- イ・ジェフンが、『復讐代行人~模範タクシー~』(邦題)シーズン2で、アクションやタフな姿を披露、温和な外見とは異なる一面を見せている。
- 過去には複数の作品でヤンキー役を好演し、その度に好評を得たことも。
- 優しそうなルックスとは一転、彼の描き出したキャラクターを振り返り、その活躍ぶりをご紹介。

『復讐代行人~模範タクシー~』シーズン2(画像出典:SBS)
イ・ジェフンが、今最も話題のドラマで活躍中だ。
それは、『復讐代行人~模範タクシー~』(邦題)シーズン2。法で裁くことのできない悪人に制裁を下し、犯罪被害者に代わって復讐をする復讐代行劇だ。
イ・ジェフンは、悪者を徹底的に打ちのめすダークヒーローを熱演、キレのあるアクションをはじめタフでカリスマ溢れる演技を披露している。
穏やかで優しそうな外見を持つ彼。温厚そうな印象を抱いているドラマファンにとっては少々意外ともいえる姿だろう。
立体的なヤンキー役
しかし実は、彼本来の持つ柔らかなイメージと少々異なるキャラクターに扮するのは、本作が初めてではない。
これまでヤンキー役を複数回務めており、その度に好評を得ている。
彼が引き受けたのは、後に改心するタイプや、外見は強そうにみえても内面は柔和といった役まで様々。色々な面を合わせ持った役柄の複雑な心情をしっかりと表現し、各キャラクターを立体的に表現してきた。
このため本国では彼を“立体的なヤンキー”と呼ぶ人がいるほどだ。

精神状態が不安定で気が短く喧嘩っ早い高校生ギテに扮したイ・ジェフン(画像出典:『BLEAK NIGHT 番人』)
彼のヤンキー役が高く評価されたのは4作にも及ぶ。まず1作目は、2011年公開の映画『BLEAK NIGHT 番人』。
一人親家庭で育ち愛情に飢え、精神状態が不安定で気が短く喧嘩っ早い高校生ギテを演じて、『第32回 青龍映画祭』をはじめとする3つの映画祭で、新人男優賞を受賞するなど、演技力の高さを評価された。
2作目は2012年に封切りされた『パパロッティ』。歌が上手く、オペラ歌手になる夢をもちながらも、唯一の肉親だった祖母を亡くして行き場を失い、ヤクザの世界で生きる高校生ジャンホ役を担当した。

ヤクザの世界で生きる高校生ジャンホ役を演じたイ・ジェフン(画像出典:『パパロッティ』)
3作目は、彼をスターダムにのし上げた作品で、日本でも高い人気を誇った『シグナル』(tvN/2016)。
濡れ衣を着せられ暴行事件の犯人となった兄を侮辱した相手に暴力を振るうなど、高校1年の頃までアウトサイダーな人生を歩んできた過去を持つエリートプロファイラー、パク・へヨンを熱演した。
4作目は、『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』(Netflix/2021)。
本作で演じたのは30代の役で不良行為的な行動があるわけでないため俗に言う“ヤンキー”とは少々異なる。

表向きは遺品整理士だが、裏の職業がファイターのサング役を演じたイ・ジェフン(画像出典:Netflix)
しかしそれを彷彿とさせる服装や髪型などが印象的で、表向きは遺品整理士だが、裏の職業がファイターのサング役を。少々乱暴そうに見えるが、実は心根の優しいキャラクターだ。
ヤンキー役以外でも活躍
不良的な面という誰の目からみても分かりやすい一面を表現しつつも、その内側に秘められた複雑な感情までしっかりと描き出すことのできるイ・ジェフン。
引き受けた役を見事に演じきってきた彼だけに、ヤンキー役はもちろん、これまでにも様々な配役を受けてきた。
その1つがゲイ役、短編映画まで含めると3作に出演している。

ゲイ役を演じたイ・ジェフン(画像出典:『ただの友達?』スチールカット)
しかし4作目のオファーを受けた際には断ったのだとか。カメオ出演だったそうだが、役のイメージがついてしまうのを懸念したのだろうか辞退したという。
演技者としては様々なキャラクターを演じ、活躍の場を広げたいもの。十分に理解できる理由だが、出演を依頼した監督が、各インタビューでイ・ジェフンについて言及。彼がLGBTに偏見を持っているといった内容の発言をして議論になった。
***
ヤンキー役では視聴者から好評を得て、ゲイ役では監督から出演を熱望される俳優イ・ジェフン。
今後は映画『脱走』と、『鷺梁:死の海』の公開が控えている。
前者では明日がある人生を夢見る北朝鮮の兵士役を担当することが分かっており、後者では実在した人物である光海君として登場。
物語の最後を華やかに飾る予定だと、本作のメガホンをとったキム・ハンミン監督が語っている。
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