昨日(7月28日)、過去のいじめ疑惑が暴露され”渦中の人物”となったITZYのメンバーリアと、所属事務所のJYPエンターテインメントにまつわる新たな疑惑が浮上した。韓国ネットが「これはもみ消しだ」「巨大エンターテインメントによるハラスメントだ」と激怒している。一体その内容とは・・。
ITZY(イッジ)のメインボーカルで、次世代韓国アイドルの一角を担うと期待されるリア。
既にTXTやaespa(エスパ)などの第4世代アイドルが頭角を表しており、近年リアを擁するITZYの活躍も、目を見張るものがあると評されている。

4人組ガールズグループITZYでメインボーカルを務めるリア(画像出典:ITZY公式HP)
2019年2月にデビューしたITZYは、2019-2020年に新人賞を総なめし、新人という肩書を取った今年は、ゴールデン・ディスク・アワードで”デジタル音源本賞”を受賞。
順風満帆に見えたITZYだったが、不幸にもリアの”いじめ”にまつわる疑惑が浮上した現在、急ブレーキがかかったような状態に陥ってしまった。
JYPエンターテインメント(以下、JYP)は、彼女の”いじめ”を暴露した同級生に対して”虚偽事実の適示による名誉棄損罪”で警察に告訴したものの、韓国警察は”(検察に)不送致”を決定。事実上、暴露者に”嫌疑なし”の処分を下したのだ。
これを受け、韓国ネットでは「いじめは嘘ではなかったんだね」「リアはいじめをした悪い子」という、韓国警察の判断を誤読したネットユーザーの声が拡散され、やがてリアの”疑惑”が既成事実になってしまった。
実は、韓国警察が下した処分は、いじめの有無ではなく「暴露者が悪意を持って虚偽事実を拡散し、リアの名誉を棄損したか」に対する嫌疑が見当たらなかったという事のみ。
(関連記事) ITZYとAPRILを苦しめる韓国ネットの誤読「警察がいじめを認めた?」
もちろん、いじめが事実であれば、それ相応の”世論裁判”は避けられないが、この件についてはまだ何も判明していない状態。
そんな中、昨日(7月28日)リアに関する新たなニュースが飛び込んで来る。

“いじめ”にまつわる疑惑が浮上したリア(画像出典:ITZY公式FaceBook)
いくつかのオンラインコミュニティーやネットニュースを中心に、暴露者の新たな書き込みが拡散されているのだ。
以下の箇条書きは、その内容。便宜上、暴露者をA氏とする。
- A氏は、告訴により(警察に)過去のいじめを証明したが、リアは構わず活動を続けているため、これは明確な2次被害である
- JYPが同級生たちに連絡し、リアがどのような子だったのか、聞き取りをしている
- A氏に対する”嫌疑なし”が報じられると、沈黙を貫いていたJYPから”話ができないか”と連絡があった
- 「リアから直接謝罪を受けられる場であれば、出向く」との意志を伝えたものの、「JYPと話しが先だ」と言われ、断った
A氏の主張によれば、リアとの件を円満に解決したいがため、JYPが動き出しているように思える。
しかし今回の暴露により、JYPとリアは「事件をもみ消そうとしているのでは」と、新たな批判に直面する羽目になった。
ただ、JYPが事件をもみ消そうとするための動きというより、A氏の新証言を確認し”真相”を詳細に知りたいというアクションにも見える。
JYPは、数人の同級生に当時の状況や、リアの言動を確認するかのような質問をしていたようだ。
またA氏に、リアの謝罪を約束できない理由も、JYPがアーティストを守るためではなく、まだ真相に近付いていない現状を踏まえて、慎重に行動を取る必要性を感じたのかもしれない。
ひょっとすると「いつまでもリアの記憶に頼って対応していると、”大火事”になりかねない」という危機感が芽生えた可能性もある。リアがJYPに嘘の報告をしたわけではないとしても、数年前の出来事の全てを昨日のことのように覚えている可能性は極めて低いからだ。
本来あってはならないことだが、いじめや暴力に対する加害者と、被害者の記憶には矛盾するところが多いと言われている。A氏が証言する被害事実と、リアが記憶する学生時代の隔たりにJYPは悩まされ、混乱しているかもしれない。
真相を確認するためのJYPの積極的なアクションが、世間には「もみ消し」「巨大エンターテインメントによるハラスメント」と、思わぬ逆風を呼び起こしてしまっているからだ。
JYPが八方塞がりな状態から抜け出す妙手を見つけるまで、残念ながら、もう少し時間がかかりそうだ。
ITZY(イッチ)
2019年2月12日にデビューしたJYPエンターテインメント所属の5人組ガールズグループITZY(イッチ / ハングル 있지)。
Wonder Girls、Miss A、TWICEなどを輩出してきた“ガールズグループの名家”と呼ばれるJYPエンターテインメントが、TWICEに続いてデビューさせるガールズグループということもあり、デビュー前から大きな注目を浴びてきた。
メンバーは、イェジ 、リア、リュジン、チェリョン、ユナの5人。
編集部おすすめ記事
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
IU、ブランド「J. ESTINA」のJ&U Archiveポップアップストア オープン記念イベントに出席!(PHOTO8枚)
-
来週(12月1日~)日本のテレビで観られる「演技ドル大活躍」時代劇韓ドラ3選
-
12月「見納めリスト」はこちら!Netflix他 4サービスで配信終了予定の韓国ドラマ9選
-
【単独インタビュー】韓ドラ「ウンスのいい日」俳優パク・ヨンウが語る「悪人を表現する極意」
-
SBS「復讐代行人3~模範タクシー~」が首位発進!25年11月第3週 韓国ドラマ話題性ランキングトップ5
-
【韓国時代劇】あのヨン様が新人賞を受賞した官能名作!「スキャンダル」とは
-
21時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
RESCENE、3rdミニアルバム「lip bomb」カムバックショーケースに出席!(PHOTO10枚)
-
嘆きながら完走してしまう‥来週(12月1日~)日本のテレビで観られる「ドロドロ系」韓国ドラマ6選
-
ラストウィークに豪華ラインナップ!今週(11/24~11/30) 韓国俳優&K-POPの日本TV出演情報3選
-
2年ぶりに”模範タクシー”が運行再開!25年11月第4週 最新韓国ドラマ視聴率ランキング
-
【単独インタビュー】ミュージカル初挑戦のn.SSign カズタ「愛の不時着」スンジュン役に“僕に似合う役だと思った”
-
NCT マーク、スキンケアブランド「COSRX」Derma LABポップアップストアオープン記念イベントに出席!(PHOTO3枚)
-
クォン・ナヨン(WOOAH ナナ)ら、新U+モバイルtvドラマ「ミレの未来」制作発表会に出席!(PHOTO39枚)
-
一枚で語る“静のカリスマ” ソン・ジュンギ、ブラックスタイルで魅了
-
Billboard選定 “2025年のK-POPルーキー” NouerA、フランス & スペインへ!欧州プロモーション始動
-
【Netflix】今年の勝者「暴君のシェフ」は何位?2025年韓国ドラマ最新ランキング
-
ASTRO チャウヌ、2ndミニアルバム「ELSE」リリース!本能的アプローチで従来イメージを突破
-
ENHYPEN、デビュー5周年「2025 ENniversary」開催!ロッテワールド&DDPで祝祭の10日間
-
CNBLUEからLE SSERAFIMまで!12月を彩る「2025 KBS歌謡祭」豪華ラインナップ公開
-
3つの愛の年代記が始動!パク・ソジュン主演JTBC「明日はきっと」12月6日韓国放送スタート
-
2025年の最後を飾る韓国ドラマ9選
-
イ・ジェフン主演「復讐代行人3~模範タクシー~」本日(11/21)本国放送 & Lemino配信開始!
-
SBS「復讐代行人3~模範タクシー~」で帰還!25年11月 主演俳優 期待度1位はイ・ジェフン
-
【全73選】年末年始は録りだめチャンス!25年12月 BS・CS放送 韓国映画まとめ
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。