彗星の如く現れた9人組(当時12人)ボーイズグループ、EXO(エクソ)が2022年4月8日にデビュー10周年を迎える。これを記念して、当サイトのLINE公式アカウント会員を対象に「EXOの沼にハマったきっかけは?」というアンケートを実施。日本のK-POPファンが、様々な返答を送ってくれたのでここで紹介したい。
2012年4月8日、これまでに見たことも聞いたこともない、壮大なコンセプトを引っ提げて韓国歌謡界に現れた12人(当時)、それがEXO(エクソ)だった。
そんな彼らが、2022年4月8日にデビュー10周年を迎える。
彼らの所属事務所であるSМエンターテインメントは、これまでにも東方神起やSUPER JUNIOR(スーパージュニア)、SHINee(シャイニー)と、個性豊かなボーイズグループを生み出してきた。
しかし、EXOは彼らとはまた少し異なった雰囲気を醸し出し、その世界観を寸分の隙間なく完璧なものに仕上げて世に誕生する。それは同時期にデビューした、数々のグループを寄せ付けないほどのパワーがあったといっても過言ではない。
それは、この10年間の彼らの打ち出して来た記録を見れば、一目瞭然である。
以下、ほんの一部を紹介すると、
-
- 2000年以降、デビューしたアーティストで初めてアルバム累積販売量が1000万枚を突破
- 韓国レコード市場、12年ぶりのミリオンセラーを記録
- 韓国アイドル初の米国アルバムチャート5位を記録
- K-POPボーイズグループ初、iTunesワールドアルバムチャート1位記録
- 『MAMA』今年のアルバム賞、初の5年連続受賞グループ
- 『ソウル歌謡大賞』大賞、初の4回受賞グループで、初の4年連続受賞グループ
- 『ゴールデンディスクレコード大賞』初の4年連続受賞、グループで最多受賞
- K-POPアーティストで初めて記念メダル発売
- 『Melonミュージックアワード』グランドスラム達成(2013年“今年のベストソング賞”、2015年“今年のアルバム賞”、2016~2017年『今年のアーティスト賞』受賞)
と、”前代未聞”なニュースを数多作り出している。
ここに、各アルバム販売量などの数字を付け加えるには、少々ページが足りないくらいだ。
そして、彼らのデビュー10周年を記念して、当サイトのLINE公式アカウント会員を対象に『EXOの沼にハマったきっかけは?』というアンケートを実施。
日本のK-POPファンが、様々な返答を送ってくれたのでここで紹介したい。
EXOの沼その1.楽曲
まず、圧倒的に多かった理由は楽曲で、そのTOP3は以下となる。
<Love Shot(2018)>
様々なコンセプトでカムバックしてきたEXOだが、彼らがこれほどまでに成熟された妖艶な雰囲気を見せつけたのは、本曲のミュージックビデオが初めてだったのではないだろうか。文字通り“思わず見とれてしまう”そんな作品だ。
そんな『Love Shot』は、今年3月末に総再生回数が5億回を突破し、最近も話題に上ったばかり。
<Growl(2013)>
デビュー翌年の2013年に発表された『Growl』が、9年経った今も根強い人気だ。それもそのはず、EXOというグループを世間に認知させるきっかけとなったのが本作だからだ。
(関連記事)EXO『Growl』プロデューサーがメンバーに制服を着せたワケ ’擦れてない美しさがあった’
サビの「ウルロン」を繰り返すフレーズは、人々の頭に焼き付け、爆発的ヒットを記録。2010年代初のミリオンセラーになり、低迷していた韓国のアルバム市場を再び活性化させることとなった。
(関連記事)8年前、韓国で12年ぶりのミリオンセラー誕生!EXO『Growl(ウルロン)』
<Tempo(2018)>
5thフルアルバム『DON’T MESS UP MY TEMPO』に収録された『Tempo』は、愛する彼女をメロディーに例えて「僕らのテンポを邪魔しないで」という魅惑の警告を伝えている。また、振り付けは日本人ダンサーのRIEHATAが手掛けたことでも知られている。
(関連記事)EXO(エクソ)「Tempo」YouTube再生回数1億回を突破!グローバルな人気を証明
EXOの沼その2.ドラマ
グループ活動と並行して演技活動を行うアイドルを、韓国では”演技ドル”と呼ぶのだが、中でもメンバーのD.O.(ディオ/ド・ギョンス)はそのパイオニアの一人だろう。
ドラマで彼を見た韓ドラファンが「このかっこいい(かわいい)子は誰?」と、吸い寄せられるようにEXOの沼にたどり着いたようだ。
そんな彼の出演作で最も多く出た作品名は、初めて時代劇に挑戦した『100日の郎君様(tvN/2018)』だった。
本作は、朝廷の陰謀によって記憶を無くしてしまったたユル(D.O.扮)が、迷い込んだ村で庶民の娘ホンシム(ナム・ジヒョン扮)に婚約者の“ウォンドゥク”に仕立て上げられ、不本意ながら庶民の暮らしを始める。しかし毎日顔を合わせていくうちに、互いに惹かれ合っていく様子を描いたラブストーリーだ。
ドラマの制作発表会では「視聴率が10%を超えたら、村の人々と集まってダンスをする」と視聴率公約を宣言。第10話で見事10%を記録し、公約を実行した。
(関連記事)D.O(ギョンス)主演ドラマ’100日の郎君様’出演者らがあの名曲のダンス披露!
EXOの沼その3.ユニット&ソロ
何と言っても、EXO-CBX(エクソ-チェンベクシ)のファンの声が、たくさん届いた。
メンバーのシウミン、ベッキョン、チェンの3人からなるユニットで、2016年にデビュー。
翌年の2017年には日本でもデビューし、2018年と2019年にはホールツアーを実施、中でも日本初のアリーナツアー『EXO-CBX “MAGICAL CIRCUS” TOUR 2018』では、全国で8万人以上を動員し、その人気の高さを証明している。
そしてリーダーのスホは、デビューから8年後の2020年3月に満を持してソロデビューを果たす。
(関連記事)自身をプロデュースしたEXOのリーダースホ、待望のソロデビュー!
1stミニアルバム『自画像(Self-Portrait)』は、ミディアムテンポやバラードの全6曲で構成されており、一人静かに過ごしたい時に聴きたくなるような1枚に仕上がっている。EXOにはベッキョン、チェン、D.O.という強力なボーカルラインがいるが、その中でスホの声は透明感があり、その美しい音色がぴったりな作品だ。
EXOの沼その4.ステージパフォーマンス
彼らがEXOたる場所、彼らの魅力が最大限発揮される場所、それがステージだ。
中でもカイのパフォーマンスは卓越しており、グループのリードダンサーとしてだけでなく、アイドルの中でもトップクラスの実力を持っている。
2018年の韓国は平昌(ピョンチャン)で開催された、冬季オリンピック。この閉会式ではカイが伝統衣装に身を包んで登場し、韓国の打楽器であるケンガリに合わせて芸術的なダンスを披露。しなやかさとダイナミックさで大きな会場を魅了しただけでなく、画面の向こうにいる世界中の耳目を集めた。
EXOの沼その5.バラエティー
EXOの”ハッピーウイルス”と呼ばれるチャニョルと、黄金マンネ(末っ子)のセフンの名は、バラエティー番組からハマったという意見が。
チャニョルは2014年、SBSリアルバラエティー『ルームメイト』に出演。先輩たちにかわいがられているチャニョルを見て彼の存在を知り、調べているうちに「EXO沼に落ちていた」という。
そしてセフンは2018年にNetflixオリジナルシリーズ『犯人はお前だ!』で、初めて単独バラエティーに参加。EXOメンバーと一緒にいる時とは違った姿が、ファンにとっては新鮮に見えた番組である。
これらの他に、「全員がハイレベルな歌唱力とビジュアルの持ち主だから」「メンバーと誕生日が一緒だったことが気になるきっかけ」「友達からの布教」などなど、様々な角度からEXOの沼に落ちたことが分かった。
***
メンバー構成の変化がありながらも、10年もの間”低迷期”という時間を持つことなく、愛され続けているボーイズグループがかつて存在しただろうか。
そして10年経っても変わらず仲良しで、ベテランなのに新人のような仕草を見せたり、新たな一面を見せてくれる9人の沼は、まだまだ深くなっていきそうな予感すらさせる。
この節目である2022年4月8日に、メンバーのレイがSМエンターテインメントとの専属契約が終了したことを報告。
メッセージにはEXOの活動に今後も意欲を見せているだけに、これもまた新たなEXOの新時代に突入するきっかけとなりそうだ。
アンケートにお答えくださった皆様、本当にありがとうございました。
EXO
EXO(エクソ / ハングル 엑소)は、SMエンターテインメント所属の男性アイドルグループ。 韓国人が8人、中国人が4人の計12人で構成され、2012年4月8日に韓国と中国でデビューした。その後、中国人メンバー3人が相次いで脱退し、現在は9人体制となっている。
編集部おすすめ記事
-
BTS ジン「HAPPY」で日本チャート席巻!K-POPソロアルバム売上新記録
-
BTS J-HOPE、除隊後ソロ活動本格化!初のワールドツアーで世界を紫に染める
-
「ついに帰ってくる!」EXO シウミン、3月ソロカムバックへ準備中
-
今月の1位はBABYMONSTER!「25年2月 新人K-POPグループブランド評判」ベスト5
-
“SM期待の新星” Hearts2Hearts、デビューアルバム「The Chase」で本格始動!
-
待望の復帰!NCT WISH リク、活動再開&3月ツアー参加へ
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSチャン・ヒョクら、tvNバラエティ「イケメントロット」制作発表会に出席!(PHOTO17枚)
-
ジニョン、シングルファザー役でチョン・ヨビンと共演!ENA「優しい女、プ・セミ!」出演決定
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS「ついに帰ってくる!」EXO シウミン、3月ソロカムバックへ準備中
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSRed Velvet ウェンディ、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO8枚)
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWSAra & チャン・リュル & KARA ハン・スンヨンら、TVINGドラマ「春画恋愛物語」制作発表会に出席!(PHOTO20枚)
-
Netflix「トラウマコード」主演チュ・ジフンが首位独占!「25年1月第5週 韓ドラ出演者 話題性ランキング」トップ5
-
“注目度上昇中”チュ・ジフン主演「トラウマコード」が1位!「25年1月第5週 最新韓国ドラマ話題性」トップ5
-
韓国ドラマ「ジャンル物」の職人!男性もドはまり必至 チュ・ジフン主演作品6選
-
俳優リュ・スンリョン、日本のファンとの交流のため公式SNSアカウントを開設
-
パク・ウンビン「25年1月版 人気No.1韓国女優」アンケートで1位に!
-
2025年「第1走者」1月放送スタート韓国ドラマ4作 視聴率の明暗を分析!
-
今月の1位はBABYMONSTER!「25年2月 新人K-POPグループブランド評判」ベスト5
-
G-DRAGON、2月25日に新アルバム「Übermensch」発売!再び音楽シーンを席巻へ
-
ソン・ジュンギ×イ・ヒジュン主演映画「ボゴタ: 彷徨いの地」Netflixで配信開始!
-
BTS J-HOPE、除隊後ソロ活動本格化!初のワールドツアーで世界を紫に染める
-
パク・ボゴム、ドラマ「グッドボーイ」応援に感謝のメッセージ
-
Netflix 韓国ドラマ「トラウマコード」命が助かる人が増えれば赤字になる‥(話題のシーン)
-
ド・ギョンス主演映画「言えない秘密」、観客の期待最高潮!前売り1位&興行成績に注目
-
IVE、3rd EP「IVE EMPATHY」のカムバック記者懇談会に出席!(PHOTO15枚)
-
【1月26日~2月1日】イム・ジヨン主演「オク氏夫人伝」4位フィニッシュ!最新韓ドラ視聴率ランキング
-
待望の復帰!NCT WISH リク、活動再開&3月ツアー参加へ
-
涙もろい人には要注意!いま日本で観られる「泣ける」韓国ドラマ5選
-
パク・ボゴム扮するイ・ヨン、日本のファンが選んだ韓国ドラマのNo.1「完璧男」キャラに!
-
Danmee「25年1月版 K-POP女性アイドルグループ人気No.1決定戦」の1位に輝いたのは・・Kep1er!
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。