- 近年韓国では、視聴率の獲得が難しくなっていますが、そんななか2桁越えを果たした人気作があります。
- 逆境にも負けず大衆の心を掴んだ高視聴率作品を近作に絞って5つ紹介します。
- 来週、日本のテレビで放送がスタートするものからピックアップしました。
近年、韓国ではテレビ離れが進み、視聴率の獲得が難しくなっています。
40~50%台を記録していた時代もありましたが、現在は20%前後で大ヒットという風潮。1桁台の作品が目立ち、10%台で人気作の称号を得たと言っても過言ではありません。
VODなどでもドラマを楽しめるようになったことから、視聴率だけがその作品の人気度を表わしているわけではありませんが、決まった曜日と時間にテレビの前に視聴者を座らせたのは、当該ドラマが魅力的だったからだと言えるでしょう。
そこで本記事では、数字の獲得が困難を極める昨今、逆境にも負けず大衆の心を掴んだ高視聴率作品を近作に絞って5つ紹介します。
来週、日本のローカル局、CS、BSで放送が開始される予定のものからピックアップしました。
太宗イ・バンウォン~龍の国~ (KBS/2021)
『太宗イ・バンウォン~龍の国~』は、最高視聴率11.7%を獲得した、近年珍しい骨太の時代劇。大ヒット作『赤い袖先』(MBC/2021)と一時放送時間が重なったり、撮影中に起こった事故が議論になったりするなど数字の獲得が危ぶまれましたが、全32話という長編にもかかわらず最後まで視聴者を掴んで離さなかった作品です。
総製作費200~220億ウォンをかけたという映画を彷彿とさせるようなダイナミックな演出に、テンポのよいストーリー展開で、朝鮮第3代国王・太宗(テジョン)を主人公に、高麗末期から彼が息子に王位を譲るまでの約34年を描いています。
●日本放送情報:サンテレビ/2025年12月24日(水)13:00~13:56
●番組ページ:https://www.sun-tv.co.jp/program/bangwon/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
太宗イ・バンウォン~龍の国~
時代劇
KBS/2021/全32話
あらすじ
時は、1388年。遼東征伐に派遣されたイ・ソンゲ(キム・ヨンチョル扮)は途中で出兵をやめ、開京に引き返すことにする。しかしこれに憤慨したウ王(イム・ジギュ扮)は、ソンゲ一族を捕らえるように命じる。一方、ソンゲの五男バンウォン(チュ・サンウク扮)は、家族とともに逃げることに成功。そして父の力になりたいと申し出るのだが‥。
チュ・サンウク、キム・ヨンチョル、パク・ジニ、イェ・ジウォン、キム・ギュチョル 他
11.7%
「韓国時代劇ファンとしては物足りない」
「最初から最後までドロドロ」
「微妙な感じ」
予告映像
動画出典:KNTV
鬼宮 (SBS/2025)
『鬼宮』は、最高視聴率11.0%を記録したファンタジー時代劇。ユク・ソンジェ(BTOB)とキム・ジヨン(宇宙少女)主演作で、近年の低視聴率化のみならず、アイドル出身の役者という一部世間から冷たい視線が送られるなか、逆風に負けることなく好成績を残しました。
好評を得たのは、2人の演技と脚本の完成度の高さ。両者は、『2025コリアドラマアワード』でそれぞれ最優秀演技賞に輝いており、ストーリーは、韓国文化とオカルト、宮廷ミステリー、ロマンスを見事に調和させているとして高く評価されています。
●日本放送情報:KNTV/2025年12月25日(木)後3:35~4:50
●番組ページ:https://kntv.jp/program/kn250901/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
鬼宮
時代劇/ファンタジー/ラブコメディ
SBS/2025/全16話
あらすじ
霊媒の運命を拒否する巫女のヨリと彼女の初恋相手ユンガプの体内に閉じ込められたイムギのカンチョルが王家に恨みを持つ八尺鬼に立ち向かうファンタジー・ラブコメ時代劇。
ユク・ソンジェ、キム・ジヨン、キム・ジフン、キム・イングォン、ハン・ソウン 他
11.0%
「重くなくて観やすい」
「この世界観好きかも」
「結構面白い」
予告映像
動画出典:Lemino
グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~ (SBS/2024)
『グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~』は、最高視聴率17.7%を叩き出した法廷ドラマ。『2024年パリパラリンピック』により放送が3週に渡って休止され、視聴者離れが懸念されていましたが、大きな変動なく数字を獲得した作品です。
主演チャン・ナラとナム・ジヒョンの演技は言うまでもなく抜群。物語は、脚本家兼現役の離婚専門弁護士が執筆しており、リアリティー溢れる描写と共感を呼ぶエピソードの数々がドラマファンを物語に没入させました。
●日本放送情報:WOWOW プライム/2025年12月26日(金)午後8:00
●番組ページ:https://www.wowow.co.jp/detail/204682/001/01
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
グッド・パートナー ~離婚のお悩み解決します~
法廷
SBS/2024/全16話
あらすじ
離婚が天職のスター弁護士チャ・ウンギョンと、離婚が初めての新米弁護士ハン・ユリの冷たくも厚いヒューマン法廷オフィスドラマ。
チャン・ナラ、ナム・ジヒョン、キム・ジュンハン、ピョ・ジフン、チ・スンヒョン 他
17.7%
-
予告映像
動画出典:Lemino
紳士とお嬢さん (KBS/2021)
『紳士とお嬢さん』は、最高視聴率38.2%を獲得したドロ沼系ラブコメ&ホームドラマ。主に韓国の主婦層に支持されるタイプの作品で、近年は10%台のものが増えていますが、脅威の30%越えを果たした大ヒット作です。
『2021 KBS演技大賞』では、大賞と作家賞を含め、主演のチ・ヒョヌらがその演技を称えられて合計7つの賞を受賞。家族ドラマとしての構成を基盤に、登場人物間の葛藤と和解がドラマチックに描かれ、社会的問題などを含みながらもキャラクターの感情を繊細に描いて、多くの人を物語に没入させました。
●日本放送情報:フジテレビTWO/2025年12月25日(木)11:00~12:15
●番組ページ:https://otn.fujitv.co.jp/b_hp/925200026.html
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
紳士とお嬢さん
ロマンス
KBS/2021~2022/全52話
あらすじ
妻を亡くし紳士たヨングクと、自分の道を歩むお嬢さんダンダンの年の差ロマンス。
チ・ヒョヌ、イ・セヒ、カン・ウンタク、パク・ハナ、イ・ジョンウォン 他
38.2%
「観るのに少し時間がかかった」
「全体的には面白い」
「見応え十分」
予告映像
動画出典:ACROSS Channel
なぜオ・スジェなのか (SBS/2022)
『なぜオ・スジェなのか』は、最終話で自己最高記録である視聴率10.7%を記録して有終の美を飾った法廷ミステリー。一時は、同曜日同時間帯のドラマで1位の座についていたこともある作品です。
ロマンスとミステリー、法廷物、そして権力争いや不正まで見事に絡めて、テンポよく展開される構成をはじめ、安定感ある演技力に定評のある主演ソ・ヒョンジンと、ベテラン俳優ホ・ジュノの掛け合いが魅力。両者の対話シーンは、放送回が進むにつれ一部視聴者の間で話題になったほど見応え抜群です。
●日本放送情報:アジアドラマチックTV/2025年12月25日(木)9:30
●番組ページ:https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011287/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:SBS
なぜオ・スジェなのか
ロマンス/サスペンス
SBS/2022/全16話
あらすじ
敏腕弁護士のオ・スジェ(ソ・ヒョンジン扮)は、勝利のためなら手段を選ばない人物。ある日、最年少で代表弁護士就任が内定するも、とある女性の転落死事件に巻き込まれ、ソジュン大学のロースクールに左遷されてしまう・・。
ソ・ヒョンジン、ファン・イニョプ、ホ・ジュノ、ペ・イニョク、チ・スンヒョン 他
10.7%
「後半になるにつれて面白くなってくる」
「展開が早くてよかった」
「意外と面白かった」
予告映像
動画出典:PLAN Kエンタテインメント
その他、近作ではないですが、『ホジュン〜伝説の心医〜』(MBC/2013/チバテレ)や、『イ・サン』(MBC/2007/BS12 トゥエルビ)、『 星から来たあなた』(SBS/2013/アジアドラマチックTV)、『ボーイフレンド』(tvN/2018/TBSチャンネル1)、『冬のソナタ』(KBS/2002/チバテレ)、『キルミー・ヒールミー』(MBC/2015/La La TV)など、かつて本国で高視聴率を獲得したヒット作が放送を控えています。
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