• ソン・ジュンギ主演の新作ドラマ『マイ・ユース』が、“俳優・演出・脚本”の三拍子がそろった期待作として注目されている。
  • 初恋との再会を軸に、自分自身を見つめ直す過程を描く感性重視のストーリーで、放送前から反響が広がっているようだ。
  • ティザー映像やポスターも好評で、「放送前から確信が持てる作品」との声がオンラインを中心に多く見られる。

画像=©JTBC Drama

三拍子揃った期待作!そんな評価がすでに飛び交っている作品がある。2025年9月5日に初回放送を控えたJTBCの新ドラマ『マイ・ユース』である。

主演を務めるのはソン・ジュンギとチョン・ウヒ。さらにイ・ジュミョン、ソ・ジフンといった若手から実力派までを揃えたキャスト陣に加え、『ユミの細胞たち』や『知ってるワイフ』で知られるイ・サンヨプ監督と、『それでも僕らは走り続ける』の脚本家パク・シヒョンのタッグが参加。俳優・演出・脚本のいずれもが信頼に足る顔ぶれという点で、まさに「三拍子揃った期待作」と評されているようだ。

本作は、かつて子役スターとして一世を風靡したものの、厳しい現実の中で表舞台から身を引いたソンウ・ヘ(ソン・ジュンギ扮)と、かつての初恋相手であるジェヨン(チョン・ウヒ扮)の再会を描くロマンス作品である。ただし単なる恋愛劇にとどまらず、「人生のどこかで置き忘れてきた“自分自身”を再び見つける物語」だとされ、繊細な感情の描写とともに温かなメッセージが込められているという。

公開されたティザー映像では、ソンウ・ヘのモノローグが印象的だ。「19歳の君は石ころみたいに出っぱっていて、何の前触れもなく飛び出してきて、僕の足をつまずかせた」という一節が、視聴者の胸に静かに余韻を残す。4人の主要人物がそれぞれの“初恋”を思い出すシーンが交差しながら展開されるこの映像は、淡く、そしてどこか痛みを伴ったノスタルジーを呼び起こしているようだ。

ソン・ジュンギは今回、華やかな世界から距離を置いた静かな人生を選び、花を生けるフローリストとして暮らすソンウ・ヘを演じる。そこに突如現れた初恋の相手ジェヨンは、冷静な判断力と強い信念を持つ“大人の女性”として再び彼の前に現れ、長く静かだった彼の心に波紋を落とす存在になるが‥。

ドラマ関係者やファンの間では「ソン・ジュンギの新たな代表作になるのでは」との声もあるようで、役柄に対する彼の没入度や、台詞に頼らずとも伝わる繊細な表情演技に対して早くも注目が集まっている。チョン・ウヒもまた、これまでの作品とは異なるキャラクター像に挑戦することで、女優としての新たな幅を見せる場になると期待されている。

加えて、演出と脚本の強力な組み合わせも、作品への信頼感を押し上げている要素とされる。過去作で“感情の温度”を的確に映し出してきたイ・サンヨプ監督と、自然な会話と余白のある台詞で定評のあるパク・シヒョン作家の共同作業が、「感性派ドラマ」を求める視聴者層の支持を得ると見られる。

韓国ネットでもその期待感は顕著に表れている。「ポスターだけで泣きそう」「この組み合わせで見ない理由がない」「また心を奪われる予感」など、公開されたビジュアルと映像だけで視聴を決めたという投稿が相次いでいる。

静かに、しかし確実に火がつき始めた『マイ・ユース』。そのタイトルが象徴する“青春”は、ただの若さではなく、忘れていた心の原点を見つめ直す旅のようでもある。

激しい展開や華麗なスケールではなく、日常のささやかな揺らぎと再生を描こうとするこの作品が、秋の韓国ドラマ界にどのような風を吹かせるのか‥静かな注目が集まり始めている。


『マイ・ユース』

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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