tvN(Netflix)『シスターズ』の熱演により、話題をひとり占めにした女優のオム・ジウォン。ドラマもさることながら、プライベートでも”驚き”の事実を伝えています。彼女が告白した離婚発表、その裏に隠されたある真実とは。
tvN(Netflix)『シスターズ』で怪演を披露した、女優のオム・ジウォン。

女優オム・ジウォンが告白した驚きの事実とは(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
この劇中、裕福な家庭で育ち、政治家の夫と素直で優秀な娘に囲まれ、いつも笑顔を覗かせている。まさに絵に描いたような”幸せな家族像”を見せてくれました。
しかし、ストーリーが進むにつれ、その化けの皮が剥がれていきます。
真の姿は、おぞましいほどのサイコパス。自身が勝手に描いた脚本、”お芝居”に周りの人を陥れ、それを実行するためなら殺人もいとわない。つまり、他人の人生を自身が楽しむ”遊び”としてしか見ていないという恐ろしい一面を持っていました。
“幸せな家族像”も実はそうではなく、もちろん”よそ行き”の顔。夫とは仮面夫婦でしかなく、彼女からすれば夫も、”お芝居”上のただの登場人物であり、捨て駒に過ぎなかったようです。
背筋も凍るような恐ろしいキャラクターを完璧に演じたオム・ジウォン。彼女のチャーミングな笑顔がさらに恐怖感を増幅し、この上ないサイコパスキャラクターを完成させていました。
ドラマを振り返ってみると、オム・ジウォンはまるで主人公だったかのような存在感を見せています。ストーリーが進行するにつれ「悪役は一体誰なのか」と視聴者を混乱させ、さらには後戻りできない恐怖の世界へと誘ってきました。
『シスターズ』は、ドラマの序盤に女優チュ・ジャヒョンの名演が没入感を高め、中盤からはオム・ジウォンのミステリアスな存在感が視聴者の視線を鷲掴みにしたと称されています。まさに、女性による女性のためのドラマだったのではないでしょうか。
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10月9日に惜しまれつつ有終の美を飾った、tvN(Netflix)ドラマ『シスターズ』(画像出典:tvN)
サイコパスはもちろん、仮面夫婦を見事に演じ切ったオム・ジウォンですが、これにより彼女のプライベート、特に結婚に関して注目が集まっています。
オム・ジウォンは、2012年に知人の紹介で、建築家である男性と交際を始めました。当時、2人が結婚を前提に交際しているとの報道も出ており、世間からは温かい目で見守られていました。
そのような中、2014年に2人は結婚。ソウル奨忠洞にある新羅ホテルで結婚式を挙げたことが報じられています。
ですが、2021年に離婚を発表。オム・ジウォンは自身のYouTube(ユーチューブ)チャンネルを通じて離婚を明らかにし、別れた後も良好な友人関係を築いていると告白しています。
彼女は「時々、配偶者に対する気になるコメントもあったが、実はその質問に長い間答えられなかった」として「共にした時間は、感謝と幸せで溢れていたが、私たち2人は夫婦よりは友人としての関係が互いに合うような気がして、残っている時間のために別れた方が良いと話した」と、離婚について明かしていました。
YouTubeでの告白は世間を驚かせましたが、それよりも吃驚させたのが、オム・ジウォンの結婚が”事実婚”だったということ。
2人は婚姻届を出していなかったため、法的に夫婦関係ではなかったといいます。しかし、結婚報告を受けたことで、法的な手続きを取った夫婦、つまり婚姻届けを提出したものだと思われていたため、その事実を知なかった大衆は驚きを隠せなかったようです。

劇中、ウォン・サンア役に扮したオム・ジウォン(画像出典:tvN)
余談ですが、事実婚解消で夫婦関係を整理するためには、配偶者の一方が相手の配偶者に対して「事実婚関係解消の意思表示」をすれば出来るそうです。
つまり、オム・ジウォンの告白は事実上の離婚ではなく、卒婚の告白ということになります。ですが、その時期ついて本人からは言及されていません。
しかし、オム・ジウォン自身が「その方は現在ベトナムに、私は今ソウルと、離れて暮らしてかなり長い時間が経った」、「私には少し古いことであり‥」と語っていることから、離婚発表のタイミングよりも前に、事実婚関係が解消されたのではと推測されているようです。
『シスターズ』では意外なキャラクターで世間を驚かせたオム・ジウォン。プライベートでも、”事実婚”という意外な告白をし、世間を驚かせたと話題になったようです。
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