- 2026年は“前進・達成”を象徴する午年を迎え、1990年生まれの韓国俳優たちにとって節目の一年となる。
- 本記事では、来年年男となる1990年生まれの韓国俳優7人をピックアップし、2026年に控える次回作や動向を整理。
- 年男イヤーを迎える彼らの現在地と、これからの歩みに注目した内容となっている。
2025年は「成長」「変化」「再生」を意味する巳年のもと、多くの韓国俳優が新たな挑戦や転機を迎えた一年であった。
Danmeeでは先日、今年年男・年女だった1989年生まれの韓国俳優5人の活躍を振り返る特集『2025年の韓ドラ界を彩った“へび年スター”たち!1989年生まれ韓国俳優5人 一年の活躍総まとめ』を公開。
では、次にバトンを受け取る俳優たちは、どのような一年を迎えるのだろうか。
2026年の干支は「午 (うま)」で、“前進”や“達成”を象徴するとされ、努力が形になりやすい年とも言われている。
そこで本記事では、来年年男となる1990年生まれの韓国俳優7人に注目し、2026年に控える次回作や今後の活躍を一挙にご紹介する。(2025年12月18日現在)
キム・ミンソク
1人目は、2012年放送のtvNドラマ『美男(イケメン)バンド~君に届けるピュアビート』で俳優デビューを果たしたキム・ミンソク。

キム・ミンソク (画像出典:©TOPSTAR NEWS)
以降、『太陽の末裔 Love Under The Sun』(KBS/2016)をはじめ、『デリバリーマン~幽霊専門タクシー始めました~』(Genie TV, ENA/2023)、『Mr.プランクトン』(Netflix/2024)など話題作に次々と出演し、着実にキャリアを重ねてきた。
2025年には、TVINGオリジナルドラマ『シャーク:ザ・ストーム』(原題:샤크 : 더 스톰)やtvN『テプン商事』に出演し、幅広い役柄を消化する安定感ある演技力を改めて印象付けた。
2026年には、上半期放送予定のSBSドラマ『素晴らしい新世界』(原題:멋진 신세계)と、Genie TVオリジナルドラマ『恋愛博士』(原題:연애박사)への出演が控えている。
『恋愛博士』では、キム・ソヒョン演じるイム・ユジンの兄イム・ユソン役を務め、物語に厚みを加える存在として期待を集めている。
デビューから10年以上を経て円熟味を増すキム・ミンソク。年男となる2026年は、さらなる飛躍が期待される一年となりそうだ。
イ・ジュノ(2PM)
1990年1月25日生まれのイ・ジュノは、2PMのメンバーとして音楽シーンで確固たる地位を築く一方、俳優としても高い評価を受けてきた存在。

イ・ジュノ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)
繊細な感情表現と確かな演技力を武器に、作品ごとに俳優イ・ジュノとしての存在感を強めてきた。
今年、全国最高視聴率10.3%を記録したtvNドラマ『テプン商事』で主人公カン・テプン役を熱演。
逆境の中でも前を向いて進む姿を体現し、多くの視聴者に勇気と共感を届けた。同作を通じて、主演俳優としての力量を改めて印象付けた一年に。
さらに12月26日には、Netflixオリジナルドラマ『CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~』の配信を控えており、年末にも新たな顔を見せる予定である。現時点では2026年公開のドラマ出演は未定だが、映画界では大きな動きがある。
イ・ジュノは、大ヒット映画『ベテラン』シリーズ第3弾への出演が決定。これは2019年公開の映画『色男ホ・セク』以来の映画出演となり、俳優としての新たな一面に注目が集まっている。
ホン・ジョンヒョン
次にご紹介する人物は、1990年2月2日生まれのホン・ジョンヒョン。

ホン・ジョンヒョン (画像出典:©TOPSTAR NEWS)
2007年末にモデルとしてデビューし、ファッション界で存在感を放ってきた彼は、端正なビジュアルと高い表現力を武器にキャリアを重ね、次第に演技の世界へと活動の幅を広げていった。
俳優としては、短編映画の名手キム・ジョングァン監督による映画『恋人たち』(原題:연인들)や、『霜花店(サンファジョム) 運命、その愛』への出演をきっかけに本格的な演技活動をスタート。以降、モデル出身ならではの存在感と安定した演技力で着実にフィルモグラフィーを積み上げてきた。
2025年は、tvNドラマ『あいつは黒炎竜』、TVINGオリジナルドラマ『親愛なるX』に特別出演し、短い登場ながらも印象を残す演技で視聴者の視線を集めた。
作品の世界観に自然に溶け込む柔軟さが評価され、俳優としての引き出しの多さを示した一年となった。
そして2026年には、同名ウェブ小説を原作とするチャンネルAドラマ『子供ができました』(原題:아기가 생겼어요)への出演が決定。
劇中、オ・ヨンソ演じるチャン・ヒウォンの20年来の男友だちで、子犬のような顔立ちに優しく思いやりのある性格を持つ、万人の理想型イ・ミヌク役を演じる。友情と恋の狭間で揺れる複雑な感情をどう表現するのか、期待が高まっている。
カン・ハヌル
4人目にご紹介する人物は、カン・ハヌル。

カン・ハヌル (画像出典:©TOPSTAR NEWS)
2025年は、まさにスクリーンとテレビで見ない日はなかったと言っても過言ではない一年となった。映画では『殺人配信』『YADANG/ヤダン』『84m²』『ファーストライド』(原題:퍼스트 라이드)、『ひとりぼっちのプリンス』(原題:나혼자 프린스)と立て続けに出演し、ジャンルも役柄も異なる作品群の中で存在感を発揮した。
さらにドラマでは、Genie TVオリジナル『隠し味にはロマンス』で見せた繊細な感情演技に加え、世界的ヒットシリーズ『イカゲーム3』(Netflix)への出演でも話題を集め、テレビドラマと映画の両軸で圧倒的な露出と評価を獲得した一年に。
そのカン・ハヌルは2026年、2014年公開の大ヒット映画『国際市場で逢いましょう』の続編となる『国際市場2』(原題:국제시장2)への出演を控えている。本作では、イ・ソンミン演じるソンミンの末息子セジュ役を担当。ソウル大学在学中に民主化運動を目の当たりにし、人生の大きな転換点を迎える人物を演じる。
社会の変化と個人の成長を描く重厚な物語の中で、時代を生きる若者の葛藤をどう体現するのか。年男を迎える2026年、カン・ハヌルは俳優としてさらなる深みと存在感を刻む一年となりそうだ。
チェ・ウシク
5人目、チェ・ウシクは自然体の演技と繊細な感情表現を武器に、作品ごとに独自の存在感を放つ俳優。

チェ・ウシク (画像出典:©TOPSTAR NEWS)
等身大のロマンスから深みのある人間ドラマまで幅広くこなし、世代を問わず支持を集めてきた。
2025年はロマンス作品での活躍が際立った一年となった。Netflixオリジナルドラマ『恋するムービー』、そしてSBS『私と結婚してくれますか?』で主演を務め、柔らかさと誠実さを併せ持つキャラクターを丁寧に演じ、多くの視聴者を魅了した。
中でも『私と結婚してくれますか?』では、ラブコメ女王として知られるチョン・ソミンとの相性の良さが大きな話題に。息の合った掛け合いと自然な距離感が視聴者の共感を呼び、高視聴率を記録する要因となった。
来年以降には、Disney+オリジナルドラマ『ザ・ウェイキング』(原題:더 웨이킹)への出演を控えている。
本作は、巨人を管理する組織と、それに対抗する組織の対立を描いた作品で、これまでのロマンス中心のイメージとは一線を画すシリアスな世界観が注目されている。
キム・ジョンヒョン
キム・ジョンヒョンは、安定した演技力と作品ごとに異なる表情を見せる柔軟さで、着実にキャリアを積み重ねてきた。

キム・ジョンヒョン (画像出典:©TOPSTAR NEWS)
主演作から特別出演まで、役の大小を問わず確かな存在感を発揮し、視聴者の記憶に残る演技を届けてきた。
昨年9月から今年1月まで放送されたKBS週末ドラマ『タリミファミリー~恋もお金もクリーンに!』では主演を務め、家族ドラマならではの温度感と人間味あふれる演技で、週末のお茶の間を温かく包み込んだ。
また、今年9月から10月に放送されたJTBC『100番の思い出』では特別出演ながら強い印象を残した。1980年代を舞台に、バス案内員ヨンレとジョンヒの友情、そして運命的な初恋を描くニュートロ青春メロドラマの中で、財閥3世ジョンヒョン役を演じ、物語に緊張感と奥行きを与えた。
来年はtvNドラマ2本への出演が控えている。
『セイレーン』(原題:세이렌)では新たなジャンルへの挑戦が期待されており、続く『私の有罪人間』(原題:나의 유죄인간)では、イム・シワン扮するユン・イジュンの16年来の友人であり、テガングループ法務チーム所属の弁護士キム・シヒョン役を務める。知性と人間味を併せ持つ人物像が、物語の重要な軸となりそうだ。
来年はtvNドラマ2本を通じて、再びお茶の間に存在感を示すキム・ジョンヒョン。年男を迎える2026年は、多彩な役柄を通して俳優としての深化を見せる一年となることが期待される。
コ・ギョンピョ
コ・ギョンピョは、親しみやすさと鋭い観察眼に裏打ちされた演技で、ジャンルを問わず存在感を発揮してきた俳優である。コメディからヒューマン、シリアスな役柄まで幅広くこなし、自然体の演技で多くの視聴者を惹きつけてきた。

コ・ギョンピョ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)
今年、韓国×ベトナム合作映画『母を捨てに行きます』(原題:엄마를 버리러 갑니다)と、映画『ハードル』(原題:허들)に特別出演し、スクリーンで確かな存在感を示した。
そして来年1月、tvNドラマ『アンダーカバー・ミスホン』(原題:언더커버 미쓰홍)で主演を務める。本作は1990年代の世紀末を舞台に、30代のエリート証券監督官ホン・グムボが、怪しい資金の流れを追うため、証券会社に20歳の新入社員として潜入することから始まる、レトロ感あふれるオフィス・コメディだ。
コ・ギョンピョは劇中、黒い野心を胸に秘めて汝矣島へ戻ってきた企業ハンターであり、ハンミン証券の新任代表シン・ジョンウ役を演じる。表と裏の顔を行き来する複雑な人物像は、彼の演技力が存分に発揮される役どころといえるだろう。
本作は、2024年放送の『正直にお伝えします!?』以来、約2年ぶりとなる主演ドラマでもある。
年男を迎える2026年の幕開けにふさわしい主演復帰作として、コ・ギョンピョがどのような新たな魅力を見せてくれるのか、期待が高まっている。
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