- 新JTBC金曜シリーズ『ラブ ミー』の放送を前に、未公開スチールカットと見どころが公開された。
- 本作は、世代ごとの恋愛と家族の再生を描く感性派メロドラマ。
- ソ・ヒョンジン、ユ・ジェミョンら実力派が集結し、国内外で注目を集めている。

本日より韓国で放送開始する、新JTBC金曜シリーズ『ラブ ミー』の未公開スチールカットと見どころが公開!(画像出典:JTBC)
ソ・ヒョンジンとユ・ジェミョンが出演する新JTBC金曜シリーズ『ラブ ミー』の放送を前に、未公開スチールカットと見どころが公開された。
本作は、喪失のあとに再び芽生える愛を、世代別メロドラマと家族の物語として描く作品。
ソ・ヒョンジン、ユ・ジェミョン、イ・シウが演じる家族の関係性に加え、ユン・セア、チャン・リュル、ダヒョン(TWICE)がそれぞれのラブストーリーを完成させる構成が、今冬の感性派メロドラマへの期待を高めている。
『ラブ ミー』の出発点は“家族”。自分の人生だけを必死に生きてきた、少し身勝手で、だからこそどこか普通の家族が、それぞれの愛を見つけながら成長していく姿を描く。
家族の物語は、本作のメロドラマを特別なものにする根幹として位置づけられている。
物語は、7年前に起きた母キム・ミランの事故から始まる。事故後、責任と後悔の間で家族から逃げてしまった長女ソ・ジュンギョン、妻の介護と生計を背負いながら孤独と罪悪感だけが残った夫ソ・ジノ、そしてどこにも寄る辺のないまま揺れ動く末っ子ソ・ジュンソ。
それぞれが自分の場所で亀裂を抱え、家族が崩れていく中で、最も孤独な存在となってしまった三人の物語が描かれる。そして、愛されること、そして自分を愛することへと向かう『ラブ ミー』の物語が本格的に動き出す。
この家族の物語の上に、世代ごとのラブストーリーが立体的に重なっていく。
まず、ソ・ジュンギョンとチュ・ドヒョンは“隣人”として出会う関係だ。大人になったつもりでも、感情や人間関係の前ではまだ不器用な30代として描かれる。
静かに崩れていくジュンギョンと、その孤独に最初に気づいたドヒョンが、大人の恋へと進んでいく過程が大きな見どころとなっている。
ソ・ヒョンジンは、ソ・ジュンギョンの孤独を繊細に捉え、人物の内面を丁寧に積み重ねていく。
チャン・リュルは、淡々としながらも深く染み入る感情表現で、ジュンギョンの心の変化を説得力をもって導く。二人が描く30代のリアルなメロドラマが、どのような質感を見せるのか注目が集まる。
ソ・ジノは、知らず知らずに疲れ切った日常から抜け出すように一人旅に出て、そこでロマンティックなガイド、チン・ジャヨンと出会い、人生の第2幕を開き始める。
ユ・ジェミョンとユン・セアは、ドラマ『秘密の森〜深い闇の向こうに〜』(tvN/2017)で強い印象を残した“毒薬カップル”としての共演歴があり、再共演への期待も高い。仕事と家庭を手放したあとに訪れる予期せぬ感情、そして50代の二人が最も大人らしい方法で、喪失の後の愛を学び直していく姿が、深い余韻を残すとみられる。
末っ子ソ・ジュンソとチ・ヘオンは、幼稚園時代から続く関係の中で、友情と恋の間を行き来する20代の青春メロドラマを描く。
行き場のない彷徨の時期を過ごすジュンソと、責任と現実の狭間で大人になっていくヘオンは、いつの間にか互いの日常に溶け込んでいた存在だ。
いつから好きになったのかさえ後になって気づく二人を、イ・シウとダヒョンが瑞々しく演じ、初々しいときめきを届ける。
『ラブ ミー』は、20代のときめく恋、30代の現実的なメロドラマ、50代の人生第2幕の愛まで、異なる感情の温度を一つの物語として編み上げる。
制作陣は、その中心に『ウンジュンとサンヨン』(Netflix/2025)や『愛と、利と』(JTBC/2022~2023)、『ブラームスは好きですか?』(SBS/2020)などで日常の感情を丁寧に描いてきたチョ・ヨンミン氏のメロドラマ美学があると語る。誇張せず、静かに立ち上がっていく人物たちの姿と、感情の密度を捉えた映像美が、物語に深みを与えることが期待される。
なお、『ラブ ミー』はヨセフィン・ボルネブッシュが手がけた同名のスウェーデンオリジナルシリーズを原作としており、オーストラリアではBINGEとFOXTELにより『Love Me』としてリメイクされた。
『ラブ ミー』は本日午後8時50分より、JTBCで第1話・第2話が連続放送される。日本ではU-NEXTを通じて配信され、さらにアジア、米州、欧州、オセアニア、中東、インドなどではRakuten VikiをはじめとするグローバルOTTを通じて配信予定であり、世代別メロドラマと家族の物語が国内外の視聴者の心をどう掴むのか注目が集まっている。
(©TOPSTAR NEWS イム・ドヒョン記者/翻訳:Danmeeニュース部)
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