- BTS(防弾少年団)のジミンに関するワードを調査した結果、韓国SNSで“영감(霊感)”という言葉が多く投稿されていた。
- このワードは韓国では、“インスピレーション”の意味で使われている。
- どうやらこれは、ジミンも大好きなディズニーアニメと関係があるようだ。
韓国SNSでは今、どんなワードが話題を集めているのだろうか。
BTS(防弾少年団)のメンバー、ジミンに関連するワードを見てみると、“OST”、ジミンの親友の“ハ・ソンウン”、“MAMA”が上位となっている。

BTSのジミン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
その他には、“ジョングク”や“テヒョン(Vの本名)”などメンバーの名前も多く投稿されているが、なぜか“영감(霊感)”という気になるワードも上がっている。
韓国のビッグデータ調査(Sometrend提供)によると、10月24日~30日の1週間で、ジミンの関連語として“영감(霊感)”が言及されたのは、9413件。
日本語の“霊感”は、「霊感が強い」などのように霊的な存在を察知する能力を連想させるだけに、この結果は少しドキッとさせられる。
ところが、韓国語の“霊感”は、「霊感がひらめく」のように、インスピレーションを意味しているという。
それではなぜ、韓国SNSでこのワードが9000件も登場したのか? それは、ジミンも大好きなディズニーアニメに関係があるようだ。
米国の韓流メディアAllKpopによると、「ファッションマガジンallureが、ディズニーアニメの主人公を連想させる非現実的なビジュアルを“ディズニー顔”と呼ぶ」とし、「ジミンを、漫画から飛び出したかのようなキャラクター、まさにディズニー顔アイドルに選定した」と報じている。

ディズニー映画の王子様にぴったりなジミン (画像出典:BTS ジミン Instagram)
実はジミンは、2019年にビルボードで実施した、映画『リトル・マーメイド』のエリック王子役のキャスティングに関するアンケート調査で、ハリー・スタイルズ、ジョー・ジョナス、ショーン・メンデスなどのセレブスターをおさえて、80%近い圧倒的な支持で1位となっている。
この映画の実写版は2023年に公開予定だが、実写版製作のニュースが伝えられると、全世界のジミンファンから、彼をエリック王子に熱望する声が上がったそうだ。
韓国メディアのスターニュース(star.mt.co.kr)では、「ジミンを“K-POPの王子様”と称した英国Metroをはじめ、CNN、MTV、ラジオディズニーなど世界各地のメディアが、“彼ほどエリック王子役に完璧に似合う人物はいない”と積極的に推薦している」と報じていた。
中でも、米国メディアElite Daily編集者ノエル・デボイ氏は、「ジミンを全ての王子役にキャスティングしなければならない。彼を見て! 実際に存在している王子様だよ」と彼を絶賛。
「私は、ソロ活動を準備するBTSメンバーの中で、ジミンのエリック王子から“霊感(インスピレーション)”を受けた『リトル・マーメイド』のコラボレーションがとても見たい」と、映画出演はもちろんのこと、OSTやミュージックビデオへの出演にも彼を強く推薦している。
今回韓国SNSで、“霊感(インスピレーション)”というワードがジミンの関連語として話題となった理由は、このノエル・デボイ氏の“インスピレーション”というコメントが影響を与えたようだ。
全世界のファンからは、「ジミンこそまさに王子様!」「ディズニー映画のOSTを歌って欲しい!」「ソロ活動でディズニー作品に出演する可能性は!?」などの反応と共に、ディズニーとのコラボレーションを通じて王子様に変身した姿を期待する声が上がっている。
(関連記事)BTS ジミンを‥米雑誌編集長がディズニーにリクエストした事とは
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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