先ごろ結婚を発表した俳優のユン・ゲサン。結婚の経緯と共に、妻となる婚約者を守るコメントを発言したところ、議論にまで発展してしまった。彼はこれ以前にも意図する以外の意味を持つ言葉を使用し、物議を醸したことがある。
俳優のユン・ゲサンが今月11日、5歳年下の実業家である一般女性との結婚を発表した。
所属事務所によると、お相手の女性とは知人の紹介で出会い、結婚を前提にした交際が昨年末から始まったそうだ。また、新型コロナウイルスの影響もあり、結婚式を行わずに婚姻届のみを提出する予定だという。

結婚を発表した俳優のユン・ゲサン(画像出典:JUSTエンターテインメント公式FaceBook)
(関連記事)ユン・ゲサン、5歳年下の事業家と結婚‥コロナの影響受け婚姻届の提出のみ
嬉しい便りであるはずの結婚報告だったが、その際にユン・ゲサンが発した”ある発言”が議論を招いてしまった。
韓国メディア・SPOTV NEWSはこれを「”芸能人は特殊な職業”論難」と題し、「ユン・ゲサンが結婚を伝えながら、”芸能人は特殊な職業”と言った部分が一部ネットユーザーの間で物議を醸している」と報じた。
事の発端は、ユン・ゲサンが結婚報告をした際、婚約者に対して世間の過度な関心を懸念していたことだ。
ユン・ゲサンは結婚の便りと共に「わくわくする気持ちと共に少し心配な部分もある」とし、「私は長い間、芸能人という特殊な職業で暮らしてきたが、私の妻になる人は一般人なので、突然、過度な関心にさらされるのが負担になるではないかと心配になる」と語っていた。
これは、”婚約者が芸能人ではないので、過度な注目をせずに温かく見守って欲しい”といった意味を伝えたかったようなのだが、その真意ではなく、この発言の「芸能人という特殊な職業で生きてきた」という部分が注目されてしまった。
あるネットユーザーは「”特殊”という単語が誤解を招く可能性があるため、”平凡ではない”とすればよかった」と指摘。ユン・ゲサンが「芸能人=特殊階層」という認識を持っているのではないかと憂慮している。
韓国では芸能人と非演芸人を区別する際、かつては非演芸人を”一般人”と表現していた。だがこれに対し「誤解の余地がある」という指摘が出たことから、最近ではほとんどが”非演芸人”と表現するようになった。今回のユン・ゲサンの議論は、これと同じ脈絡での指摘だ。
“特殊”という言葉、日本では「普通とは質的に違うこと。性質が特別であること」という意味を持つが、韓国ではどのように定義しているのだろうか。
韓国の標準国語大辞典は”特殊”を、第一に「特に異なる」と説明。その次に「いかなる種類にもよらず部分に限る」と規定している。
最初の意味では「平凡な人と区別する」と思われるかもしれないが、2番目の意味では「一部に該当する」という意味に解釈することもできる。
つまり、”芸能人が特別な才能を持っている人であっても、特殊な”階層”とは言えない”という指摘が今回の議論の背景だ。

ユン・ゲサンは過去にも失言したことが‥(画像出典:JUSTエンターテインメント公式サイト)
ユン・ゲサンの表現が議論に発展したのは初めてのことではない。彼は過去、ある雑誌とのインタビューで「映画界は左派(リベラル派)」と言って話題になったことがある。
映画『執行者(2009)』の公開を控え、月刊誌のインタビューを受けたユン・ゲサン。
彼はここで、アイドル出身であることから映画俳優として認められるまで困難だった心情を吐露している。
これまで、映画やドラマを合わせて8作品をこなしたユン・ゲサンだが、真の俳優として認めてくれたケースは一度もなかったという。これを「とても悔しかった」と語った彼は、続いて「俳優として無視するのではなく、韓国映画界の本性が左派だ。友好的ではない」と述べてしまい、議論に発展した。
この発言は「映画界はアイドルグループ出身を排斥するもので、こうした風潮は映画界の大多数が行き詰まった左派だから」という主旨で解釈されてしまう事態を招いた。
しかし、ネットユーザーからは「”左派”という単語を誤って使ったようだ」とし、「”排他的”または”閉鎖的”という表現が適切ではなかったか」という意見が見られている。
その後、ユン・ゲサンは「左派発言は無知から始まった完璧なミス」と謝罪し、この議論は終わりを告げた。
議論にまでなってしまった、2回の失言。その原因は、意図する言葉のチョイスを誤ってしまったからのようだ。
結婚の便りでの失言は「芸能人は”公人”と同じで関心を受けることはできるが、妻はそっとしておいてほしい」という想いから、過去の失言は「映画界は自分に対し、アイドルという”先入観”を持っていて大変だった」という苦労を語りたかったのだろう。
編集部おすすめ記事
-
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
まるで塩キャラメル!9月CS放送で堪能する「大人のロマンス」韓国ドラマ5選
-
アン・ボヒョン、少年のような笑顔!ギルグの魅力あふれるセルカ公開
-
ウ・ドファン、デニム姿で見せた透明な日常!夏夜の静かなときめき
-
“可愛い息子と” CNBLUE イ・ジョンシン、愛犬シンバくんとの日常ショットにファンほっこり
-
「100番の思い出」キム・ジョンヒョン、優しさと余裕を兼ね備えた“あしながおじさん”役で胸キュン予告
-
SS501ユニット”FIVE O ONE”、20周年公演のビハインドと未来への約束
-
GOT7 マーク、新曲「hold still」で描く愛と別れ・・深まる音楽世界に期待高まる
-
idntt初ユニット”unevermet”、「M COUNTDOWN」で鮮烈デビュー!初ステージで観客を魅了
-
BTOB イ・ミンヒョク、圧倒的カリスマ!ソロコンサート「HOOK – WHO : KING」ポスター公開
-
第4次韓流ブームから5年!「韓国ドラマ=Netflixで観る」方程式の誕生に一役買った作品10選
-
AMPERS&ONE、3rdミニアルバム「LOUD & PROUD」でチャート1位&MV1,000万回再生を同時達成
-
200万回再生突破!YOUNG POSSE、新曲「FREESTYLE」で5世代K-POPの中心へ
-
tvN「巫女と彦星」チュ・ヨンウが1位!「25年8月 韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
あの日の感動が再び甦る!9月CSで楽しめる韓国俳優 過去来日イベント3選
-
今年の秋トレンドは大物俳優のテレビ復帰!韓国で話題沸騰 秋の新作ドラマ5選
-
最新作も続々!25年9月に日本の劇場で出会える注目の韓国映画6選
-
日本のテレビ初上陸の便り!9月CSで届けるK-POP公演&韓国バラエティ5選
-
TOMORROW X TOGETHER、Danmeeアンケート「25年7月 K-POPボーイズグループ人気決定戦」1位に
-
イ・ドンウク、JTBC「優しい男の物語」の裏側を公開!淡く染まる静かな午後
-
ハン・ジミン、夏の真昼に咲く笑顔!デイジーのように輝く日常ショット公開
-
YOUNG POSSE、4th EP「Growing Pain pt.1 : FREE」カムバックショーケースに出席!(PHOTO20枚)
-
パク・ミニョン、新ドラマ「コンフィデンスマンKR」で知性×美貌×財力を兼ね備えた“天才詐欺師”に!
-
KBS「トクスリ5兄弟をお願い!」最終回視聴率20.4%!アン・ジェウクが見せた圧倒的存在感
-
母は連続殺人犯、息子は刑事・・コ・ヒョンジョン主演SBSドラマ「カマキリ -殺人者の外出」が描く禁断の心理戦
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。