- 韓国ドラマのヒロインを務めるのは、これまで現実離れし美貌を持つ大物女優だった。
- 2024年上半期は、あっさりとしたルックスでどんな役にでも染まることのできる女優が主演を務めている。
- 違和感なく役に溶け込み、観る者の共感を呼ぶ淡泊ビジュアルで今年上半期にヒロインを務めた女優を6人ご紹介。
韓国ドラマのヒロインといえば、名の知れた大物女優が務めてきた。
演技はもちろんそのビジュアルまで注目され、絶賛されることもしばしば。彼女たちの美貌は、演技力とセットで常に熱い視線を浴びてきた。
しかし2024年上半期は、これまでとは異なる傾向をみせており、どちらかといえば親近感のあるルックスを持つ女優が主演を担当。
派手さがそこまでなくあっさりとしているからこそどんな役にでもなりきれるのか、違和感がなく親しみを感じさせ共感を呼ぶ演技で韓ドラ界を盛り上げている。
そこで本記事では、2024年上半期のドラマを振り返り、淡泊なビジュアルでヒロインを務めた女優6人を紹介する。
キム・へユン
1人目はキム・へユン。『ソンジェ背負って走れ』(tvN/2024)で女性主人公イム・ソルを演じ、相手役のピョン・ウソクとともにドラマを大ヒットへと導いた女優だ。

『ソンジェ背負って走れ』でヒロインを務めたキム・へユン(画像出典:tvN)
ある事故がきっかけで下半身不随になる人物で、過去にタイムスリップして推しを助けるために奮闘するイム・ソルを熱演。
涙を流すシーンが多く難しいキャラクターであったが高い演技力で視聴者を物語に没入させた。
チョン・ウンジ
2人目は、チョン・ウンジ。日本でもじわじわと話題を集めている『Missナイト & Missデイ』(JTBC/2024)で、昼は20代、夜は50代に変身する女性の20代役を演じている。

『Missナイト & Missデイ』でヒロインを務めているチョン・ウンジ(画像出典:JTBC)
30歳を目前に8年連続で公務員試験に落ち、就職活動によって人生のキラキラとした時間を失ってしまった役だ。
韓国社会における若者のリアルを描き出し、視聴者の周囲にもいそうな人物として違和感なく演じている。
ハン・ソナ
3人目は、ハン・ソナ。『遊んでくれる彼女』(JTBC/2024)で、子どものためのコンテンツ制作や子どもと遊ぶキッズクリエーターのお姉さんコ・ウナ役を務めている。

『遊んでくれる彼女』でヒロインを務めているハン・ソナ(画像出典:JTBC)
なんとか子どもたちを楽しませようと努力をする人物で、貧しい家庭の子にまで配慮し、お金のかからない遊びを開発するなど物語に温かみをプラス、人間味溢れる演技を披露中だ。
元ヤクザのボスとの恋を描いた奇抜な設定のドラマだが、ハン・ソナの演技により、どこか身近に感じることのできる作品に仕上がっている。
チョン・ウヒ
4人目は、チョン・ウヒ。『ヒーローではないけれど』(JTBC/2024)で、エステサロンに勤務しながら、亡き父の借金返済のために結婚詐欺師として生きるト・ダへを演じた。

『ヒーローではないけれど』でヒロインを務めたチョン・ウヒ(画像出典:JTBC)
一見すると心優しいのだが、実は意図的に離婚をして慰謝料をせしめている人物で、心の奥底では愛を求めている女性を熱演。
置かれた境遇や事情に左右される人間の複雑な心境や感情を、シーンに合わせて見事なまでに描き出した。
カン・ハンナ
5人目はカン・ハンナ。『正直にお伝えします!?』(JTBC/2024)で、バラエティー番組の放送作家をして12年目になるオン・ウジュ役を演じた。

『正直にお伝えします!?』でヒロインを務めたカン・ハンナ(画像出典:JTBC)
落ちぶれた作家という周囲の評価にめげず情熱を注ぎ続ける人物を熱演、コミカル演技も織り交ぜながら、繊細かつ深みのある演技を披露。
視聴者からは、「オン・ウジュ役はカン・ハンナ以外考えられない」との声が上がったほどだ。
イ・ユヨン
最後は、イ・ユヨン。『むやみに接してくれ』(KBS2/2024)で、弟を養いながら力強く生きる女性キム・ホンドを熱演中だ。

『むやみに接してくれ』でヒロインを務めているイ・ユヨン(画像出典:KBS2)
ファッションブランドのデザインチームでアシスタントとして務めており、先輩たちから八つ当たりされることもあるが、常に明るく努める前向きな姿はつい応援したくなる。
デザイナーになれる日を夢見て悲しみを笑いに変え、自身の性格やプライドを一旦横に置いて働く姿は、厳しい社会を生き抜く会社員を観ているかのようだ。
編集部おすすめ記事
-
【沼る VS 微妙】時代劇アイドルを堪能!ベールを脱いだNetflix韓国ドラマ「タングム」
-
6月はBSが熱い!ジャンル別に楽しむ韓国ドラマ9本を先取りチェック
-
「鬼宮」が初の2桁突破!25年5月第3週 最新韓国ドラマ視聴率ランキング1位~12位
-
三作三色!来週(5月26日~) 放送終了「極上ロマンス」韓国ドラマ3選&見逃しVOD
-
スンロク役に抜擢!”2001年生まれ” キム・ジェウォン「ユミの細胞たち3」でキム・ゴウンと共演
-
クォン・ユルが結婚発表!「一生をともにしたい人と」今月24日に非公開挙式へ
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
4時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
【5月新作】気になる滑り出しは?平日ドラマの復活を掲げた韓ドラ4作の成績表
-
パク・ボゴム×キム・ソヒョン主演!“正義の再起”を描くドラマ「グッドボーイ」のポスター解禁
-
Netflix「野ネズミ」でソル・ギョング×リュ・ジュンヨルが初共演!追跡と謎が交錯する心理サスペンス
-
グループ名を守ったfromis_9、6月カムバック決定!再スタートからの第一歩へ
-
“甘くてスパイシー”なUNISの魅力炸裂!「2025年春版 K-POP新人女性グループ人気決定戦」の1位に
-
【沼る VS 微妙】時代劇アイドルを堪能!ベールを脱いだNetflix韓国ドラマ「タングム」
-
7時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BLACKPINK ジェニーが“女王の座”をキープ!「25年5月ガールズグループ個人ブランド評判」ベスト5
-
7時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
少女時代 ユナが誕生日ライブ開催!「YOONA’s MINI ROOM」でファンと特別なひとときを
-
7時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
X:IN イシャ & ハンナ & アリア、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO8枚)
-
7時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
i-dle、8thミニアルバム「We are」の発売記念記者懇談会に出席!(PHOTO35枚)
-
9時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
G-DRAGONが“3連覇”達成!25年5月 ボーイズグループ個人ブランド評判ランキング ベスト5
-
今週末(5月23日~)日本のテレビで放送「激動の時代」を描いた韓国映画4選
-
三作三色!来週(5月26日~) 放送終了「極上ロマンス」韓国ドラマ3選&見逃しVOD
-
6月はBSが熱い!ジャンル別に楽しむ韓国ドラマ9本を先取りチェック
-
「鬼宮」が初の2桁突破!25年5月第3週 最新韓国ドラマ視聴率ランキング1位~12位
-
春の主役はTWICE ミナ!「25年4月版 K-POP女性アイドル人気決定戦」の1位に輝く
-
チョン・ギョンホ主演のMBCドラマ「労務士のノ・ムジン」、5月30日放送スタート
-
クォン・ユルが結婚発表!「一生をともにしたい人と」今月24日に非公開挙式へ
-
スンロク役に抜擢!”2001年生まれ” キム・ジェウォン「ユミの細胞たち3」でキム・ゴウンと共演
-
ジェジュン、新EPアルバム「Beauty in Chaos」カムバック記者懇談会に出席!(PHOTO9枚)
-
RIIZE、1stフルアルバム「ODYSSEY」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
キム・ジェジュン、ロックの本能全開!新EP「Beauty in Chaos」で大胆変身
-
BTS ジン×シン・セギョン、切なくも静かな感情の波──無言の名演が胸を打つ
-
イ・ミンジョンら、KBSバラエティ「行く情来る情イ・ミンジョン」の制作発表会に出席!(PHOTO5枚)
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。