来る5月6日に開催される『第58回 百想(ペクサン)芸術大賞』。数ある賞の中でも特に熾烈だと言われているのが、テレビ部門の女性最優秀演技賞だという。今回ノミネートされたのは、キム・ヘス、キム・テリ、パク・ウンビン、イ・セヨン、ハン・ソヒの5人。いずれも優れた演技力を持つ、実力派と呼ばれる女優ばかりだ。
来る5月6日に開催される、『第58回 百想(ペクサン)芸術大賞』。
韓国の”ゴールデングローブ賞”とも呼ばれるほど、歴史と権威のある授賞式だ。毎年、錚々たる作品と俳優が名を連ね、その年の”顔”となった作品を選出していく。
表彰の対象となるのは、テレビ部門(ドラマ、芸能、教養)、映画部門、演劇部門。第58回を迎えた2022年、特に話題となったのはテレビ部門の男女最優秀演技賞だ。
地上波やケーブルチャンネルだけでなく、Netflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズも選考対象となり、その争いはさらに熾烈になったと言われている。
ここでは、誰が受賞しても納得する、強豪揃いの女性最優秀演技賞候補を見ていこう。
キム・ヘス/『未成年裁判』
Netflixオリジナルシリーズ『未成年裁判』は、少年犯を嫌悪する判事シム・ウンソクが、ある地方裁判所の少年部に赴任したことで向き合う少年犯罪と、彼らを取り巻く判事の物語を描いている。
シム・ウンソクは、複雑な事件を扱い、少年犯に対する嫌悪感を抱きながら、正義と刑罰に対する固い信念の間でバランスを取っていく人物。
このキャラクターを演じたのが、ドラマ『シグナル(2016)』や『ハイエナ-弁護士たちの生存ゲーム-(2020)』などで優れた演技力を見せてきたトップ女優のキム・ヘスだ。
少年法と刑事未成年者制度をテーマに描かれており、韓国で実際に起きた少年犯罪をベースに作られているストーリーもあるという。
キム・テリ/『二十五、二十一』
ナム・ジュヒョクとキム・テリが、爽やかな青春物語を展開しているtvN(Netflix)ドラマ『二十五、二十一』。
このドラマは、初めて互いの名前を呼び合った21歳と、いつの間にか恋をするようになった25歳という、爽やかなロマンスを描く。
未熟な若者たちの純粋で熱い成長期、友情と愛の間で戸惑うときめきと悩みを共にする若者たちのケミストリーまで、青春の記憶を再び呼び覚ます作品だ。
韓国のtvNだけでなくNetflixでも配信され、日韓の視聴者から人気を集めた作品だ。
パク・ウンビン/『恋慕』
KBS2(Netflix)ドラマ『恋慕』は、双子として生まれ、女児という理由だけで捨てられた王女が、亡くなった兄の代わりに男装し王世子(王の世継ぎ)として生きていくことから繰り広げられる、宮中ロマンス。
女優のパク・ウンビンが、誰にも言えない秘密を抱いたまま生きてきた王世子イ・フィ役を、ボーイズグループSF9(エスエフナイン)のロウンがイ・フィの師匠であるチョン・ジウン役を演じている。
ミステリアスなストーリー展開はもちろん、高貴な演出が海外で人気を得た作品だ。
美しい自然の風景を盛り込んだ映像美や、セット、照明、衣装まで、韓国的な美しさとおぼろげな感性が随所に溶け込んでいる本作。あまり馴染みのないアジアの雰囲気が、海外の視聴者には新鮮に映ったからのよう。
イ・セヨン/『赤い袖先(原題/袖先赤いクットン)』
MBC『赤い袖先』は、自身が選んだ人生を守ろうとした宮女と、愛よりも国が優先だった王の切ない宮中ロマンスを描いたドラマ。
イ・セヨンは劇中、後宮ソン・ドクイム役を引き受け、天真爛漫さと慎重さを行き来する尽きない魅力を表現した。
イ・セヨンは2003年、MBCドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』を皮切りに、KBS『大王の夢(2012)』、tvN『王になった男(2019)』など、出演する時代劇ごとに抜群の演技力と清楚なビジュアルを披露して、”時代劇不敗神話”を作り出してきた。今回のドラマでも、正確な時代劇の発声と繊細な感情表現で、没入度を高めている。
ハン・ソヒ/『マイネーム: 偽りと復讐』
Netflixオリジナルシリーズ『マイネーム:偽りと復讐』は、父親を殺した犯人を捜すために警察組織に侵入したジウ(ハン・ソヒ)が、警察内部で向き合うことになる冷酷な真実と復讐を描いている。
劇中、主人公を演じたハン・ソヒは、JTBC『夫婦の世界(2020)』のヨ・ダギョン役、JTBC(Netflix)『わかっていても(2021)』のユ・ナビ役など、ラブロマンスジャンルで活躍してきた。
甘い雰囲気が似合う彼女が、本作では難易度の高い派手なアクションに挑戦。これまでのイメージとは一変し、シリアスな極上演技を披露した。
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第58回を迎えた今年、その頂点に輝くのはどの女優なのか。韓国国民だけでなく、海外のドラマファンからも注目されている。
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