- イ・ジョンソクが演じるのは、同じ職場で9年働き続ける“安定志向”のエリート弁護士アン・ジュヒョン。
- 日常と法廷、現実と理想のはざまで揺れる姿が、多くの会社員に深い共感と余韻を与える。
- tvN新ドラマ『瑞草洞』(原題:서초동)は、7月5日 夜9時20分より放送開始予定。

7月に放送開始予定のtvN『瑞草洞』(原題:서초동)で、9年目のエリート弁護士に変身するイ・ジョンソク (画像出典:tvN drama公式X)
イ・ジョンソクが7月に放送開始予定のtvN『瑞草洞』(原題:서초동)で、9年目のエリート弁護士に変身する。
彼が今回演じるアン・ジュヒョンは、“能力値MAX”というキャッチフレーズの通り、9年間同じ法律事務所で働き続けているブレない男だ。
転職が当たり前のアソシエイト弁護士の世界で一度も移籍せずキャリアを積み上げてきた彼は、社内で“知らないことはない”と言われる“公式の知識人”として認識されている。
一般的なアソシエイトが5年も経たないうちに独立や転職を選ぶのとは対照的に、安定を求め、慣れ親しんだ現実を選んだアン・ジュヒョンは“サラリーマン”としての人生を着実に歩んでいる。
今回公開された写真には、規則正しい出勤、昼休みのささやかな楽しみ、一日の終わりの静かな午後まで、まさに“現実の会社員”の一日がそのまま映し出されている。
依頼人の前では落ち着いた口調で話し、オフィスの廊下では同僚と軽口を交わし、ときには静かに覚悟を呟く。”言われたらやらなきゃ、仕方ない”。
そのセリフには、どこか切なくもじんわりと胸に響く共感があり、演技の実力がにじみ出るイ・ジョンソクの“エリート感”が際立っている。
9年目の会社員として過ごす一日の中には、冷たく張り詰めた法廷の緊張感と、ごく普通の会社員としての穏やかな時間が重なり合い、二つの感情のレイヤーが静かに混ざり合っている。
イ・ジョンソクの一段と深みを増した演技力が、ドラマ『瑞草洞』の“安定志向型キャラクター”に見事にフィット。
毎日の通勤路、一見するとルーティンに閉じ込められているようで、予測不可能な現実に向き合っているアン・ジュヒョンの姿は、視聴者に“自分の一日”を重ねさせる。
本作は5人のアソシエイト弁護士たちの喜怒哀楽を描きながら、アン・ジュヒョンを通して“会社員ならではの本音”や“現実感”、そして“ほのかな余韻”を届けていく予定だ。
そして一日が静かに終わる頃、イ・ジョンソク演じるアン・ジュヒョンの背中にはやわらかな光が差し込む。
「やりたくない」と始まった朝が、気づけば「言われたから仕方ない」と落ち着く夜へと変わっていく。
現実と理想、繰り返しと変化のあいだで揺れながらも、自らの居場所を黙々と守り抜く一人の男の心情が、静かに、そして確かに映し出されていく。
ドラマ『瑞草洞』は、7月5日(土) 夜9時20分よりtvNで初放送予定。
(©TOPSTAR NEWS オ・テミン記者/翻訳:Danmeeニュース部)
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