- 時代劇といえば、大半の方は近代以前の時代を舞台にした歴史ドラマを想像するはず。
- しかし今年、1950年代以降の激動の韓国を舞台にした「モダン時代劇」が多くの視聴者を魅了した。
- 1950年代の韓国といえば、北朝鮮との紛争、韓国戦争により経済的なダメージを受けたものの急速な経済成長を遂げた重要な時代の一つ。
今年、新たな形の”韓国時代劇”が次々と登場し、多くの視聴者を虜にした。
それは、1950年代の激動の韓国社会を舞台にした「モダン時代劇」。
この頃の韓国といえば、1950年6月25日に勃発した韓国戦争で経済的なダメージを負ったものの、それを取り戻す動きが拡大。その後「漢江の奇跡」と呼ばれる急速な経済成長を遂げ、韓国の経済発展史をも大きく変えた時代とされる。
時代劇というと、大半の方は近代以前の時代を舞台にした歴史ドラマを想像するだろうが、1950年代以降のさほど昔ではない時代も時代劇として韓国視聴者から愛されている。
そこで本記事では今年、韓国時代劇の新しい風潮として誕生し注目を浴びた、1950年代以降の韓国が舞台の作品3選をご紹介する。
『捜査班長 1958』(MBC/2024/全10話)
1作目は、去る4月19日から5月18日まで韓国MBCで放送されたイ・ジェフン主演の『捜査班長 1958』。
1971年から1989年まで放送された国民的ドラマ『捜査班長』の前日譚として現代に復活した本作は、1958年を舞台に破天荒な若手刑事が個性あふれる同僚3人とチームを組み、権力の腐敗を暴いていくクライム・サスペンス。
今回、大ヒットドラマの復活ということもあり『コンフィデンシャル/共助』(2017)、『王宮の夜鬼』(2018)のキム・ソンフン監督と『熱血司祭』(SBS/2019)、『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)のパク・ジェボム作家など、ヒットメーカーが制作に携わった。
●日本配信情報:Disney+ (2024年12月12日現在)

画像出典:MBC
捜査班長 1958
犯罪/アクション
MBC/2024/全10話
あらすじ
1958年を舞台に、コソ泥専門のパク・ヨンハン(イ・ジェフン扮)が個性あふれる3人の同僚たちとチームを組み、人々のための刑事に生まれ変わるドラマ。
イ・ジェフン、イ・ドンフィ、チェ・ウソン、ユン・ヒョンス、ソ・ウンス 他
10.8%
-
予告映像
動画出典:ディズニープラス
『サムシクおじさん』(STAR/2024/全16話)
2作目は、韓国映画界を代表するスター、ソン・ガンホのドラマデビュー作でもある『サムシクおじさん』。配信前から韓ドラファンの間で高い関心を集めた一作だ。
今年5月15日にDisney+で配信開始した本作は、戦争中でも1日3食は欠かせない”サムシクおじさん”と、皆が平等に食事ができ、暮らせる豊かな国を目指そうとする青年キム・サンが繰り広げる社会派ドラマ。
本作の時代設定は、1960年代となっている。
●日本配信情報:Disney+ (2024年12月12日現在)

画像出典:STAR
サムシクおじさん
ヒューマン
STAR/2024/全16話
あらすじ
1960年代の韓国を舞台に、戦争中でも1日3食は必ず食べさせるサムシクおじさんと、皆がよく食べて生きる国を作ろうとしたエリート青年キム・サンが出会い、夢を叶えるために奮闘するヒューマンドラマ。
ソン・ガンホ、ピョン・ヨハン、イ・ギュヒョン、チン・ギジュ、ソ・ヒョヌ 他
-
-
予告映像
動画出典:ディズニープラス
『ジョンニョン:スター誕生』(tvN/2024/全12話)
最後にご紹介する作品は、人気同名ウェブ漫画を原作にした『ジョンニョン:スター誕生』。
カメレオン女優として高く評価されているキム・テリが主演を務めた本作は、1950年代の韓国戦争直後の韓国を舞台に天性の歌い手ジョンニョンが自身の人生をかけて国劇俳優を目指す成長記。
初回4.8%と決して高いとは言い難い視聴率でスタートしたものの、話数を重ねるごとに視聴率が上昇。11月17日放送の第12話(最終回)では、全国最高視聴率16.5%を記録し、2024年tvNドラマの2位となった。(12月12日現在)
●日本配信情報:Disney+ (2024年12月12日現在)

画像出典:tvN
ジョンニョン:スター誕生
成長/音楽
tvN/2024/全12話
あらすじ
戦争直後の1950年代を舞台に、生まれつき音の才能を持つジョンニョンの女性国劇団入団と成長記を描いたドラマ。
キム・テリ、シン・イェウン、ラ・ミラン、チョン・ウンチェ、キム・ユネ 他
16.5%
-
予告映像
動画出典:tvN DRAMA
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