- ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、イム・シワンなど豪華共演が話題の韓国映画『非常宣言』が、1月6日より日本で公開となった。
- 本作は前代未聞の災難に直面し、無条件に着陸を余儀なくされた飛行機で繰り広げられる、航空パニック映画。
- 『第74回 カンヌ国際映画祭』のアウト・オブ・コンペティション部⾨に招待され、上映直後からスタンディングオベーションが巻き起こるなど、世界で大きな注目を集めた作品だが‥。
ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、キム・ナムギル、イム・シワンなど、豪華共演が話題の韓国映画『非常宣言』が、1月6日より日本でいよいよ公開となった。

1月6日に日本での公開が始まった映画『非常宣言』。(© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.)
本作は2021年、『第74回 カンヌ国際映画祭』のアウト・オブ・コンペティション部⾨に招待され、上映直後からスタンディングオベーションが巻き起こるなど、世界で大きな注目を集めた作品だ。
『非常宣言』ストーリー
ベテラン刑事で、チーム長のク・イノ(ソン·ガンホ扮)は、飛行機テロ予告映像の情報提供を受け事件を捜査中、容疑者が<KI501>の航空便に乗っていることが判明する。
同じ頃、娘の治療のため、飛行恐怖症ながらもハワイに発つことを決心したパク・ジェヒョク(イ・ビョンホン)がいた。彼は、空港で執拗にふたりにつきまとう謎の若い男(イム・シワン扮)が、同じ<KI501>便に搭乗したことを知り、不安がよぎる。

韓国映画界を牽引する大物俳優ふたりが、地上と上空でそれぞれが愛する人のために奮闘する。 (© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.)
いつもと変わらぬフライトのはずだった機内では、原因不明の死亡者が。飛行機の中はもちろん、地上までが混乱と恐怖の現場へと一変した。
このニュースを聞いた国土部長官のキム・スクヒ(チョン・ドヨン扮)は、対テロセンターを構成し、飛行機を着陸させる方法を模索するため緊急会議を招集する。
パニックの中、副操縦士のヒョンス(キム・ナムギル扮)は、乗客の命を守るため奮闘するが、飛行を続けるタイムリミットが迫り、「非常宣言」を発動し‥。
見えないウイルスによる恐怖と、墜落の恐怖。高度28,000フィート上空の愛する人を救う方法はあるのか――!?
前代未聞の災難に直面し、無条件に着陸を余儀なくされた飛行機で繰り広げられる、航空パニック映画。
現地韓国の反応は、いまいち?
カンヌ出品後、韓国では2022年8月3日より封切り。
リアルかつセンシティブなシーンがあるためか、12歳以下の視聴が不可となった。他国でも、年齢にばらつきがあるものの、上映国のほとんどがR指定である(日本はR指定なし)。

妻を救うため、地上から飛行機テロを解決しようと奔走するベテラン刑事のク・イノを演じるのは世界的な評価を受けるソン・ガンホ。 (© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.)
出演には『JSA(2000)』で共演してから、4度目のタッグとなった韓国を代表する2大スター、ソン・ガンホとイ・ビョンホン。

バイオテロが起きた航空機は着陸を認められず、逃げ場のない上空ではさらに感染が拡大していき‥。 (© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.)
アイドル出身ながら、今や俳優としての地位を確立しているイム・シワン、映画にドラマにとコンスタントに出演し、その演技力に定評のあるキム・ナムギル、カンヌで受賞経験のあるチョン・ドヨンなど、“超”豪華な俳優陣が名を連ねただけに、観客の期待も相当に高かった。
しかしいざ開封されると、その反応はいまいち。最終観客動員数は約206万人に留まった。100万人動員すれば成功とされる近年の映画興行ではあるが、ソン・ガンホやイ・ビョンホンがこれまで単独主演で1千万人を動員した記録を持っていることを考えれば、少々寂しい数字だと言わざるを得ない。
また、制作費に3億ウォン(約3,000万円)かけているため、現実的な“利益”については赤字である。
韓国の有名サイトNAVER(ネイバー)の映画サイトでは、平均点が6.3と決して悪くはないのだが、レビューに並ぶ観客コメントは概ね辛辣だ。
公開時、制作会社を泣かせた韓国メディアの“誤字”
『非常宣言』公開日翌日の8月4日、韓国の大手メディアSTARNEWS(スターニュース)が、笑えない誤字タイトルでニュースを配信した。

自分の命か、はたまた愛する人の命か‥乗客たちが“究極の選択”を迫られる。 (© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.)
そこには、『「非常宣言」公開初日33名が観た。興行飛行スタート』と書かれている。
あろうことか“万”を入れ忘れたのだ(現在は修正済み)。

空港に現れたこの男の正体、そして目的とは一体!?(© 2022 showbox and MAGNUM9 ALL RIGHTS RESERVED.)
ネットユーザーがこれを見逃すはずがなく、オンラインコミュニティーでは記事タイトルのスクリーンショットが、瞬く間に拡散されるという憂き目に会った。
***
日本公開から間もなく1週間、メガホンを取ったハン・ジェリム監督は「観客が映画を観ながら『この飛行機、ニセモノだ』と感じないように、リアリティーに重点を置いた」と語っただけに迫力は折り紙付き。
キャスト名だけでも劇場で観る価値はあり、物語は果たして――。
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