- 現在、社会服務要員として代替勤務中のVIXX(ヴィックス)のラビに、兵役不正疑惑が浮上。
- 韓国メディアは、兵役免除を望む人に不正な手口を教えていたブローカーと彼の繋がりを報道。
- 世間が芸能人の兵役に厳しい目を向ける中、あるグループのメンバーらの過去が再注目されている。
2022年10月27日に入隊した、VIXX(ヴィックス)のラビ。彼は健康上の理由から、社会服務要員(公益勤務)として代替勤務中。
そんな彼に、今韓国で話題となっている“兵役ブローカー”と繋がりがあったという疑惑が浮上した。
先日韓国では、兵役免除を狙って、身体検査で虚偽の診断を受けていたスポーツ選手やラッパーらが摘発されたというニュースを通じ、“兵役ブローカー”という存在が広く知れ渡った。
ブローカーは、兵役免除を望む人に、兵役逃れの方法を教える見返りとして金銭を受け取っていた。
(関連記事)K-POPアイドルにとって兵役とは・・韓国で「霊が見える」「指の切断」嘘や不法施術が横行
兵役不正のラッパーはラビ?
1月12日、韓国メディアのスポーツ京郷(sports.khan.co.kr)は、「最近、兵役不正の疑いで拘束されたブローカーらが、検察を通じて有名アイドルラッパーA氏の兵役逃れを自分たちの成果だと主張した」と報道。
続けて「A氏は、2022年5月に有名バラエティー番組から降板したが、9月に復帰、その後10月に社会服務要員として入隊した」と伝えている。
どうやらこの過程が、昨年5月にKBS 2TVバラエティー番組『1泊2日』のレギュラーを降板したラビの動きと合うことから、「彼がブローカーを通じて、兵役を減免されたのでは?」という疑惑が浮上したようだ。
さらには「拘束されたブローカーの携帯電話に、ラビの兵役に関する内容が残っていた」という報道も。
最新のニュースでは「検察と兵務庁合同捜査チームが、ラビを兵役法違反の容疑で立件した」と伝えている。
社会服務要員に向ける世間の目
兵役ブローカーが活用していた具体的な手口は、入隊前の身体検査で「てんかん患者」であるかのように装うもの。虚偽の診断を受けることで、兵役免除または減免の判定を受けることが目的だった。
ラビは健康上の理由から、現役兵ではなく、社会服務要員判定を受けている。
社会服務要員とは、日常生活は自立できているが(他人の補助が必要ない)、軍生活で心身が兵士として服務するには支障があると判断された場合に任命される制度。
入隊をする際によく聞く”現役”と呼ばれる等級は1~3級で、社会服務要員は4級の判定だ。
社会服務要員は、兵役の代替服務という扱いで、国家機関や地方自治体、公共団体、社会福祉施設といった公的機関に配属される。
自宅から出勤可能で、勤務時間が終われば帰宅、法定休日などはお休みとなるようで、現役兵と比べるとだいぶ自由が多い生活スタイルをイメージさせる。
そのため韓国では、どうしても社会服務要員を軽視する風潮が蔓延しているという。
報道の裏で再注目されるSJメンバー
世間から厳しい目を向けられることが多い、社会服務要員。それが芸能人となれば、さらに風当たりが厳しくなる。
日常生活に支障はなくても、軍生活には適応できないので社会服務要員、という判定を受けた芸能人に首をかしげる人も多い。
そのため、中には「普通に芸能活動やってたのに」「ステージではダンスも踊ってたのになぜ?」と、心ない言葉が向けられることも。
だからこそ、ラビの兵役不正疑惑のニュースが、世間の関心を集めているとも言える。
そんな中、過去に大怪我を負いながらも、社会服務要員として入隊したSUPER JUNIOR(スーパージュニア)のメンバーらが今再び注目を集めているという。
一人目のメンバーはキュヒョン。彼は、2007年4月に他のメンバー3人と一緒に乗っていた車が横転するという大事故に遭った。
車外に投げ出された彼は、肋骨と骨盤を骨折、さらに気胸という重傷。4日間、昏睡状態が続いたと言われている。
怪我は命に関わる非常に深刻な状態だったが、奇跡的に回復。彼は、同年7月に退院した。
しかし、大怪我を負ったキュヒョンは、2017年5月、論山(ノンサン)の陸軍訓練所に入隊。基礎軍事訓練を終えたのち、社会服務要員として兵役義務を果たした。
2人目はヒチョル。彼は、2006年8月、乗っていた車が中央分離帯に衝突するという大事故に遭った。左足大腿部と両足首の骨折という重傷を負い、左足には7本もの金属ボルトを入れた。
「もしシートベルトを締めていなければ、助からなかった可能性がある」という話は、多くの人に衝撃を与えた。
彼は事故後もグループ活動を続けたが、怪我をした左足の状態が悪化。病院で「将来は歩けなくなるかもしれない」と言われてしまう。
そのため彼は今、ステージで踊るパフォーマンスには参加していない。しかし、その他のグループ活動には変わらず参加、バラエティーなど活躍の場を広げている。
そんな大怪我を負った彼も、2011年9月に入隊。
本来ならば免除対象だったにもかかわらず、身体検査員に“兵役逃れ”に関することを揶揄され、社会服務要員としての公益勤務を暗に促され従うしかなかったと、後に本人の口から語られている。
また、リーダーのイトゥクも、キュヒョンと一緒に事故に巻き込まれ、何針も縫う怪我を負った。さらには事故の影響で、椎間板ヘルニアが悪化。
しかし、彼は「現役で入隊したい!」という強い思いからリハビリなどの治療を続け、現役兵として入隊している。
大怪我を負っても兵役の義務を果たした彼らに対し、韓国のネットユーザーらは「こんなに深刻な怪我だったのに兵役に行ったんだね‥」「大きな事故だったことを覚えている」「ヒチョルは障害判定を受けているのに」「当然キュヒョンは、兵役免除されたんだと思ってたよ」などの反応を見せている。
中には「行かなければならない人は行かず、行ってはいけない人は行く。軍隊って一体何?」というコメントも。
世間が目を光らす芸能人の兵役事情。不正疑惑のニュースの裏では、SUPER JUNIORの過去が注目を集めている。
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