K-POPアイドルグループ「ZE:A」のイム・シワン主演の映画「ワンライン」がリクエスト上映されて話題を集めている。韓国でも43万人の観客数が動員されて多くの関心が寄せられた同作品。8月には秋葉原のシアターにてリクエスト上映される予定だ。

今月21日、「演技ドル(優れた演技の才能を持つアイドル)」として注目を集めているアイドルグループ「ZE:A(ゼア)」のイム・シワン主演の映画「ワンライン~5人の詐欺師たち~」が、池袋HUMAXシネマズでリクエスト上映された。

ワンライン イムシワン チング

韓国でも43万人の観客を動員して話題となった「ワンライン」(写真提供:©スポーツ韓国)

2017年3月29日に韓国で公開された「ワンライン」は、観客評価で8.68点、ネットユーザー評価で8.17点の高得点を獲得し、累積観客数43万5142人を記録して話題となった。

ごく平凡な大学生のミンジェ(イム・シワン)は、あらゆる経歴を偽って銀行からローンを借りる伝説の詐欺師チャン課長(チン・グ)に出会って業界の新星となる、詐欺師たちの姿を描いたストーリーだ。

主役を演じたイム・シワンは、2010年にアイドルグループZE:Aとしてデビューし、日本でもリメイクされたドラマ「ミセン~未生~」で名演技を繰り広げ「演技ドル」としての地位を築き上げた。

劇中イム・シワンは、フード付きのトレーナーを着た普通の大学生の姿から、上品なスーツを知性的に着こなした詐欺師の姿まで、見るものの心をわし掴みにするような幅広いキャラクターを描き出した。

イムシワン シワン 演技ドル ゼア

優れた演技力で見ている側をグイグイ惹き込むイム・シワン(画像出典:ワンライン スチールカット)

一方チン・グは、2003年SBSドラマ「オールイン 運命の愛」でデビューしたのち、韓国で高視聴率を記録し社会現象を巻き起こした大ヒットドラマ「太陽の末裔~Love Under The Sun~」で、韓国を代表する俳優としてスターダムにのし上がった。

これまでチン・グは、男らしく落ち着いているキャラクターを演じてきたが、本作ではクールながらも軽快で穏やかな新しいキャラクターを作り出した。

チング 太陽の末裔 ワンライン

新しいキャラクターに挑戦したチン・グ(画像出典:ワンライン スチールカット)

このように、イム・シワンとチン・グを筆頭に、パク・ビョンウン、イ・ドンフィ、パク・ユファン(パク・ユチョンの弟)など豪華俳優陣が集結した「ワンライン」。

貧富の差が激しい格差社会をもとに、現在の韓国における闇深い問題へのメッセージも込められている見応えのある作品となっており、社会派なテーマを取り扱った作品ながらも、手に汗握るスリリングさと痛快なストーリー展開で、ラストに爽快な余韻が残る映画となっている。

パクユファン パク・ユファン ユチョン

韓国の社会問題がメッセージとして込められている「ワンライン」(画像出典:ワンライン スチールカット)

シワン ユファン キャプテン

豪華俳優たちの名演技に惹き込まれる..(画像出典:ワンライン スチールカット)

「ワンライン~5人の詐欺師たち~」は、8月11日に秋葉原UDXシアターにてリクエスト上映される予定だ。

[wp-svg-icons icon=”link” wrap=”i”] ドリパス:8月11日上映「ワンライン~5人の詐欺師たち~」

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