- SBSの金・土ドラマ枠が、“興行不敗”だとして注目を浴びている。
- 昨年の『わずか1000ウォンの弁護士』から、現在放送中の『復讐代行人~模範タクシー~』(邦題)のシーズン2まで全3作が、人気と話題性をほしいままにしているからだ。
- 同局が好成績を記録する秘訣となっている“韓国版ヒーローもの”とは何かその特徴をご紹介。
ドラマファンなら少しでも面白い作品を見たいはず。そんな人に耳寄りな情報が。
韓国の地上波放送局には、最近“興行不敗”と言われ今最もホットなドラマ枠がある。
それはSBSの金・土ドラマ。
視聴率が3%を超えればまずまずと言われる現在の韓国ドラマ界において、2桁台を叩き出す作品を続々と輩出しているのだ。
昨年、最高視聴率15.2%を叩き出した『わずか1000ウォンの弁護士』にはじまり、今年は1月~2月に放送された『ペイ・バック~金と権力~』が11.4%を記録して好成績を残した。
間もなく最終話を迎える『復讐代行人~模範タクシー~』(邦題)のシーズン2は、あと4話残して最高視聴率18.3%を記録しており、すでに成功したも同然。
また、全作ともに視聴率のみならず話題性までも獲得しており、各メディアで度々取り上げられてきた。SBSは金・土ドラマ枠で、3作連続負け知らずだ。
そしてそんな作品には興味深い共通点が。“ヒーローもの”という点だ。しかもただのヒーローものではなく、どうやら“韓国版ヒーローもの”というのが成功の秘訣のよう。
本国でイシューとなっている事件や事故などを彷彿とさせる、韓ドラならではの“ハイパーリアリズム”を感じさせるストーリーは視聴者の共感を。
弱い立場の人を助ける主人公が、権力者などの悪者をバサバサと斬ったり、現実社会で議論となっているような問題点を劇中で解決していったりする姿は、見る者に爽快感をプレゼントしているようだ。
しかもそんなヒーローは、自分の周りにもいそうな平凡なタイプ。少々泥臭い方法で悪に立ち向かっていくため、視聴者は作品に没入しやすい傾向が。
事実、『復讐代行人~模範タクシー~』シーズン2は、電話1本でタクシー会社の“ムジゲ(虹)運輸”とタクシー運転手キム・ドギ(イ・ジェフン扮)が、無念の被害者に代わって復讐する物語で、初回放送では数年前に韓国で起こった一大スキャンダル、“N番部屋事件”を思わせるシーンが登場。
その他、BIGBANG(ビッグバン)のスンリが関与した“バーニングサン事件”を連想させる場面もあり、視聴者の熱い視線を浴びた。
『わずか1000ウォンの弁護士』は、最高の弁護士チョン・ジフン(ナムグン・ミン扮)が、法の抜け穴から逃げ出す財力や人脈を持った人を相手に法廷で戦い、お金も権力もない弱い立場の依頼人の無念を晴らす物語。
また『ペイ・バック~金と権力~』は、“お金の商人”ウン・ヨン(イ・ソンギュン扮)と“法律技術者”ジョンギョン(ムン・チェウォン扮)が法と銭のカルテルに立ち向かう復讐劇で、正義の実現のために手段を選ばない主人公の姿に、多くの視聴者がカタルシスを感じたと言われている。
一部韓国メディアは、SBSのこの状況を“不敗神話”と報じた。
地上波ではKBSは“ホームドラマ”、MBCは“時代劇”という印象を持つ人が多いが、今後同局には“韓国版ヒーローもの”というイメージが定着するのだろうか。
ちなみに、『復讐代行人~模範タクシー~』シーズン2の後続作は、人気医療ドラマ『浪漫ドクターキム・サブ3』だ。
『わずか1000ウォンの弁護士』
『ペイ・バック~金と権力~』
『復讐代行人~模範タクシー~』シーズン2
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