『椿の花咲く頃』などで知られる、女優のソン・ダムビとの交際を認めたスピードスケート元韓国代表のイ・ギュヒョク。人気女優との交際相手として世間の注目を浴びているが、どうやら彼の不都合な過去にも、スポットライトが当てられようとしている。
人気歌手として活動し、現在は女優として活躍中のソン・ダムビ。

現在、女優として活躍中のソン・ダムビ(写真提供:©TOPSTAR NEWS)
2019年に出演した、KBS人気ドラマ『椿の花咲く頃』では、個性豊かな演技を披露し、女優として成功の可能性をうかがわせた。
バラエティー番組でも、その率直なキャラがお茶の間で愛されている彼女だが、去る12月2日、スピードスケート元韓国代表のイ・ギュヒョクとの交際が報じられた。
今年38歳のソン・ダムビより、5歳年上で43歳のイ・ギュヒョクは、かつて韓国が誇る”氷上のプリンス”だったが、2014年のソチオリンピックを最後に引退。現在は指導者の道を歩んでいる。

5歳年上の元スピードスケート選手のイ・ギュヒョクと交際を認めたソン・ダムビ(画像出典:©スポーツ韓国)
ソン・ダムビの交際相手、イ・ギュヒョクとは
そんな彼が、ソン・ダムビとの交際により、再び注目を浴びている。
冬季スポーツファンなら誰もが知る英雄だが、90年代末~00年代初が競技人生における全盛期だったため、世間一般的には馴染みの薄い名前だろう。
1994年当時、15歳という若さで韓国代表に選ばれたイ・ギュヒョクは、1997年にスピードスケート1000Mで韓国人初の世界新記録を樹立し、翌年開かれる長野オリンピックの金メダル有力候補に躍り出る。
しかし、国民の期待を一気に背負い出場した長野オリンピックでは、500Mで8位、1000Mで13位と低迷。ライバルだった日本代表の清水宏保がメダルを獲得(500M金、1000M銅)した姿を、見届けるしかなかった。
その後も”天才スケーター”として好成績を残したが、オリンピックではなぜか不振続き‥結局、彼の競技人生はオリンピックにおいては無冠に終わり、多くのスポーツファンが彼を”不運の天才”と呼ぶように。

“天才スケーター” イ・ギョヒョク(画像出典:namuwiki)
自身は、オリンピックでメダルを手にすることはできなかったが、後輩思いの強い選手として知られ、2010年以降オリンピックで活躍したモ・テボム(2010年バンクーバー五輪 500M金、1000M銀)や、平昌五輪金メダリストの小平奈緒のライバルと知られるイ・サンファ(2010年バンクーバー五輪 500M金/2014年ソチ五輪 500M金)に、惜しみなくアドバイスしていた事で、金メダルの”隠れた立役者”とも言われている。
イ・ギュヒョクの不都合な過去
そんな彼の名が、再び世間の注目を浴びたのが、2018年の”チェ・スンシルゲート”だ。
元大統領、パク・クネ氏の最側近だったチェ・スンシル氏による”冬季スポーツ汚職事件”に、イ・ギュヒョクが深く関わっているという報道が出たのだ。彼は後に、韓国国会や法廷で参考人として呼ばれる羽目に‥。しかもそれとともに、1994年12月に彼が日本で起こしたある”性スキャンダル”疑惑が浮上する。
その”性スキャンダル”とは、27年前の北海道の帯広市で開かれた、スピードスケートW杯の打ち上げパーティーでの事。
当時15歳だったイ・ギュヒョクが、打ち上げパーティー終了後、トイレで日本の女子選手(当時、大学生)に性暴行を働いたというのだ。
日本スケート連盟はこの事実を知ると、韓国に出向いて抗議。事態を知った韓国スケート連盟は、同事案を調査したが、イ・ギュヒョク本人は「性暴行ではない」と否定したという。
連盟は韓国スケート界の有望株を失うわけにはいかず、彼の言葉を額面通りに受け取り、イ・ギュヒョクにこれといった制裁を与えず、事件のもみ消しに乗り出したと見られる。この背景には、イ・ギュヒョクの家族が一流のスケート一家(両親が元韓国代表)で、連盟を牛耳るほどの巨大な力を持っていたという内情があったようだ。
実際に、イ・ギュヒョク一家は2017年10月まで24年もの間、スケート連盟の利権を独り占めしてきたという事実が明らかになり、韓国中を騒がせている。
結局、日本での”性スキャンダル”については、当時の事を覚えている韓国人が少ないため、真相も不明なままだ。
***
“不運の天才スケーター”という異名とともに、数々の疑惑とスキャンダルの主人公でもあったイ・ギュヒョク。ソン・ダムビとの交際相手として、三度世間の注目を浴びているが、どうやら彼の不都合な過去にも、徐々にスポットライトが当てられようとしている。
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