• 今年の1月に韓国tvNで放送され、日本でも人気を集めたドラマ『私の夫と結婚して』。
  • 劇中、”悪女”スミン役を演じ今後の活躍が期待される女優の1人となったソン・ハユン。
  • しかし先日1日、彼女の校内暴力疑惑が報道され、一夜にして悲運の女優に‥。

去る1月に放送スタートしたtvNドラマ『私の夫と結婚して』で悪女スミン役を演じ、一躍今後の活躍が期待される女優の1人となったソン・ハユン (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

去る1月に日本で配信され人気を集めた韓国ドラマ『私の夫と結婚して(tvN)』。本作の人気は、渾身の演技を披露した主演女優のパク・ミニョンのほかにも、ナ・イヌ、イ・イギョンなどの活躍も一役買ったと評される。

そしてもう一人、視聴者を憤らせ、ストーリーへの没入度を上げた“悪女”スミンを演じたソン・ハユンの存在も欠かせない。

『私の夫と結婚して』に出演し、世の女性を敵に回した功績が認められ、今後の活躍が最も期待される女優の1人に浮上した。

しかし4月1日、韓国の時事情報番組『事件班長』が彼女の校内暴力疑惑を報道。一夜で奈落に突き落とされた、悲運の女優となってしまった。

ソン・ハユンの所属事務所は『事件班長』の報道に対して「転校したのは事実だが、校内暴力にかかわってはいない」と、転校した事は認めるも暴力については否定。しかし、彼女が受けたとされる「強制転校」が学校暴力委員会が下せる最高水準の処分(第8号)という事が知られ、さらなる窮地に立たされる格好となった。

そんな中韓国ネットでは、先日ソン・ハユンが出演した『知っているお兄さん(JTBC/3月18日放送)』のワンシーンが注目を浴びている。

同番組で「差し支えなければ、一言申し上げても宜しいでしょうか」と切り出した彼女は、「ここじゃないと話す機会がない。視聴者の皆さんのおかげで夢が叶った‥これからもっと頑張ります!本当にありがとうございます!」と熱い涙を流しながら胸中を激白。

このコメントは瞬く間に韓国ネットで話題となり、『知っているお兄さん』のYouTube公式チャンネルには、このシーンだけが切り取られ、『皆を号泣させたソン・ハユン』と名付けられた映像が公開され、数十万回に上る再生回数を記録している。

同動画にも「こんなに真心が伝わる映像は初めて」「ソン・ハユンを一生応援する」など、彼女に対する応援のコメントが相次いだ。

しかし現在、同動画のコメント欄には、今までの状況とは裏腹に「この涙も演技だったのか?」「ワニの涙だ」「偽善者」と、批判と嘲笑が相次いでいる。

果たして彼女の涙と激白は、本当に“ワニの涙”なのか‥。実は彼女、『私の夫と結婚して』の人気で実に6年ぶりにスポットライトが当たったと言われている。

2005年にデビューしたソン・ハユンは、役者として満開に咲き誇る事ができず、大勢いる女優の1人として芸能生活を続けてきた。

KBSドラマ『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』(2017)でチェ・エラ(キム・ジウォン扮)の親友ペク・ソリ役を演じたソン・ハユン (画像出典:KBS)

彼女がドラマや映画のファンに注目を浴びたのは、デビューから12年経った2017年。KBSドラマ『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜』でソリ役を好演し、遅咲きの女優として名を馳せた。

そして翌年には映画『完璧な他人』でプチブレイクを経験し、女優として着実にフィルモグラフィーを積んでいくかのように見えた。

しかし、残念ながらそれっきり。2020年以降に出演したドラマ3本(映画は出演してない)が立て続けに低視聴率を記録し、女優としてのキャリアに黄色信号が灯ってしまう。

そんな彼女に、今年1月に放送された『私の夫と結婚して』の成功は、女優キャリアを続ける上で“一筋の光”だったはず。韓国世間からは「遅咲きのシンデレラ」という意味を持つ“中古シンデレラ”と呼ばれ、スター女優への跳躍が期待されたのだ。

『知っているお兄さん』で見せた涙は、役者として様々な役に挑戦し、ほんのわずかなチャンスを物にするため、必死に耐えてきた6年間の感慨の表れだったのかもしれない。

上述したように、高校時代の転校を認めたソン・ハユン側。強制転校が非常に重い処分である以上、反撃の糸口を見つける事は容易ではなさそうだ。

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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