『アユクデ』こと『アイドルスター選手権大会』は、秋夕(チュソク/日本でいうお盆)や旧正月といった”名節”と呼ばれる韓国の伝統祭日に放送されるK-POPアイドルによる運動会だ。今年の秋夕は、新型コロナウイルスの影響で中止になったそうだが、韓国ファンは喜びの歓声を上げているという。その理由とは?
『アユクデ』という略称で親しまれている『アイドルスター選手権大会(旧称:アイドルスター陸上大会)』。
多くの韓国アイドルが一斉に出演し、身体能力を競い合うイベントとして、ここ日本でも有名なテレビ番組(MBC放送)だ。
主に、秋夕(チュソク/日本でいうお盆)や旧正月といった、名節と呼ばれる韓国の伝統祭日に放送される『アユクデ』は、今年で11年目となる由緒ある特番である。
ある程度の認知度を持つアイドルなら、ほぼ参加すると言われているこの番組には、過去にBTS(防弾少年団)やTWICE(トゥワイス)といったトップアイドルも出演。ファンを楽しませていた。
運動会のため、歌やパフォーマンスの披露はなく、身体能力のみを競い合うというコンセプトが、番組の醍醐味である。おまけにアイドルファンの応援合戦もあり、見どころ満載だ。
そんな韓国名節の風物詩(?)となった『アユクデ』、残念ながら今年の秋夕は見られないようだ。
理由は、新型コロナウイルスの感染拡大の余波。現在韓国では、政府の防疫指針により大人数が集まる公演やイベント、番組収録などに制限がかけられている。
この報せに韓国のアイドルファンは、どんな反応を見せているのだろうか。
普段見られない、”推し”の新たな一面を楽しみにしていたであろう、ファンの落胆する声が聞こえてくるかと思いきや、「中止になって良かった!」という反応の方が、圧倒的多数なのである。
BTSやTWICEなどたくさんのアイドルが出演!(画像出典:MBC、BTS公式FaceBook)
『アユクデ』の中止に、韓国ファンが歓迎の声を上げる理由は、大きく分けて2つ。まさに、”酷使”と”恋のあ発展”なのだ。
まず1つ目の”酷使”。多忙なスケジュールをこなし休む暇さえないアイドルが、長時間にわたり拘束されて番組収録に参加するという状況を、ファンは良しとしていなかったようだ。しかも、スポーツ大会である以上、種目によってはけがの危険性と隣り合わせ。見ている方は、気が休まらない番組なのだ。
そしてもう1つ。”酷使”よりファンを悩ませ苦しめるのが、”恋の発展”である。若い男女のアイドルが出演するだけに、番組収録中には幾度となく”ラブシグナル”が交わされるそうだ。
2017年に放送された『人生酒場』に出演したGirl’s Dayのユラは、『アユクデ』について「あれほど人(出演者)が多いのだから、10組くらいカップルがいるのではないかと思う」と発言。
また、同番組に一緒に出演したヘリも「元彼も、その前の彼氏もいるかもしれない」と語り、多くの視聴者を驚かせた。
EXIDのヘリンは、2019年『ビデオスター』に出演し「(『アユクデ』の)開閉式で集合すると、視線を送りあう人がいる」「すれ違う時に、そっと相手に触れる大胆な人もいた」と証言。
(関連記事)アユクデはやはりアイドルたちの恋愛の場!? 新たな暴露にファンたちに動揺広がる…
このような証言が相次いだことで、『アユクデ』は韓国のアイドルファンの間で”動物の王国”と呼ばれることに。
異性を求めて(?)会場内をさまよう”推し”もイヤだが、そのきっかけを作る番組側に怒りを覚えるファン‥。
これでなぜ、『アユクデ』中止に歓迎の声が上がったのか、よくお分かりいただけただろう。
BTS
BTS(防弾少年団)は2013年6月13日にデビューした韓国の7人組男性アーティストグループで、パン・シヒョクのプロデュースにより誕生した。
HYBE(旧Big Hitエンターテインメント)所属。
デビューアルバムは『2 COOL 4 SKOOL』、デビュー曲は『No More Dream』。グループ名の”防弾少年団”には、10代、20代に向けられる抑圧や偏見を止め、自身たちの音楽を守りぬくという意味が込められている。
ハングル表記は”방탄소년단(バンタンソニョンダン)”から”バンタン”と呼ばれることが多い。
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