- ユ・アインは薬物使用疑惑により、出演作品の公開の延期・保留を余儀なくされた。
- 韓国のドラマ界には、キャストの不祥事やストーリーに関する議論により、良作と期待されたドラマがお蔵入りとなるケースが多い。
- そこで本記事では、本国のドラマファンが心待ちにしていたにもかかわらず、残念ながら本国では永遠に見られないかもしれない作品を4つご紹介。

薬物使用疑惑で世間を騒がせているユ・アイン (写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
薬物使用疑惑で世間を騒がせているユ・アイン。
公開前の作品のうち2作がそれぞれ延期・保留となるニュースが報じられ、彼の新作を期待していたファンはショックを受けています。
なぜなら、現時点で具体的な予定が発表されておらず、このままお蔵入りとなる可能性もあるから。
事実これまでキャストの不祥事が発覚した作品は、放送が見送られた後に、結局日の目を見ることがなかったというケースが数多くみられます。
その他、歴史や政治的要素の含まれた内容に敏感に反応する傾向があり、ストーリーに議論が巻き起こることもしばしば。
放送前にもかかわらず、制作発表で公開された情報のみでイメージを膨らました人から批判が殺到することもあります。
その好例が『スノードロップ』(JTBC/2021)。本作は否定的な意見が寄せられる中、強行突破し放送したのですが、その間風評被害に悩まされることに。
また『朝鮮駆魔師』に至っては、歴史歪曲議論によりなんと第2話で打ち切りに。前代未聞の事態となりました。
多くの人が苦労し費用と時間をかけて作り上げた作品が、一夜にしていとも簡単にお蔵入りとなってしまう韓国のドラマ界。
良作を永遠に視聴者に届けることができないリスクと、常に隣り合わせです。
そこで本記事では、制作が進んでいたものの様々な理由により日の目を見ることのなかったドラマを4作ご紹介。
本国のドラマファンが放送を心待ちにしていた作品の数々は、きっと日本の韓ドラファンも魅了されるはずです。
舞い上がれ、蝶
平凡な美容室を題材に“私”を愛する人たち、今からでも“私”を愛そうと努力する人たちの話を描いたヒューマンドラマ。
子役から演技力を磨いてきた女優のキム・ヒャンギや、『今日のウェブ漫画』(SBS/2022)で主人公を務めたチェ・ダニエルなどが出演した作品です。

『舞い上がれ、蝶』で主演を演じたキム・ヒャンギとチェ・ダニエル(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
2020年にJTBCで放送される予定で、同局の人気ドラマ『青春時代』シリーズを手掛けた脚本家の新作として制作段階から熱い視線が寄せられていました。
しかし重要な役柄で出演していたシム・ウンウの学校暴力議論により、現在までドラマ編成に組み込まれていません。
ちなみに台湾では2022年にOTTで配信され、日本では現在U-NEXTから視聴可能です。
Dear.M
ソヨン大学を大騒ぎにした告白文の主人公“M”を探しながら、恋愛模様の推理が繰り広げられる青春ロマンスドラマ。

『Dear.M』(画像出典:KBS2)
主演を務めたのは今を輝くアイドルグループNCT(エヌシーティー)のジェヒョンと、これからの活躍に期待が寄せられていたパク・ヘスでした。
ところが、彼女の校内暴力疑惑が浮上したことで、予定していた2021年2月の放送は叶わず。
今年は編成に組み込む計画があったようですが、現時点で新作ラインナップに名を連ねておらず不透明な状況。
日本ではU-NEXTで配信中です。
GOODBYE EARTH 終末のフール
冒頭で触れたユ・アイン主演の作品です。
地球と小惑星の衝突まで200日、もうすぐそこまで迫った終末を前に混乱に陥った世界と、残りの時間を生きる人々の物語を描いたSFドラマ。同名の日本の小説が原作となっています。
ユ・アインが出演しヒットした『密会』(JTBC/2014)を執筆した脚本家が本作を手掛けており、一度好成績を残した2人が再びタッグを組むとして大きな期待が寄せられました。

『GOODBYE EARTH 終末のフール』(画像出典:Netflix)
ところが麻薬疑惑の影響で、3月27日に放送日の延期を発表。4月のNetflix新作ラインナップに加わる予定だった本作の公開スケジュールは、現段階で未定です。
撮影は昨年の8月に終えており、出演者の中には大勢の人が苦労して作り上げた作品が、このまま日の目を見ないのではないかと残念な気持ちを隠せない人もいるのだとか。
朝が明けるまで
韓国を代表する大物俳優ハン・ソッキュや、安定した演技力に定評のあるチョン・ユミ主演の作品。
平和な都心に銃声が鳴り響き、テロの容疑者を捕らえ尋問する過程で、隠された真実が明らかとなり、容疑者である国立科学捜査研究院の法医学者と真実を追うプロファイラーによって、知られざる真実を突き止める物語です。

『朝が明けるまで』で主演を演じたハン・ソッキュとチョン・ユミ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
万が一放送されていれば、そうそうたる役者陣の活躍により昨年上半期に話題作となっていただろう本作ですが、原作となった中国の小説に、中国共産党を称賛する内容が含まれているとして韓国で議論の対象となり、撮影の中断を余儀なくされるという事態に。
8話で尻切れとんぼとなり、結局空中分解してしまいました。
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