• 12月は全国のローカル局で、ドロドロ系から時代劇、ラブコメまで多彩な韓国ドラマが新たに放送開始。
  • 地上波で繰り返し放送されてきた名作も多く、未視聴の人には新たな作品と出会える好機となる。
  • 最新作の数は限られるものの、ローカル局ならではの手軽に楽しめる韓ドラ視聴が魅力だ。

12月、日本各地のローカル局では韓国ドラマの新たな放送ラインナップが続々とスタートする。

地元のテレビでどの作品が観られるのか、ジャンルもドロドロ愛憎・時代劇・ラブコメディまで幅広く、日常の中で楽しめる韓ドラ視聴の選択肢が広がる時期だ。

中には地上波で繰り返し放送されてきた人気作も含まれており、「まだ観ていなかった!」という人にとっては絶好の視聴チャンスともいえる。

韓国ドラマをローカル局で楽しむ魅力は、VODやCSとは異なりテレビをつけたら自然と出会えるという手軽さがある。

そこで本記事では、12月に日本のローカル局で放送が開始される韓国ドラマ7選をまとめてご紹介する。(2025年11月28日現在/※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合がございます)

TOKYO MX /『帝王の娘 スベクヒャン』(MBC/2013~2014)

2013年から2014年にかけて韓国MBCで放送された歴史ドラマ『帝王の娘 スベクヒャン』。

6世紀の百済を舞台に、帝王の娘の座をめぐって異父姉妹の運命が交錯する物語が描かれる。

本作は、日本のBS・CS・地上波において長年にわたり繰り返し放送される常連作であり、韓国時代劇の中でも特に根強い人気を持つ作品として知られている。

主演はソ・ヒョンジンが務め、繊細な感情表現と力強い演技で、複雑な姉妹の宿命を生き抜く主人公を鮮やかに体現している。

壮大な歴史ロマンとヒューマンドラマが交差する見応えある一作だ。

●日本初回放送情報:TOKYO MX/2025年12月16日(火) 13時4分~14時

画像出典:MBC
帝王の娘 スベクヒャン
時代劇
MBC/2013/全108話

あらすじ

時は、6世紀の百済。加林城の城主ペク・カ(アン・ソクファン扮)の娘チェファ(ミョン・セビン扮)は、王の従兄であるユン(イ・ジェリョン扮)との間に子を身ごもっていた。しかしユンは自身が敬愛していた東城王の暗殺を企てていたペク・カに激怒し、自害に追い込むことに。そしてユンの側近ネスク(チョン・ソンモ扮)はチェファがユンとの子どもがお腹に宿っていることを知りつつも、ユンを王にするため、彼にチェファが命を落としたと告げる。一方、家来クチョン(ユン・テヨン扮)とともに伽耶に逃げたチェファは、女の子を出産し、ソルランと名付ける・・。

キャスト

ソ・ヒョンジン、ソウ、チョ・ヒョンジェ、チョン・テス、イ・ジェリョン 他

最高視聴率・受賞歴など

11.6%

口コミ

「あまり悪人が出てこない珍しい韓国時代劇」
「見応え満載の作品」
「設定が面白い!」

予告映像


動画出典:Klockworx VOD

テレビ神奈川 /『狂気の愛』(tvN/2013)

2013年に韓国tvNで放送された『狂気の愛』は、出生の秘密・不倫・嫉妬・復讐といった濃厚な要素が渦巻く本格愛憎ドラマ。

過酷な運命に翻弄されながらも愛を求め続けるヒロインの姿が物語の中心を貫き、視聴者の感情を揺さぶる。

パク・ソニョンとコ・セウォンが主演を務め、複雑に絡み合う人間関係と激情が加速していく展開も見どころ。

王道のドロドロ愛憎劇ならではの濃密なストーリーが楽しめる作品だ。

●日本初回放送情報:テレビ神奈川/2025年12月1日(月) 5時30分~

画像出典:tvN
狂気の愛
愛憎劇
tvN/2013/全100話

あらすじ

不幸な運命に翻弄されながらも、愛を求め続けるヒロインの姿を描いた愛憎劇。

キャスト

パク・ソニョン、コ・セウォン、ホ・テヒ、キム・ヨンジュ、チェ・デフン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

予告映像


動画出典:コンテンツセブン

テレビ神奈川 /『百年の花嫁』(TV朝鮮/2014)

2作目は、2014年に韓国TV朝鮮で放送された『百年の花嫁』。田舎育ちの純情娘と傲慢な財閥御曹司が織りなす胸キュン必至のラブコメディ。

イ・ホンギ(FTISLAND)が主演を務め、ツンデレ御曹司と天真爛漫ヒロインの掛け合いがテンポよく描かれる。

恋愛要素だけでなく、ミステリーが巧みに絡むドラマティックな展開が物語に深みを与えるのも魅力。

キャラクターそれぞれの魅力が光り、笑いとドキドキ、緊迫感が同時に味わえる一作だ。

●日本初回放送情報:テレビ神奈川/2025年12月19日(金) 13時30分~

画像出典:TV朝鮮
百年の花嫁
ラブコメディ
TV朝鮮/2014/全16話

あらすじ

田舎育ちの純情娘と傲慢な財閥御曹司が織りなすラブコメディ。

キャスト

イ・ホンギ、ヤン・ジンソン、ナム・ジョンヒ、パク・ジンジュ、チェ・イルファ 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

「ツッコミどころはあるけど面白かった」
「少しだけドロドロ要素も」
「胸キュンもサスペンス要素もよかった」

予告映像


動画出典:衛星劇場

チバテレ /『ホジュン~伝説の心医~』(MBC/2013)

2013年に韓国MBCで放送された『ホジュン~伝説の心医~』は、名作『ホジュン~宮廷医官への道~』を新たにリメイクした重厚な時代劇。

妾の子として生まれながらも逆境に屈せず、やがて王の主治医へと上り詰めた実在の名医ホ・ジュンの波瀾万丈の人生を丁寧に描く。

日本でも繰り返し放送され続けている人気の高い時代劇で、初めて観る人にも長年のファンにもおすすめできる1作だ。

●日本初回放送情報:チバテレ/2025年12月24日(水) 9時30分~予定

画像出典:MBC
ホジュン~伝説の心医~
時代劇
MBC/2013/全135話

あらすじ

軍官の父と身分の低い側室の母から生まれたホ・ジュン(カン・ハンビョル/キム・ジュヒョク扮)。成長した彼は、密貿易に手を出して捕まったりするなど、トラブルだらけの日々を送っていた。そして父の配慮により、南の地である山陰へ逃亡を図ったジュンは、そこで謀反の疑いをかけられた父を持つ両班の娘ダヒ(パク・ウンビン扮)と出会い、彼女と一緒に生きることを決意する。しかしダヒの身分回復を知ったジュンは、彼女を置いて母と共に山陰に向かう。そしてそこで名医のユ・ウィテ(パク・ユンシク扮)と出会い・・。

キャスト

キム・ジュヒョク、パク・ジニ、ナムグン・ミン、パク・ウンビン、コ・ドゥシム 他

最高視聴率・受賞歴など

12.4%

口コミ

「見応え十分の時代劇」
「話数は長いけど、先が観たくなる」
「医者として尽力する姿に感動」

予告映像


動画出典:ポニーキャニオン WE LOVE K

チバテレ /『冬のソナタ』(KBS/2002/全26話)

韓流ブームの礎を築き、日本でも社会現象を巻き起こした名作ラブストーリー『冬のソナタ』。

ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、そしてパク・ヨンハさんが主演を務め、運命に翻弄される男女の切なく美しい恋物語を描く。

放送から20年以上経つ今もなお多くの人に愛され続けており、すでに視聴済みという方も多いはず。

澄んだ空気と雪景色が広がるこれからの季節にこそ改めて観たくなる、冬の名作ドラマだ。

●日本放送情報:チバテレ/2025年12月27日(土)~2026年1月4日(日)一挙放送
9時~12時(1/4は2話)

画像出典:KBS
冬のソナタ
ロマンス
KBS/2002/全20話

あらすじ

愛し合う男女2人が、運命に翻弄される甘く切ないラブロマンス。チョン・ユジン(チェ・ジウ扮)と、彼女に想いを寄せるキム・サンヒョク(パク・ヨンハ扮)が通う学校に転校してきたカン・チュンサン(ペ・ヨンジュン扮)。サンヒョクの思いをよそに惹かれ合う二人だが、チュンサンは交通事故に遭い、帰らぬ人となってしまう。それから10年の月日が経ち、ユジンはサンヒョクと婚約することに。しかしユジンの目の前にチュンサンそっくりの男イ・ミニョン(ペ・ヨンジュン扮)が現れ、彼女の気持ちは揺らいでしまい・・。

キャスト

ペ・ヨンジュン、チェ・ジウ、パク・ヨンハ、パク・ソルミ、イ・ヘウン 他

最高視聴率・受賞歴など

28.8%

口コミ

「観出したら止まらない。中毒性がある」
「いつ観ても大号泣」
「1話からすんなりと物語に入れる」

奈良テレビ /『夕食、一緒に食べませんか?』(MBC/2020)

2020年に韓国MBCで放送された『夕食、一緒に食べませんか?』は、ソン・スンホン主演の大人の恋を丁寧に描いたラブストーリー。

恋愛に傷を負った男女がディナーメイトとして食事をともにするうち、心の距離を少しずつ縮めていく繊細な感情描写が魅力だ。

劇中にはリアルで美味しそうな料理が数多く登場し、豊かな食事シーンが物語を彩る。

大人の視点で描かれる恋と癒し、そして食の温かさを味わえる作品となっている。

●日本初回放送情報:奈良テレビ/2025年12月1日(月) 8時30分~9時25分

画像出典:MBC
夕食、一緒に食べませんか?
ラブコメディ
MBC/2020/全32話

あらすじ

一緒に食事をして患者の心を癒すフードセラピストとして有名な精神科医のキム・ヘギョン(ソン・スンホン扮)。ある日、患者との食事中に恋人と喧嘩する女性ウ・ドヒ(ソ・ジヘ扮)と鉢合わせ。彼女を不憫に思った患者はヘギョンにドヒを助けるようけしかける。そして「夕食、一緒に食べませんか?」と一声かけ、2人はディナーメイトとなるのだが‥。

キャスト

ソン・スンホン、ソ・ジヘ、イ・ジフン、ソン・ナウン、イ・ヒョンジン 他

最高視聴率・受賞歴など

6.1%

口コミ

「大人の恋愛模様は少なめ」
「前半と後半のテイストが違って面白かった」
「ラブコメっていうよりもサイコスリラーに近い」

予告映像


動画出典:KNTV

サンテレビ /『太宗イ・バンウォン~龍の国~』(KBS/2021~2022/全36話)

2021年から2022年に韓国KBSで放送された『太宗イ・バンウォン~龍の国~』は、チュ・サンウク主演で贈る重厚な歴史ドラマ。

KBSが誇る第33代大河ドラマとして製作され、壮大なスケールと緻密な歴史描写で高い評価を得た。

朝鮮王朝の礎を築いた第3代王、太宗イ・バンウォンの卓越した頭脳と冷徹な決断力、そして激動の生涯をドラマティックに再現。

国家を揺るがす政治闘争や家族との葛藤など、史実をもとにした人間ドラマも深く描かれている。

歴史大作ならではの迫力と緊張感を味わえる、王道の時代劇となっている。

●日本初回放送情報:サンテレビ/2025年12月24日(水) 13時~13時56分
●番組ページ:https://www.sun-tv.co.jp/program/bangwon/

画像出典:KBS
太宗イ・バンウォン~龍の国~
時代劇
KBS/2021/全32話

あらすじ

時は、1388年。遼東征伐に派遣されたイ・ソンゲ(キム・ヨンチョル扮)は途中で出兵をやめ、開京に引き返すことにする。しかしこれに憤慨したウ王(イム・ジギュ扮)は、ソンゲ一族を捕らえるように命じる。一方、ソンゲの五男バンウォン(チュ・サンウク扮)は、家族とともに逃げることに成功。そして父の力になりたいと申し出るのだが‥。

キャスト

チュ・サンウク、キム・ヨンチョル、パク・ジニ、イェ・ジウォン、キム・ギュチョル 他

最高視聴率・受賞歴など

11.7%

口コミ

「韓国時代劇ファンとしては物足りない」
「最初から最後までドロドロ」
「微妙な感じ」

予告映像


動画出典:KNTV

ダンミ ニュース部

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