- 10月のNetflixでは、多彩なジャンルの韓国ドラマが独占配信ラインナップに登場。
- 公開中の話題作に加え、配信前から注目を集める期待作も話題に。
- SNSを中心に日本でも注目度が高まり、秋の夜長を彩る3作品として関心を集めている。
10月のNetflixは、秋の夜長をさらに深くする新作ラインナップで話題を集めている。
配信直後から日本の視聴者を惹きつけている話題作に加え、独占配信を控えた注目の期待作まで。
ファンタジー、ラブコメディ、ヒューマンドラマと多彩なジャンルが揃い、それぞれの作品が異なる“秋の情緒”を描き出している。
すでに公開された作品にはSNSで「次に観るべき」との声が集まり、未配信作にも「早く観たい」という期待のコメントが寄せられている。
この秋、日本でも注目度が高まるNetflix独占配信の韓国ドラマ3本を、見どころとともに紹介する。
『魔法のランプにお願い』(Netflix/2025/全13話)
1作目は、10月3日(金)よりNetflixで独占配信がスタートしたオリジナルドラマ『魔法のランプにお願い』。
主演はキム・ウビンとペ・スジ。2016年放送のKBSドラマ『むやみに切なく』以来、約9年ぶりとなる2人の再共演が早くも話題を呼んでいる。
ファンタジーとロマンスを見事に融合させた映像世界の中で、再び出会った2人が紡ぐ再共演ケミストリーは圧巻。
ランプに宿る願いと運命をめぐる物語は、愛・記憶・選択といった人間の根源的なテーマを優しく照らし出す。
脚本を手がけたのは『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』などで知られるキム・ウンスク。彼女ならではの神話的構造と哲学的メッセージが、幻想的な映像美とともに心を揺さぶる。
●配信ページ:https://www.netflix.com/title/81748484

画像出典:Netflix
魔法のランプにお願い
ファンタジー/ラブコメディ
Netflix/2025/全12話
あらすじ
千年ぶりにカムバックした“キャリア断絶”の精霊ジニーが、感情を持たない人間ガヨンと出会い、彼女の前に現れた3つの願いをきっかけに始まる予測不能なファンタジー・ラブコメディ。
キム・ウビン、スジ、アン・ウンジン、ノ・サンヒョン、コ・ギュピル 他
-
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予告映像
動画出典:Netflix Japan
『テプン商事』(tvN/2025/全16話)
次は、10月11日に韓国tvNで放送が始まり、同日Netflixでも配信がスタートした『テプン商事』をご紹介する。
主演はイ・ジュノとキム・ミンハ。イ・ジュノにとっては2023年のヒット作『キング・ザ・ランド』(JTBC)以来、約2年ぶりとなる主演ドラマ。
物語の舞台は、経済危機が韓国を襲った1997年のIMF時代。社員も資金も、売るものすらない貿易会社の社長となってしまった新米ビジネスマン、カン・テプンの奮闘を描く。
体も、心も、そして財布までも凍りついた時代を生き抜く若者の姿が、リアルでありながら温かく胸を打つ。
イ・ジュノは、繊細さと力強さを併せ持つ演技で、この時代を駆け抜けた青年を圧巻の表現力で体現。キム・ミンハとの息の合った掛け合いも自然で、見る者に確かな共感を呼び起こす。
また、90年代の空気を忠実に再現した小道具や色調が、観る者を懐かしい時代へと誘う。
「働くことの本質」と「仲間との絆」を真正面から描いたこの作品は、韓国の近代史を背景にした骨太なヒューマンドラマとして高い評価を獲得。
日本のレビューサイト「Filmarks」でも★4.2を記録し、イ・ジュノの新たな代表作になるとの声も上がっている。
●配信ページ:https://www.netflix.com/title/82024855

画像出典:tvN
テプン商事
成長/ヒューマン/ファミリー
tvN/2025/全16話
あらすじ
IMFによる国家経済危機の直撃を全身で受けながらも、正面から立ち向かっていく中小企業とその家族たちの奮闘を描くドラマ。
イ・ジュノ、キム・ミンハ、キム・ミンソク、クォン・ハンソル、キム・ジェファ 他
10.3%
「前半面白かった」
「後半失速したのが残念だった」
「ジュノのキャラが生かされていて面白かった」
予告映像
動画出典:Netflix Japan
『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』(JTBC/2025/全12話)
最後にご紹介する作品は、『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』。10月25日に韓国JTBCで放送がスタートし、翌26日からNetflixで独占配信される注目作。
主演はリュ・スンリョン、ミョン・セビン、チャ・ガンユン。10月22日にはソウルで制作発表会が行われ、放送前から高い関心を集めている。
物語は、自分にとって「価値あるもの」をすべて失ってしまった一人の中年男性が、長い喪失と再生の旅の果てに、大企業の部長という肩書きではない本当の自分を見つけ出すまでを描く。
社会的地位と豊かさの象徴である“ソウルの家”と“大企業”という二つのモチーフをタイトルに掲げ、現代社会に生きる人々のリアルな葛藤を映し出す。
見栄や成功の裏に潜む孤独、失って初めて気づく人生の意味。韓国社会の現実を繊細に描き出したこの作品は、現代人に贈る再起のドラマとして多くの共感を呼ぶに違いない。
リュ・スンリョンの重厚な演技と人間ドラマの深いテーマが融合し、秋の夜にじっくりと味わいたい一本となっている。
●日本配信情報:Netflix/2025年10月26日(日)
●配信ページ:https://www.netflix.com/title/82068378

画像出典:JTBC
ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語
オフィス/ブラックコメディ
JTBC/2025/全12話
あらすじ
自分にとって「価値がある」と信じていたすべてを一瞬で失ったひとりの中年男性が、長い旅路の果てに「大企業の部長」ではない本当の自分の姿を見つけ出すまでを描いたドラマ。
リュ・スンリョン、ミョン・セビン、チャ・ガンユン、ユ・スンモク、イ・シンギ 他
7.6%
「温かい作品」
「観てよかったと思える作品」
「リュ・スンリョンの演技がすごい」
予告映像
動画出典:Netflix Japan
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