ドラマだ。
- 面白いけれど、視聴には注意が必要な今話題の作品を5つ紹介する。
“19禁ドラマ”が、韓国のネット上で熱い視線を浴びている。日本でいうところの“R-18”にあたるタイプの作品だ。
韓国コンテンツの分析プラットフォームであるFUNdex(ファンデックス)が発表した、2月1週目の“TV・OTTドラマ話題性トップ10”ランキングによると、なんと19禁作品が5作もランクインしている。
年齢による視聴制限がかけられているのはもちろん、刺激的なシーンは好き嫌いが分かれがちなもの。それにもかかわらず、錚々たる人気作とともに19禁ドラマがランキングに名を連ねている。
規制がかかれば、余計に観たくなる人間の好奇心を刺激するが、ドラマファンを魅了したのは、そこだけに留まらない優れたストーリーも関係しているよう。
韓国で19禁指定された面白いけれど視聴には注意が必要な、今話題の作品を5つ紹介する。日本では、本国とは視聴制限の基準が異なっており、R-18にはなっていないようだが、強烈な作品であることに違いはない。
元敬 (tvN/2025)
『元敬』は、朝鮮王朝第3代国王イ・バンウォンの妻である元敬(ウォンギョン)王后を中心に、王と王后、夫と妻の間に隠された物語を描いた時代劇。
序盤に、王と王后、王と側室との破格的な露出シーンがそれぞれ登場して、視聴者から様々な声が上がった。なかには「必要なかったのでは?」との意見もあったが、制作者側はもちろん、役者も同シーンに対して意味や必要性を強く感じていたようで、露出だけが一人歩きしてしまう点に残念な反応。イ・バンウォンの妻の人生を描くうえで、大切な場面の1つだったと語っている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年2月21日現在):未定
画像出典:tvN
元敬
時代劇/ロマンス
tvN/2025/全12話
あらすじ
朝鮮時代初期、新しい世の中を夢見ながら夫の太宗イ・バンウォンを第3代王にしたキングメーカー兼王権"共同創業者"である元敬王后の人生を描いた時代劇。
チャ・ジュヨン、イ・ヒョヌク、イ・イダム、イ・シア、ハン・スンウォン 他
6.6%
-
予告映像
動画出典:tvN DRAMA
イカゲーム シーズン2 (Netflix/2024)
『イカゲーム』シーズン2は、2021年に世界的大ヒットした『イカゲーム』(Netflix/2021)のシリーズ第2弾。前作で一攫千金を懸けてサバイバルゲームに参加した主人公の、その後が描かれている。
エンターテインメント性の非常に強い作品で、ポップな演出と倫理観を無視したかのような過激な描写のギャップが、残忍さをより色濃くさせ、子どもに見せるのには憚られるシーンが盛りだくさん。当たり前のように銃殺されるのは、本作ではもはや見慣れた光景だ。
また、薬物や適切でないセリフも多数登場する。しかし、そこだけクローズアップされて偏った見方をされないのが『イカゲーム』のすごいところ。前作から引き続き、ドラマファンを夢中にさせている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年2月21日現在):Netflix
画像出典:Netflix
イカゲーム シーズン2
サバイバル
Netflix/2024/全7話
あらすじ
「イカゲーム」で優勝した3年後を舞台に、ギフンが再び命がけのゲームに挑むサバイバルドラマ。
イ・ジョンジェ、イ・ビョンホン、コン・ユ、ウィ・ハジュン、イム・シワン 他
-
「シーズン2も面白かった」
「面白くて一気見」
「シーズン1以上にハラハラ」
予告映像
動画出典:Netflix Japan
ニュートピア (coupang play/2025)
『ニュートピア』は、BLACKPINKのジスがパク・ジョンミンと息を合わせたゾンビ恋愛コメディー。ゾンビに襲撃されたソウルを背景に、軍人とのその恋人が互いを救うために孤軍奮闘する物語だ。
18禁に指定された大きな理由は、身体の一部が毀損したゾンビが登場するなど、強烈なゴア要素が含まれているから。しかし、なんとゾンビとの本格的な戦いが始まった第3話で、配信サイトであるcoupang playにおいて歴代最高累積視聴者数を記録するという快挙を成し遂げた。
ロマンスやアクション、コミック要素などが盛り込まれ、明るいゴアものに仕上がっているのが新鮮でうけている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年2月21日現在):Amazon Prime Video
画像出典:coupang play
ニュートピア
ゾンビ/ロマンス
coupang play/2025/全8話
あらすじ
ソウルにある高層ビルの防空部隊を背景に、軍人ジェユンと別れを告げられた彼女のヨンジュがゾンビと死闘を繰り広げながら、お互いに向かって走っていく過程を描いたドラマ。
パク・ジョンミン、ジス、イム・ソンジェ、カン・ヨンソク、ホン・ソヒ 他
-
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予告映像
動画出典:Coupang Play
スタディーグループ (TVING/2025)
『スタディーグループ』は、勉強はできるようになりたいが、喧嘩にしか才能のない主人公が、問題児の集まる学校でスタディーグループを作る学園アクション。
学内に置かれたドラム缶の中にはタバコの吸い殻が溢れ、休み時間の度に喧嘩が繰り広げられる。止めに入る先生には鉄パイプを振り回すなど、教育に適切とは思えないシーンの数々が視聴制限の対象となった。
日本のドラマと比較すると、特に珍しいシーンではないように思えるが、韓国では青少年の視聴に適切ではないと判断された。模倣する危険性を考慮しての判断もあるようだ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年2月21日現在):ABEMA(2月21日18時~)
画像出典:TVING
スタディーグループ
学園/アクション
TVING/2025/全10話
あらすじ
勉強ができるようになりたいが、喧嘩の才能だけが突出しているユン・ガミンが、史上最悪の学校「ユソン工業高校」でスタディーグループを結成することから始まるドタバタ入試ドラマ。
ファン・ミンヒョン、ハン・ジウン、チャ・ウミン、イ・ジョンヒョン、シン・スヒョン 他
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予告映像
動画出典:TVING
善意の競争 (U+モバイルtv/2025)
『善意の競争』は、入試競争が繰り広げられる韓国上位1%の学生が通う名門女子高校を舞台に、様々なものを懸けて競争に依存する少女たちの欲望と友情、葛藤が交錯する学園サスペンス。
全校1位の優秀な生徒が喫煙をしたり、クラブに通ったり、良い成績をとるために薬物に依存するなど、子どもの教育上問題視される設定とシーンが制限を設けられた大きな理由だ。
演出を担当した監督によると、学園ものであるが学生ではなく、し烈な入試戦争を経験した大人を念頭に、彼ら彼女らが面白いと思う世界観で制作したのだとか。
『SKYキャッスル~上流階級の妻たち』(JTBC/2018)など、韓国の入試戦争を題材にした作品は、日本でも好評を得たが、本作もやや同じ匂いのするダークさを含んだ1作だ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年2月21日現在):ABEMA、U-NEXT、Hulu
画像出典:U+モバイルtv
善意の競争
ミステリー/スリラー
U+モバイルtv/2025/全16話
あらすじ
殺伐とした受験競争が繰り広げられる韓国の上位1%のチェファ女子高校に転校してきたスルギと、それぞれ欲望を見せる友人たちそして、修学能力試験の出題委員だった父の謎の死をめぐるミステリー・スリラー。
イ・ヘリ、チョン・スビン、カン・ヘウォン、オ・ウリ、キム・テフン 他
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予告映像
動画出典:STUDIO X+U
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