BTS(防弾少年団)が明日(10/15)、世界中のARMY(アーミー:BTSファン名称)が楽しみにしている釜山コンサートを開催する。今から緊張と興奮で胸いっぱいのファンも多いだろう。そんな中、最近の彼らの発言から、不安な気持ちを吐露するファンもいるようだ。
世界中のARMY(アーミー:BTSファン名称)が待ちわびた、BTS(防弾少年団)の釜山コンサートが、ついに明日(10/15)開催される。

BTSは、釜山コンサートでどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか? (画像出典:BTS 公式Twitter)
釜山入りしたメンバーは、会場やリハーサルの様子をSNSに投稿。ファンの期待値は、ぐんぐん上昇し続けている。
しかし一方で、日本のメディアには「釜山コンサートで何か発表があるのでは!?」とファンの不安を煽るような見出しが並ぶ。ファンの間では、ある種の緊張感も高まっているようだ。
SNSでは「メンバーが発する言葉だけを信じよう!」という意見が大半の中、7人での活動に”期限”があることを連想するような、不安の声をあらわにするファンも。
最近の彼らの発言を敏感にキャッチし、あれこれ推測するファンが増えているようだ。そこで、ファンの間で話題になっている彼らの発言を一部紹介する。
まずはリーダーのRM。彼は誕生日の9月12日に、ファンコミュニティープラットフォームWeverse(ウィバース)でLIVE配信を行った。
その際、「今年中にネクストBTSについてたくさん語らないといけない。これから僕たちがどう機能して、どう進んでいけばいいのか、たくさんお話することになると思う」と明かしている。
そして、「僕たちのチームは今、ご存知かと思うが、様々なことがあってすごく混乱している状況。その中で、各自のものを守ろうと頑張って努力している」「これから長く一緒に過ごしたいと思ってるから、その姿を信じて待っていただけると嬉しい」と今の心境を素直に伝えた。
彼の発言により、ファンには、あの世界中のARMYを驚かせた『バンタン会食』のように、今後のグループ活動について何かしらの発表がされる”時”が来る、という覚悟が生まれたと見られる。
そして、去る10月8日に行われた『2022 THE FACT MUSIC AWARDS(以下、TMA)』の授賞式で、彼は次のようにコメントした。
「実は、これまでのように率直にお伝えしたいことがあるが、今はそれができなくて・・、近いうちに、本当に近いうちに、多くのことが整理され、本来の僕たちのように素直にお伝えできるのではないかと思う」
いよいよ彼らの口から、正直な思いを聞く”時”が近づいているようだ。

『2022 THE FACT MUSIC AWARDS』に出演したBTS (画像出典:BTS 公式Twitter)
また『TMA』では、個人で受賞したジンのコメントもファンの動揺を生んだ。
それは、「これからの残りの活動をもっと頑張る」という発言のよう。”残りの活動”とは、何かの”期限”があることを示唆しているのだろうか。
ファンの中には「年末の歌謡祭でのパフォーマンスを指しているのでは?」という意見があるようだ。
韓国では、年末に各TV局などが一斉に歌謡祭を開催するため、K-POPアイドルらはパフォーマンスの準備など、かなり慌ただしい日々を過ごす。
昨年BTSは、12月上旬から長期休暇を取得したため、年末の歌謡祭は全て不参加となっている。
よってジンは、『TMA』を皮切りに忙しいスケジュールがスタートしたこと、そして年末まで続く歌謡祭でのパフォーマンスを、”残りの活動”と言ったのではないかと推測する人もいるようだ。

ARMY愛に溢れるBTS (画像出典:BTS 公式Facebook)
続いての気になる発言は、10月13日に誕生日を迎えたジミン。彼は、WeverseでLIVE配信を行い、ファンとの交流を楽しんだ。
その中で、「釜山コンサートに行けない。早く会いたくて泣きそう」とコメントしたファンにこう答えている。
「僕たちが、今回のコンサートの後もコンサートをやらないわけじゃないので。あまり悲しまないで。僕たち頑張って早く出てきて、またコンサートすればいいから」
この中で、”早く出てきて”というワードをファンは敏感にキャッチした。日本語字幕では、「頑張って早く準備して」と訳されている部分だ。
ファンの間では「兵役のこと?」と緊張が走ったようだが、これについては「ジミンが曖昧な言い回しをしただけでは?」という意見もある。
“出てきて”というのは、特定の場所を指しているのではなく、単純に”曲やアルバムを世に出す”といったニュアンスで使われたという推測だ。
韓国語がわからない海外ファンにとって、彼らの発言に含むニュアンスまでをも正確に読み解くのは、かなり難しい。
特に今は、最年長のジンの入隊がどうなるかが、多くのファンの心配事でもある。明日の釜山コンサート以降、彼らにどんなスケジュールが組まれているかはわからない。
そのためファンは、彼らが話した言葉の1つ1つに注目し、想像を膨らませる。不安な思いが強い分、気になるワードがあると「ひょっとしたら・・」と完全体での”期限”を連想してしまうようだ。
ファンは今、”兵役”や”グループ活動”につながるようなキーワードに敏感になっている。
明日の釜山コンサートでは、そんな彼・彼女らに、BTSはどんな言葉をかけてくれるのだろうか。メンバーもARMYも幸せになる、パワーワードが生まれることを願いたい。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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