1月20日、韓国メディアのイーデイリーは「Wanna Oneの新曲『Beautiful Part3』の音源公開が、不発の危機に直面している」と単独で報道。果たしてCJ ENMとメンバーの各事務所は、”Wanna One消滅”にも繋がりかねない、最悪な状況を招いてしまうのだろうか。
Wanna One(ワナワン)の3年ぶりとなる音源公開が、不発の危機に直面している。

Wanna One(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
去る1月20日、韓国メディアのイーデイリー(www.edaily.co.kr)は「Wanna Oneの新曲『Beautiful Part3』の音源公開が、不発の危機に直面している。その原因は、一部のメンバーとの契約が難航しているためだ」と、芸能関係者の言葉を引用して、単独で報道。
『Beautiful Part3』不発の危機?
新曲『Beautiful Part3』の音源がリリースされると初めて報じられたのは、1月10日の事。
韓国メディアのJTBCは「Wanna Oneが、”2021 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)”のステージで披露した『Beautiful Part3』の音源が公開される。本作は、2017年の『Part1』、2018年の『Part2』に続く、『Beautiful』シリーズのフィナーレとなる」とした上で「公開日は、1月27日。Wanna Oneが、2019年1月27日の解散コンサートを最後に、それぞれの道を歩み始めている。今回の『Beautiful Part3』も、短い活動期間を終えファンに贈るプレゼントのような“挨拶”という意味を付与するため、1月27日と決めたようだ」と伝えた。
イーデイリーは、Wanna Oneの持つ特殊性に触れ「(新曲発表は)各メンバーとの契約が成立しない限り、音源発表は白紙に戻る可能性が高い。CJ ENM(以下、CJ)は、1月27日に合わせると公表していたが、早すぎる発表だった」と指摘。
また「口頭での合意は得ている。正しいプロセス確立のため、現在(細部を)点検中である」と、CJ側の釈明も伝えている。
“口頭での合意”に、法的効力はあるか
これを受け、韓国ネットでは、CJ側を批判する声が数多く寄せられた。
その内容からは、「いい加減、Wanna Oneで商売はやめて」「CJのやり方には本当にうんざり」「Wanna Oneとの美しい思い出を壊さないで」「CJの仕事ぶりが下手くそすぎる」など、憤りのボルテージがマックスに達している様子がうかがえる。

未だに多くのファンから支持を受けているWanna One(画像出典:公式SNS)
果たして、新曲『Beautiful Part3』の不発の可能性はあるのだろうか。
まず、CJが明らかにした”口頭での合意”は、法的効力はあるのか、いわば”正式な契約行為”と言えるのだろうか。
結論からいうと、韓国の法律で定められている”口頭での合意”は、法的効力を持っている。ただ「言った」「言わない」という事実関係の証明は非常に難しく、それが証明できれば「正式な契約を結んだ」と認められる。
しかし、この場合はやはり両者の主張が食い違う事が多く、是非を問う訴訟に発展するケースが非常に多い。その上、その審判にも時間がかかる。まさに”泥沼の訴訟合戦”が幕を開けることになるという。
最悪の事態‥”Wanna Oneの消滅”
CJ側も、最悪な状況を恐れたのか「口頭での合意は得ており、現在は”事務的な手順”だけが残っている」と説明しており、この”事務的な手順”が、確実な法的効力を持つ”書面での契約”を意味すると見られている。
(関連記事)Wanna one「歓迎するけど不愉快」韓国ファンが新曲公開日に不満のワケ
万が一、音源発表が不発に終わってしまったら、CJとメンバーの各所属事務所は、実際に”口頭での合意”が存在したのかを巡り、法的審判を求める措置に踏み切ることは想像に難くない。
そうなると、”Wanna Oneブランド”を支えていた”CJ+各所属事務所”という共同体が瓦解し、事実上”Wanna One”関連ビジネスに終止符が打たれることになるだろう。至極シンプルに言えば、”Wanna Oneの消滅”になる。
1度解散したWanna Oneへの未練はなく、全てのビジネス推進において「CJと各事務所が満場一致でなければならない」という縛りに対して反感を持っている事務所なら、もちろん、”Wanna Oneの消滅”に賛同するスタンスを持つかもしれない。
しかしCJと各事務所は、その実力と人気が検証され、さらなるビジネスへの拡張性を持つ”Wanna Oneブランド”を、そう簡単に手放すとは考えにくい。円満な合意と契約を導き出し、”未来への余地”を残すため、最悪の事態は避けるよう尽力するだろう。
***
イーデイリーの報道に対する、韓国ファンの意見の中には「契約を渋っている現状を打開するために、CJがメディアに情報を流したのでは?」「相手(各所属事務所)を制圧するために、公論化するのも有効だよね」という憶測も寄せられた。
つまり一部のファンは、今回の”不発危機”報道を「CJ側が意図的に記事を書かせた」と見ているようだが、その真相はもちろん不明だ。
CJが公表した音源公開まで、あと6日。果たしてCJと各事務所は、どのような”努力”を見せてくれるのか‥タイムリミットが迫っている。
[2021 MAMA] Wanna One – Beautiful (PART III) (動画出典:Youtube Mnet K-POP)
編集部おすすめ記事
-
“ENHYPENのダンシングプリンス” ニキが1位獲得!ファンを魅了する“無敵の存在感”
-
IVE チャン・ウォニョンが2カ月連続で“ブランド女王”に!25年10月 ガールズグループ個人ベスト5
-
AHOF、新ミニアルバム「The Passage」コンセプトフォト公開!“ピノキオの成長痛”を青春で描く
-
i-dle ミヨン、新ミニアルバム「MY, Lover」でソロ感性を深化!先行公開曲でカムバック始動
-
BTS ジミン、10月の主役に!ファンが選ぶ“誕生月にカレンダーを飾ってほしいアイドル”堂々の1位
-
BTSがランキングを席巻 & ジミン2カ月連続首位!25年10月 K-POPボーイズグループ個人ブランド評判ベスト5
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
i-dle ミヨン、新ミニアルバム「MY, Lover」でソロ感性を深化!先行公開曲でカムバック始動
-
AHOF、新ミニアルバム「The Passage」コンセプトフォト公開!“ピノキオの成長痛”を青春で描く
-
ユン・シユン、青く澄んだ秋空の下で微笑む!柔らかな光が包む癒しの瞬間
-
3時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BTSがランキングを席巻 & ジミン2カ月連続首位!25年10月 K-POPボーイズグループ個人ブランド評判ベスト5
-
今週(10月20日~)日本のテレビで放送終了「極上ロマンス」韓国ドラマ4選&見逃しVOD
-
Netflix新作ノワール「クェンダン」キャスティング発表!ハン・ソッキュ×ユン・ゲサンら出演確定
-
待望のシーズン3も登場!25年11月本国放送&配信開始 韓国ドラマ9選
-
【全8作】日本のBSチャンネルで見られる!25年11月放送開始の韓国ドラマまとめ
-
今週末(10月24日~) BS・CSで放送!かつて日本で韓国映画ブームの立役者となった作品5選
-
“ENHYPENのダンシングプリンス” ニキが1位獲得!ファンを魅了する“無敵の存在感”
-
DKB、9thミニアルバムのタイトル曲「Irony」MVティザー公開
-
ロウン、Disney+「濁流」で見せた渾身の演技と確信!入隊前のラスト作品に込めた思い
-
日本の地上波・ローカル局で3作も登場!来週(10月27日~)放送開始「ハマる」韓国ドラマ6選
-
リュ・スンリョン「キム部長の物語」で描く人生の非常事態・・仕事と家族の狭間で揺れる男の奮闘記
-
DKB、タイトル曲「Irony」のダンススポイラー映像を公開・・歴代級のカムバックを予告
-
Hearts2Hearts、1stミニアルバム「FOCUS」カムバックショーケースに出席!(PHOTO4枚)
-
BOYNEXTDOOR、5th EP「The Action」ショーケースに出席!(PHOTO42枚)
-
IVE チャン・ウォニョンが2カ月連続で“ブランド女王”に!25年10月 ガールズグループ個人ベスト5
-
【沼る VS 微妙】視聴率2桁目前の好調ぶり!展開が粗削りとの苦言も‥Neflix韓ドラ「テプン商事」
-
KBS作品が安定の強さを発揮!10月第3週 最新韓国ドラマ視聴率ランキング1位~13位
-
BTS ジミン、10月の主役に!ファンが選ぶ“誕生月にカレンダーを飾ってほしいアイドル”堂々の1位
-
JTBC新ドラマ「キム部長の物語」、リュ・スンリョンが放つ中年の深みと笑い
-
AIMERS「AIMERS 1st Special Tour in Japan -FULL COUNT- FREE SHOWCASE」開催!(PHOTO4枚)
-
【韓国時代劇】朝鮮王朝の国王に仕える料理人はほぼ男性だった?人気韓ドラの本当とは
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。