• Netflixオリジナルシリーズの韓国ドラマへ頻繁に出演する俳優たちは、“Netflix公務員”と呼ばれています。
  • 彼らは抜群の演技力で作品の魅力を高め、視聴者の期待を引き上げるのに貢献しているといっても過言ではありません。
  • Netflixオリジナルシリーズを盛り上げているNetflix公務員を紹介します。

次々と話題作が誕生し、世界中の韓ドラファンを魅了しているNetflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ。映画を彷彿とさせる演出や斬新なストーリーなどが注目されがちですが、それらを最大限に活かしているのがキャストの存在です。

なかには頻繁に出演することから “Netflix公務員”と呼ばれる俳優たちも。オリジナルシリーズはもちろん、同サービスで配信されるテレビドラマにも登場しており、Netflixに雇用されているかのようなイメージから、一部ドラマファンの間で呼称として親しまれています。

名前までは知らなくても顔を見ればわかるはず。役の比重に関係なく、抜群の演技力と存在感で様々な作品で活躍し、ドラマの深みと魅力を底上げしている役者たちです。

彼らはまるで、Netflix作品を保証しているかのような存在。見慣れた顔が出演していることに気づいた瞬間、当該ドラマへの期待がより高まったことがある人もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、Netflixで配信されたテレビドラマを含め、Netflixオリジナルシリーズを支えるNetflix公務員と呼ばれる韓国俳優をご紹介。同シリーズをご覧になる際の、作品選びの基準に加えてはいかがでしょうか。

パク・ヘス

パク・ヘスは、『イカゲーム』(Netflix/2021、2024)をはじめ、『ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え』(Netflix/2022)、『ナルコの神』(Netflix/2022)など、次々と話題作と言われる作品に出演して、Netflixオリジナルシリーズを盛り上げてきた役者。 “Netflix公務員”なるユニークなワードが誕生するきっかけとなった存在です。

パク・ヘス

パク・ヘス(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

その他、テレビドラマ枠では、『刑務所のルールブック』(tvN/2017)や『ラケット少年団』(SBS/2021)などが配信されるなど、彼のフィルモグラフィーのほとんどがNetflixと関連しており、今年、12月5日にお目見えされる予定の新作ドラマ『告白の代価』(Netflix/2025)でも、主要キャストに名前があります。

パク・ギュヨン

パク・ギュヨンは、Netflix作品に出演するたびに、ドラマがグローバルヒットを記録してNetflix公務員や、一部の間では“Netflixの娘”と呼ばれるようになった女優。

パク・ギュヨン

パク・ギュヨン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

『Sweet Home -俺と世界の絶望-』(Netflix/2020)では、メインとなる主演ではなかったものの、自らを犠牲にしてまでも他の人を守ろうとするキャラクターを熱演して、視聴者に強い印象を残し、主演作『セレブリティ』(Netflix/2023)では、インフルエンサーの光と闇そして複雑な感情を見事に描き出して、非英語圏における視聴ランキングで第1位を獲得しました。

その他、『ロマンスは別冊付録』(tvN/2019)、『ワンダフルデイズ』(MBC/2023)、『イカゲーム』シリーズ(Netflix/2024、2025)などにも出演しています。

チン・ソンギュ

チン・ソンギュは、『キングダム』シーズン2(Netflix/2020)で、数多い登場人物の1人でしたが、武芸に優れた忠実な部下役を熱演して脚光を浴びて以降、Netflixで見る機会が増えた実力派俳優。

チン・ソンギュ

チン・ソンギュ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

脇役や特別出演がほとんどですが、短い出演量で強烈な印象を残してきた俳優で、『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)や『キング・ザ・ランド』(JTBC/2023)、『悪霊狩猟団: カウンターズ シーズン2: カウンターパンチ』(tvN/2023)、『エマ』(Netflix/2025)などで活躍。

現在、熱い視線を浴びている『テプン商事』(tvN/2025)にも序盤に登場して、圧倒的な存在感で視聴者を物語に引き込みました。善とも悪ともつかない、人間の弱さと強さの両方を立体的に描き出したのを覚えている人は多いのではないでしょうか。

ノ・ジェウォン

ノ・ジェウォンは、2020年に役者デビューして以降、今後公開を控えている作品まで含めて、半分以上がNetflixオリジナルシリーズという、まさにNetflix公務員。一部のドラマファンの間では、“Netflixの息子”とも呼ばれています。

ノ・ジェウォン

ノ・ジェウォン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そのラインナップは実に華やかで、『D.P. −脱走兵追跡官−』シーズン2(Netflix/2023)にはじまり、『今日もあなたに太陽を ~精神科ナースのダイアリー~』(Netflix/2023)、『殺人者のパラドックス』(Netflix/2024)、『イカゲーム』シーズン2&シーズン3など、韓ドラファンならご存じの作品ばかり。

『イカゲーム』では、賞金レース参加者に恐怖と葛藤を与えゲームをかき回す麻薬中毒者として登場し、強烈な悪役演技で物語を盛り上げました。

イ・ユミ

イ・ユミは、長い無名時代を経て『イカゲーム』で、チョン・ホヨンと共に儚く切ない友情を描いたのをきっかけに知名度をアップし、以後Netflix作品に定期的にキャスティングされている女優。

イ・ユミ

イ・ユミ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

その後出演した『今、私たちの学校は…』(Netflix/2022)では、『イカゲーム』とは180度異なる自己中心的なキャラクターで強烈な印象を残してドラマファンを驚かせ、『Mr.プランクトン』(Netflix/2024)では、ウ・ドファンと共に主演を務めて韓ドラ界を大いに盛り上げました。

そして、今年は『あなたが殺した』(Netflix/2025)が熱い視線を浴びたばかり。DVに苦しんだ末、夫の殺害を実行する難しいキャラクターをリアルに演じて作品を成功へと導き、改めて演技力の高さを立証したと言われています。

オリジナル作品以外にも、主演作『力の強い女 カン・ナムスン』(JTBC/2023)が配信されるなど、Netflixの彼女に対する信頼は厚いようです。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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