• 振り返れば2025年の人気作には、家族愛またはヒューマン要素が高い確率で盛り込まれていた。
  • 普遍的なテーマが、視聴者に共感と深い感動を届け、多くの人の琴線に触れた。
  • 心を揺さぶられるような感情を再び味わいたい人におすすめの、来週から日本のテレビで放送される”家族×ヒューマン”ドラマをご紹介。

今年もはや、残すところあと約4カ月。2025年にすでにお目見えされた韓国ドラマを振り返ると、人気作には家族愛またはヒューマン要素が高い確率で盛り込まれていた。

どちらか一方だけでも魅力的だが、ダブルコンボは想像以上のシナジー効果を発揮。普遍的なテーマが、国や世代、時に価値観をも超えて視聴者に共感と深い感動を届け、多くの人の琴線に触れた。

例えば、登場人物が逆境に立ち向かう姿や家族の絆を描いた『おつかれさま』(Netflix/2025)は、今年爆発的大ヒットを記録。本国はもちろん日本でも多くの韓ドラファンを虜にして、名作の仲間入りを果たしたとの声も。普遍性のあるテーマを扱うのが得意な韓国ドラマの真骨頂を見せたと言っても過言ではない。

同作で感じたような衝撃と、心を揺さぶられるような感情を再び味わいたいと思っている人は多いのではないだろうか。

そこで本記事では、来週からCSまたはローカルで放送開始予定の”家族×ヒューマン”を題材にした韓国ドラマを5つご紹介。感傷的になりやすい季節、秋が迫っているこの時期に、ぴったりのラインナップだ。

ゴー・バック夫婦 (KBS/2017)

『ゴー・バック夫婦』は、離婚の危機に直面した夫婦が、大学時代にタイムスリップして始まるチャン・ナラ主演作。厳しい現実を生きる30代の苦悩や葛藤と、20代に戻ってやり直したいという欲求を持つ主人公の姿に多くの人が共感した作品だ。

過去に戻ることで、自分自身はもちろん夫婦が互いに理解を深めるきかっけを得て、関係性に変化が。当たり前になっているものを見つめなおすことの大切さを、笑いと共にそっと教えてくれる物語だ。

●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年9月13日(土)11:00
●番組ページ: https://www.asiadramatictv.com/lineup/SO0000011215/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
ゴー・バック夫婦
ファンタジー/ラブコメディ
KBS/2017/全12話

あらすじ

大学の合コンで知り合ったチェ・バンド(ソン・ホジュン扮)と、マ・ジンジュ(チャン・ナラ扮)は卒業と同時に結婚する。しかしそれから18年が経った2017年、2人は喧嘩が絶えない日々を送っていた。そんな中、バンドの浮気疑惑が浮上し・・。

キャスト

チャン・ナラ、ソン・ホジュン、ホ・ジョンミン、ハン・ボルム、イ・イギョン 他

最高視聴率・受賞歴など

7.3%

口コミ

「家族愛を感じられる作品」
「泣ける作品」
「ラブコメで観やすい」

予告映像


動画出典:CinemartChannel

シルバーベルが鳴ったら (U+モバイルtv/2024)

『シルバーベルが鳴ったら』は、シニア世代の恋愛を現実的かつ温かく描いて好評を得た全4話から成るロマンスストーリー。ソン・オクスク、パク・サンウォン、イェ・スジョンなど、韓ドラファンならご存じの面々が安定感抜群の演技で視聴者を物語に没入させる。

年齢特有の孤独感や孤立を克服しようとする姿や、恋愛に年齢制限がないことを伝え、真の愛と家族の大切さまで教えてくれる1作。妻が、認知症にかかった夫との愛を取り戻すストーリーも涙なしには観ることができない。

●日本初回放送情報:KNTV/2025年9月14日(日)後3:30~6:00 ※4話連続
●番組ページ: https://kntv.jp/program/kn250705/
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:U+モバイルtv
シルバーベルが鳴ったら
ロマンス
U+モバイルtv/2024/全4話

あらすじ

マッチングアプリを通じて新しい恋を見つけた妹クムヨンと、認知症を患う夫から最後の愛を取り戻した姉スヒャンの姉妹が繰り広げる大人のロマンス。

キャスト

ソン・オクスク、パク・サンウォン、イェ・スジョン、アン・ソクファン、オ・ユジン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

予告映像


動画出典:STUDIO X+U

あやしい彼女 (KBS/2024)

『あやしい彼女』は、73歳の女性がひょんなことをきっかけに20歳に若返って、かつての夢に挑戦し、人生を謳歌するキム・へスク主演作。2014年に公開された同名の映画をリメイクした作品だ。

年齢や置かれた状況に左右されず生きていく主人公の姿や自己発見、若かりし頃の言動への後悔など、主人公本人の成長を描いたストーリーが魅力。また、その過程で家族と向き合い、互いを理解して和解する展開、そしてその強い絆に心が温かな気持ちになる。

●日本初回放送情報:衛星劇場/2025年9月11日(木)午後11:00
●番組ページ: https://www.eigeki.com/series/18481
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
あやしい彼女
ファンタジー/ラブコメディ
KBS/2024~2025/全12話

あらすじ

高齢の女性オ・マルスンがある朝、20歳のオ・ドゥリに変身し再び輝かしい全盛期を迎えるファンタジー・コメディ。

キャスト

チョン・ジソ、ジニョン、キム・ヘスク、キム・ソウォン、チェ・ウォンビン 他

最高視聴率・受賞歴など

4.0%

口コミ

-

予告映像


動画出典:Lemino

がんばれ!プンサン (KBS/2019)

『がんばれ!プンサン』は、時に自身を犠牲にしながら家族のために生きてきた主人公と、その周囲の人達の日常と葛藤を描いたユ・ジュンサン主演作。

コメディーと感動が見事に調和した作品で、特に家庭内暴力や経済的困難、その他様々な問題を経験しながら衝突を繰り返して家族の意味を知る過程に心を揺さぶられる。激しい対立を繰り広げていた家族が迎える大きな転換点からも目が離せない。

●日本初回放送情報:KBS World/2025年9月12日(金)深夜3:50~6:00(2話連続)
●番組ページ: https://www.kbsworld.ne.jp/program/detail?prSn=1218
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
がんばれ!プンサン
ホーム/ヒューマン
KBS/2019/全40(20)話

あらすじ

家族思いな長男プンサンの奮闘と、兄妹たちとの日常と絆を描いたホームドラマ。

キャスト

ユ・ジュンサン、オ・ジホ、チョン・ヘビン、イ・シヨン、イ・チャンヨプ 他

最高視聴率・受賞歴など

22.7%

口コミ

「観ていると気持ちが重たくなる」
「ザ・韓ドラという感じ」
「見入ってしまう作品」

予告映像


動画出典:KNTV

崖っぷちの魔女たち (KBS/2018)

『崖っぷちの魔女たち』は、かつて高校時代にバンドを組んでいた女性3人の今を描いた笑いあり感動ありの1作。韓国の主婦層に人気のある、日本ではあまり配信・放送されないタイプの作品だが、ドロ沼要素がないのが特徴だ。

それぞれが結婚後に経験する様々な出来事を中心に物語が展開され、女性ならではの悩みを盛り込みながら繰り広げられるリアリティーたっぷりなエピソードが視聴者に共感をプレゼント。各キャラクターが自分だけの幸せを探す姿に、勇気をもらうだろう。

●日本初回放送情報:チバテレ/2025年9月14日(日)ひる12時30分
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。

画像出典:KBS
崖っぷちの魔女たち
ロマンス
KBS/2018~2019/全100話

あらすじ

幸せな人生を送っていると信じていたものの、試練と挫折に見舞われた3人の女性たちが困難を乗り越えながら繰り広げるロマンスドラマ。

キャスト

ハ・ヒラ、アン・ソニョン、コ・ウンミ、キム・ウンス、キム・ヒョンボム 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

「身近に感じられる作品」
「あまり韓国ドラマっぽくないところがよかった」
「面白かった」

予告映像


動画出典:KNTV

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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