- 韓国ドラマの中でも『韓国時代劇』では高いスキルが求められる。
- そんな韓国時代劇で子役時代から大人になるまで高い評価を受け続ける役者がいる。
- 本記事では時代劇で本領を発揮する”時代劇職人”5人をご紹介!
韓国ドラマの中でも『韓国時代劇』の出演は、若手俳優はもちろん、経験を積んだ俳優でも慎重に検討するといいます。
その理由は、端的に言うと時代劇の演技が難しいため。長い台詞や昔ながらの言葉使い、時代劇特有の発声方法や身のこなしなど、現代劇に慣れた俳優でも新たに覚えなければならない技術が多いそう。
また韓国時代劇はファンが多く目も肥えているため、実力が足りなければ厳しい評価を受けることも。
そんな一層高い実力を求められる韓国時代劇で、若くして成功した俳優たちがいます。
時代劇には子役の出演が多く、主人公たちの子供時代という重要な役を演じます。強い印象を残して”天才子役”と呼ばれる人も。
その後、大人の役者になっても時代劇で本領を発揮する、”時代劇職人”と呼べるような5名をご紹介します!
ヨ・ジング
●1997年生まれ
●時代劇初出演作:淵蓋蘇文〈ヨンゲソムン〉(2006)
低音の声と落ち着いた演技が高く評価されているヨ・ジング。
『イルジメ~一枝梅~(2008)』でSBS演技大賞で子役賞を受賞。15歳の時に出演した『太陽を抱く月(2012)』で主人公イ・フォンの子供時代を好演し、MBC演技大賞で子役賞を受賞しました。
『テバク〜運命の瞬間〜(2016)』では後に国王・英祖(ヨンジョ)となるヨニン君役を演じ、SBS演技大賞で長編ドラマ部門優秀演技賞を受賞。『王になった男(2019)』では時代劇では初めての主人公役として出演。一人二役を見事に演じ分けました。
キム・ユジョン
●1999年生まれ
●時代劇初出演作:ファン・ジニ(2007/映画)
4歳でデビューしたキム・ユジョンは、子役時代から現在まで途切れることなく映画やドラマに数多く出演。変幻自在の演技力と幼い頃から変わらない清純なルックスが人気を得ています。
『トンイ(2010)』ではMBC演技大賞の子役賞、『九尾狐伝〜愛と哀しみの母〜(2010)』ではKBS演技大賞の青少年演技賞を受賞しました。
『太陽を抱く月(2012)』でMBC演技大賞の子役賞を受賞。『雲が描いた月明かり(2016)』では百想芸術大賞のテレビ部門女性人気賞、『ホン・チョンギ(2021)』でもSBS演技大賞で二冠を受賞しています。
イ・セヨン
●1992年生まれ
●時代劇初出演作:大王の道(1998)
美しさと可愛らしさを併せたルックスと、繊細な表現力が好評のイ・セヨン。時代劇に限らず多くの主演女優の子供時代を演じてきました。
『宮廷女官チャングムの誓い(2003)』では、主人公チャングムのライバル、チェ・グミョンの子役時代を好演。『王になった男(2019)』ではヨ・ジング扮するイ・ホンの正室役を演じ、コリアドラマアワードで女性優秀演技賞を受賞。
『赤い袖先(2021)』でMBC演技大賞でミニシリーズ部門女性最優秀演技賞、2PMイ・ジュノとベストカップル賞を受賞しました。
ユ・スンホ
●1993年生まれ
●時代劇初出演作:不滅の李舜臣〈イ・スンシン〉(2004)
子役時代から積み上げた確かな演技力と、時代劇ならではの発声や台詞回しが好評を得ているユ・スンホ。
『王と私(2007)』では国王・成宗(ソンジョン)の子供時代を演じSBS演技大賞で子役賞を受賞、『善徳女王(2009)』ではMBC演技大賞で男性新人賞を受賞しました。
仮面をつけて生きる孤高の世子を演じた『仮面の王 イ・ソン(2017)』ではMBC演技大賞ミニシリーズ部門男性最優秀演技賞を受賞。最新の主演作『花が咲けば、月を想い(2021)』ではピュアなロマンス史劇を演じました。
キム・ソヒョン
●1999年生まれ
●時代劇初出演作:新伝説の故郷2008「わが子をつれて」(正式デビュー作)
時代劇の中でも様々な役柄に挑戦しているキム・ソヒョン。
『太陽を抱く月(2012)』ではヨ・ジング、キム・ユジョンと共にMBC演技大賞の子役賞を受賞。その後『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(2016)』の時代劇パートに特別出演、『仮面の王 イ・ソン(2017)』『ノクドゥ伝~花に降る月明り~(2019)』ではヒロイン役を演じました。
『月が浮かぶ川(2021)』では戦う王女ピョンガン役を演じ、本格的なアクションを披露。同作で女性最優秀賞、女性人気賞、ナ・イヌとのベストカップル賞を受賞しました。
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