- キム・ユジョンとイ・セヨンが、11月の新作ドラマで共に主演を務めている。
- 人気子役出身女優という共通点を持つ2人。
- 第2話までの視聴率も、視聴率の推移もイ・セヨン主演の『烈女パク氏契約結婚伝』に軍配があがっている。

人気子役出身の韓国女優 キム・ユジョン(左) イ・セヨン(右)(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
韓国中が女優2人の直接対決に注目している。
その2人とは、キム・ユジョンとイ・セヨン。11月の新作ドラマ『烈女パク氏契約結婚伝(MBC)』と『マイデーモン(SBS)』で共に主演を務めている。
人気子役出身女優という共通点もあってか、今年下半期の期待作として早くも世間の話題にあがっていた両作品だが、次第にキム・ユジョンとイ・セヨンの直接対決という構造が生まれた。
しかも、11月24日夜放送と、*放送開始日と時間も一緒。2人にとっても、プライドをかけた勝負を強いられてしまったのである。
*『烈女パク氏契約結婚伝』は夜9時50分放送。一方『マイデーモン』は夜10時00分放送
ここで気になる--同じく第2話まで終えた各ドラマの視聴率は、どうなったのだろうか。
第1話は、ドラマの作品性より、出演者の人気や地名度によって数値が決まる傾向が強いため、仮に良い数字を記録しても、ドラマの終盤までその勢いが続くとは限らない。
一方第2話の視聴率は、1話を観た視聴者が離脱したか、逆に口コミなどで新規流入が発生したかがわかるため、ドラマの勝敗を予測に重要な数値になる。
では、『烈女パク氏契約結婚伝』と『マイデーモン』の第2話までの視聴率(全国基準)を見てみよう。
・『烈女パク氏契約結婚伝』第1話:5.6% → 第2話:5.9%(+0.3%)
・『マイデーモン』第1話:4.5% → 第2話:3.4%(-1.1%)
見ての通り、第2話までの視聴率も、視聴率の推移もイ・セヨン主演の『烈女パク氏契約結婚伝』に軍配があがっている。
実は、多くの業界関係者は、好スタートを切るのは『マイデーモン』と予想していたようだ。なぜなら、同作で共演するソン・ガンとキム・ユジョンが、近年中々見られない青春スターの組み合わせであるため。
『マイデーモン』の演出を務めているキム・ジャンハン氏も、制作発表会で「(ライバルに比べて)主演男女の顔の組み合わせが強みである。誇りとなるビジュアル」と、自信を覗かせていた。

ソン・ガン、キム・ユジョン主演のファンタジーメロ『マイデーモン』(画像出典:SBSドラマ)
20-30代女性が多いオンラインコミュニティーには「2023年最後のプレゼント!」という称賛の声や、「ドラマがつまらなくても必ず視聴する」という公約まで登場しているほど。
しかし、蓋を開けてみると、やや苦しいスタートに加え、第2話では、視聴率も下がるという残念な成績表を受け取ってしまったのである。

イ・セヨン、ベ・イニョク主演のロマンチックコメディ『烈女パク氏契約結婚伝』(画像出典:MBCドラマ)
一方『烈女パク氏契約結婚伝』は、今年最高の時代劇と称される、ナムグン・ミン主演『恋人』の後続作という恩恵もあったのか、5.6%という高い視聴率でスタートを切った。
朝鮮王朝時代の女性が、タイムスリップして現代の男性と愛を育むという“時代劇要素”が、『恋人』のファンを吸収した結果と見られる。
第2話の視聴率は、小幅上昇(0.3%)しているため、視聴者の大きな離脱を防いだと評価できる。
第2話が終わった、26日の夜から27日の午前にかけて、オンラインコミュニティーやSNSでは「イ・セヨンの時代劇演技はさすが」「映像美がある」と称賛の声が多数寄せられた。
まだ序盤なので、ドラマの勝敗の行方を占うのは早い。『マイデーモン』の場合、Netflixで全世界配信中であるため、海外での人気も大いに期待できる。
烈女パク氏契約結婚伝
マイデーモン
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。