• 近年、好成績を収めさらなる飛躍が期待されているtvNとJTBC。
  • ここ数年にわたり、”新韓ドラ王国”の座をかけてし烈な争いを繰り広げています。
  • 今回、両局の2024年上半期の視聴率TOP3をそれぞれご紹介!

近年、好成績を収める韓国ケーブル局のtvNとJTBC。

2016年以降、自社の投資に後押しされた両局は、”新韓ドラ王国”の座をかけ、ここ数年にわたりし烈な争いを繰り広げています。

今から18年前の2006年10月に開局したtvNは、キム・ミンジョン×ソ・イヒョン主演の『恋するハイエナ』(2006)を皮切りに、大人気シリーズ「応答せよ」やシンドロームを巻き起こした『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』(2016~2017)、ド・ギョンス(EXO)主演の『100日の郎君様』(2018)、第4次韓流ブームをけん引した『愛の不時着』(2019~2020)など、数々のドラマを輩出。

そして2024年上半期、『愛の不時着』をはるかに上回る視聴率でtvN歴代ドラマ1位という称号を獲得した大ヒット作『涙の女王』を誕生させました。

一方JTBCはというと、tvNより5年後の2011年12月に開局。これまで『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(2018)や『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(2018~2019)、パク・ソジュン主演の『梨泰院クラス』(2020)、全国最高視聴率28.371%をマークした『夫婦の世界』(2020)など日本でも人気を博した数多くの作品を手掛けてきました。

しかし今年上半期は、7本の新作ドラマを輩出したもののヒット作に恵まれず、苦戦を強いられているとか・・。

今回、例年に比べ視聴率の差が歴然としている”新韓ドラ王国”のライバル、tvNとJTBCの2024年上半期の視聴率TOP3を調査しました。(※2024年1月1日~6月30日の全国最高視聴率をもとにまとめております。)

tvN

第3位『魅惑の人』(tvN/2024/全16話)

第3位は、チョ・ジョンソク×シン・セギョン主演の『魅惑の人』でした。

今年の1月21日から3月3日まで放送された本作は、王権と政治的権力の争いに直面した王と、復讐のために王を惑わそうとするも逆に魅了されてしまう女性の物語を描いたロマンス時代劇。

3月3日放送の第16話(最終話)で、全国最高視聴率7.763%を獲得しました。

●日本配信情報:Netflix (2024年7月16日現在)

画像出典:tvN
魅惑の人
時代劇/ロマンス
tvN/2024/全16話

あらすじ

王権と政治的権力の争いの危機に瀕した王のイ・イン(チョ・ジョンソク扮)と、復讐のために彼を誘惑しようとして逆に魅了されてしまったセジャク(スパイ)のカン・ヒス(シン・セギョン扮)との残酷な愛を描いたロマンス時代劇。

キャスト

チョ・ジョンソク、シン・セギョン、イ・シニョン、チェ・デフン、イ・ギュヒ 他

最高視聴率・受賞歴など

7.763%

口コミ

-

予告映像


動画出典:tvN drama

第2位『私の夫と結婚して』(tvN/2024/全16話)

第2位にランクインしたのは連日、日本のX(旧Twitter)トレンドに上がるなど人気を博した『私の夫と結婚して』。

パク・ミニョンとナ・イヌが主演を務めた本作は、親友と夫の不倫現場を目撃した日に殺害されたヒロイン、カン・ジウォンが10年前にタイムスリップして復讐し人生をやり直すドラマです。

初回5.211%という決して悪くない視聴率でスタートを切った『私の夫と結婚して』は、2月20日放送の第16話(最終話)で全国最高視聴率11.951%を記録し、2024年上半期tvNドラマの第2位に。

●日本配信情報:Amazonプライムビデオ (2024年7月16日現在)

画像出典:tvN
私の夫と結婚して
ラブコメディ/復讐
tvN/2024/全16話

あらすじ

親友のチョン・スミン(ソン・ハユン扮)と夫のパク・ミンファン(イ・イギョン扮)が不倫しているところを目撃した余命わずかのカン・ジウォン(パク・ミニョン扮)が、夫に殺害されたことをきっかけに10年前にタイムスリップし、同じ会社の部長ユ・ジヒョク(ナ・イヌ扮)とともに復讐を繰り広げるラブコメディ。

キャスト

パク・ミニョン、ナ・イヌ、イ・イギョン、ソン・ハユン、イ・ギグァン 他

最高視聴率・受賞歴など

11.951%

口コミ

-

予告映像


動画出典:tvN drama

第1位『涙の女王』(tvN/2024/全16話)

2024年上半期tvNドラマの第1位に輝いたのは、全国最高視聴率24.850%(第16話/4月28日放送)を叩き出した『涙の女王』でした!!

今年の3月9日から4月28日まで韓国tvNで放送されていた本作は、結婚生活の危機に直面していたデパートの女王と田舎出身の夫、その2人の間に奇跡のように再び愛が芽生え始めるラブコメディ。

5.853%でスタートを切った『涙の女王』は物語が進むごとに視聴率が右肩上がりとなり、3月17日放送の第4話の時点で全国最高視聴率12.985%を記録。そして第12話(4月14日放送)で初の20%台をマークしました。

●日本配信情報:Netflix (2024年7月16日現在)

画像出典:tvN
涙の女王
ラブコメディ
tvN/2024/全16話

あらすじ

クイーンズグループの令嬢で百貨店の女王ホン・ヘインと、ヨンドゥ里の里長の息子でスーパーマーケットの王子ペク・ヒョヌ。結婚3年目の夫婦の危機と奇跡のような愛を描いたラブコメディ。

キャスト

キム・スヒョン、キム・ジウォン、パク・ソンフン、クァク・ドンヨン、イ・ジュビン 他

最高視聴率・受賞歴など

24.850%

口コミ

「『愛の不時着』感は強いけど面白かった」
「定番なストーリー」
「涙腺崩壊もの」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

JTBC

第3位『Missナイト & Missデイ』(JTBC/2024/全16話)

第3位は、先月15日より韓国JTBCで放送中の『Missナイト & Missデイ』。

Apinkのチョン・ウンジ、イ・ジョンウンが主演を務める本作は、夜は20代、昼は50代に変身してしまう女性が検察庁のインターンとして働くことから始まるファンタジー・ラブコメディです。

6月30日放送の第6話で、2024年上半期の全国最高視聴率となる7.666%を記録しています。(※本作の現時点での全国最高視聴率は、7月7日放送の第8話で記録した8.391%となります)

●日本配信情報:Netflix (2024年7月16日現在)

画像出典:JTBC
Missナイト & Missデイ
ファンタジー/ラブコメディ
JTBC/2024/全16話

あらすじ

8年間の公務員試験生活とアルバイトにより、輝かしい青春を逃したイ・ミジンがある日、中年のイム・スンとして目を覚ます‥。

キャスト

イ・ジョンウン、チョン・ウンジ、チェ・ジニョク 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

「声に出して笑うくらい面白い」
「コミカル調だから観やすい」
「斬新で面白い」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

第2位『ドクタースランプ』(JTBC/2024/全16話)

第2位は、パク・シネとパク・ヒョンシクが『相続者たち』(SBS)以来、約11年ぶりに共演した『ドクタースランプ』がランクインしました。

今年の1月27日から3月17日まで放送されていた本作は、人生最大のスランプに陥った2人の医者が繰り広げるメディカル・ラブコメディ。

2月25日放送の第10話で、全国最高視聴率8.173%を記録しました。

●日本配信情報:Netflix (2024年7月16日現在)

画像出典:JTBC
ドクタースランプ
メディカル/ラブコメディ
JTBC/2024/全16話

あらすじ

燃え尽き症候群の麻酔科医のナム・ハヌル(パク・シネ扮)と、人生最大のスランプに陥った人気整形外科医のヨ・ジョンウ(パク・ヒョンシク扮)が繰り広げるメディカル・ラブコメディ。

キャスト

パク・ヒョンシク、パク・シネ、ユン・バク、コン・ソンハ、チャン・ヘジン 他

最高視聴率・受賞歴など

8.173%

口コミ

「恋愛要素だけでないのがいい」
「重たい内容だけどコミカル要素もあって観やすい」
「日々の癒しになる作品」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

第1位『サムダルリへようこそ』(2023~2024/JTBC/全16話)

2024年上半期JTBCドラマの第1位は、昨年12月2日に放送開始し今年の1月21日に幕を閉じた『サムダルリへようこそ』!!

チ・チャンウク×シン・ヘソン主演の本作は、済州島で生まれ育った幼馴染2人が再会を果たすことから始まるラブコメディです。

初回5.193%で始まり、徐々に右肩上がりとなっていった『サムダルリへようこそ』は、1月21日放送の第16話(最終話)で全国最高視聴率となる12.399%をマーク。

この記録は、歴代JTBC土日ドラマ最高視聴率5位、歴代JTBCドラマ8位となっています。

●日本配信情報:Netflix (2024年7月16日現在)

画像出典:JTBC
サムダルリへようこそ
ラブコメディ
JTBC/2023~2024/全16話

あらすじ

スキャンダルに見舞われ、故郷に戻ることを余儀なくされたチョ・サムダル(シン・ヘソン扮)と、済州島気象予報士チョ・ヨンピル(チ・チャンウク扮)の幼馴染2人が繰り広げるラブコメディ。

キャスト

チ・チャンウク、シン・ヘソン、キム・ミギョン、ソ・ヒョンチョル、シン・ドンミ 他

最高視聴率・受賞歴など

12.399%

口コミ

「ハラハラが足りないかも」
「穏やかな物語」
「観ていてほっこりする」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

ダンミ 編集部

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