ノ・ミヌとSMエンターテインメント 関連芸能ニュース+α
ノ・ミヌが、SMエンターテインメントを相手取った、1億ウォン台の損害賠償請求訴訟で敗訴したと報じられた。
ノ・ミヌは何でSMを相手に訴訟を起こしたのか?その経緯とSMに戦いを挑んだ芸能人の面々をお伝えする。
歌手兼俳優のノ・ミヌが、前所属事務所SMエンターテインメント(以下SM)を相手取った、1億ウォン台の損害賠償請求訴訟で敗訴した。

歌手兼俳優のノ・ミヌ(出典:chosun.com)
最高裁2部は、ノ・ミヌが「芸能活動を妨害した」とし、SMを相手に起こした損害賠償請求訴訟で、原告敗訴の判決をした原審を確定したと20日、明らかにした。
SM帝国に訴訟を起こした、ノ・ミヌ

眼差しが魅力的なノ・ミヌ(出典:chosun.com)
ノ・ミヌは2004年、バンドTRAXのメンバーとしてデビューした後、SMが適切なマネージメントをせず、芸能活動を妨害していたとして、1億ウォン台の損害賠償請求訴訟を、去る2015年に提出した。
ノ・ミヌは2000年にSMと契約を結び、2009年に専属契約解約通知をした後、所属事務所を移籍した。
ノ・ミヌは「SMはTRAXメンバーとしてデビューした後、脱退するまでの企画やマネージメントを適切にしておらず、脱退後はマネージメントを全くしていなかった」とし「むしろ、音楽や演技ができる機会を提供していなかった担当PDや制作会社代表に圧力をかけ、芸能活動を妨害した」と主張していた。
一方、SM側は「ノ・ミヌさんはTRAXを自らの意志で脱退し、日本のマネージメント会社に違約金を払わなければならなかった。しかしその責任を問わずに俳優として活動できるよう、さまざまな支援をした」とし「ノ・ミヌさんは一方的に契約解除を通知し、会社としてはマネージメントを誠実に履行し、芸能活動を妨害することはしなかった」と反論した。
1審と2審はノ・ミヌの主張を認める証拠がないとし、すべて原告敗訴の判決をした。裁判所は「提出された証拠だけでは、SMが専属契約上マネージメント義務を不履行だったこと、芸能活動を継続的に妨害したことを認めるにしては不十分だった」と判断した。
ノ・ミヌは2004年TRAXとしてデビューし、ドラマ『僕の彼女は九尾狐』『パスタ』『マイダス』のほか、映画『霜花店』『鳴梁』に出演し、俳優として活動している。
+α SM帝国に訴訟を起こした、ノ・ミヌ その経緯は?
SMとノ・ミヌが専属契約を結んだのは、18年前の2000年だった。
ノ・ミヌの才能に惚れたSM側が右も左も分からないノ・ミヌと17年という長期契約を提案し、ノ・ミヌ側がその提案を呑んだ形で契約が成立したのである。
芸能活動開始後、少しずつSMと長期契約が不当であると気づいたノ・ミヌが抵抗し始めて、SMとの関係に亀裂が生じるようになった。
SMは事務所として行うべく支援を止めて、ノ・ミヌがSMを出る2009年まで芸能人として、受けるべく支援を受けてないと、ノ・ミヌは主張している。
[nextpage title=”次のページ”]
一方、上述したとおり、ノ・ミヌの身勝手な行為にも寛大な対応をし、俳優としての活動を支援したと、SM側は主張している。

どちらが真実を隠し、どちらが真実を語っているのか
結局、裁判所はノ・ミヌの主張を裏付けできる証拠がないと判断、SM側に軍配が上がった。
+α SM帝国は訴訟王国?

東方神起
SMに戦いを挑んだの芸能人は多い。
代表的な事例として、有名なのが東方神起である。
後にJYJとなる3人(ジュンス、ユチョン、ジェジュン)が専属契約無効を求める訴訟(仮処分)を起こしたのである。
双方の合意によって、長きに渡った訴訟は終わるが、この訴訟で3人は自由(?)を手に入れることになり、JYJとして再スタートをしたので、JYJ側の勝利と見る意見が大半を占める。
[su_spacer size=”5″]
JYJで生まれ変わった3人
この時も3人は「長期契約と清算問題」を引きずり込んで裁判を起こしたのである。
後に「契約期間が長かったけど、不合理的な契約ではない」という認識が広まったが、SM側は「パワハラを繰り繰り返す事務所」という悪いイメージを払拭するため、合意の臨んだと見られる。
[su_spacer size=”5″]
元EXO クリスとルハン
[su_spacer size=”5″]
俳優 キム・ジフン
JYJの他にも元EXO クリスとルハン、俳優 キム・ジフンなどSM帝国に、長期契約や清算問題、パワハラなどで戦いを挑んだ芸能人は多数いる。
+α SM帝国は訴訟…まとめ
相次ぐ訴訟によって奴隷契約とパワハラの温床になったSMエンターテインメントであるが、そんなSMを同情する声も少なくない。
トップアイドルに育て上げるためにかかる時間と費用は無視され、スターたちの愚痴にだけ耳を傾けられる現状をどうにかしないとならないとの意見もある。
果たして巨大すぎる芸能事務所は本当にスターたちを奴隷のように扱っているのか?
その真実は事務所とスター、当事者のみが知っている。
[korea_sns_button]
[reaction_buttons]
編集部おすすめ記事
-
ILLIT ウォンヒが初の1位!「2025年9月新人K-POP個人ブランド評判ランキング」ベスト5
-
空白期を超えたBTSの真価!25年9月 K-POPボーイズグループブランド評判ランキング ベスト5
-
圧倒的存在感!BABYMONSTER ルカ「25年7月 K-POP“日本人女性メンバー”」人気No.1に輝く
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
1時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
IVE アン・ユジンら、Netflixバラエティ「クライムシーン・ゼロ」の制作発表会に出席!(PHOTO42枚)
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
IDID、1stミニアルバム「I did it.」のショーケースに出席!(PHOTO41枚)
-
17時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・ヨンエ & キム・ヨングァン、KBS新ドラマ「ウンスの良い日」の制作発表会に出席!(PHOTO11枚)
-
空白期を超えたBTSの真価!25年9月 K-POPボーイズグループブランド評判ランキング ベスト5
-
18時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
イ・チェミンが頭角!日本の韓ドラファンも注目「2025年シンデレラボーイ」4人
-
来週(9月22日~) 日本のテレビで放送開始「ノスタルジックを刺激」韓国ドラマ3選
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
圧倒的存在感!BABYMONSTER ルカ「25年7月 K-POP“日本人女性メンバー”」人気No.1に輝く
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ILLIT ウォンヒが初の1位!「2025年9月新人K-POP個人ブランド評判ランキング」ベスト5
-
“U-NEXT独占配信決定” SBS「カマキリ」初回7.1%から堅調維持!9月第2週 韓ドラ視聴率ランキング
-
Too Many Color ウォンシク、日本のミュージカル「アトム」出演決定!
-
MONSTA X ヒョンウォン、スキンケアブランド「SK-II」のイベントに出席!(PHOTO8枚)
-
コンミョン、スキンケアブランド「SK-II」のイベントに出席!(PHOTO6枚)
-
ムン・ガヨン、スキンケアブランド「SK-II」のイベントに出席!(PHOTO7枚)
-
気が早い人におすすめ!日本のテレビで放送中 話題の韓ドラ6作 配信VOD一覧
-
【韓ドラヒストリー】イ・ジヌクのデビュー、プチブレイク、大ブレイク「役者人生3作」
-
【韓国ドラマの鉄板】完ぺきなのに一途!VODで観られる「御曹司×ロマンス」人気作品4選
-
n.SSign、新羅免税店の新しい顔に!グローバルK-POPパワーでMZ世代を魅了
-
パク・ヒョンシク、新プロフィール公開!オールブラックから爽やかカットまで多彩な魅力
-
チェ・ウシク&チョン・ソミン、SBS新作「ウジュ・メリー・ミー」でラブコメ新方程式を作るか
-
“初恋の危機を甘くほろ苦く” KickFlip、3rdミニアルバム「My First Flip」で青春告白ストーリー公開
-
イ・ジュノ×キム・ミナ、新ドラマ「台風商社」初対面スチール公開!レトロ青春成長譚を予告
-
“135%の視聴率上昇神話” JTBC週末ドラマ、「オク氏夫人伝」から「エスクワイア」まで覇権証明
-
i-dle ウギ、1stシングル「Motivation」で新たな挑戦!レトロ×ヒップホップに視線集中
-
CORTIS、「FaSHioN」ステージ公開!新世代K-POPの流れを示した瞬間
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。