• 『熱血司祭2』(SBS/2024)に出演中のキム・ナムギルが、一時も目の離せない魅力で視聴者を魅了している。
  • ドラマデビューして以降、約25年もの間お茶の間で活躍してきた俳優で、知れば知るほどさらに知りたくなる魔性の魅力を持っている。
  • なんとも言えない妙な魅力で女心をくすぐってきたキム・ナムギルの代表作を5作紹介する。

11月8日に放送がスタートした『熱血司祭2』(SBS/2024)が、本国はもちろん海外でも注目を浴びている。

人気の中心にいるのは、シリーズ第1弾から引き続き主演を務めるキム・ナムギル。初回放送からキレのよいアクションを披露したかと思えば、次のシーンではコミカル演技で視聴者を魅了する。一時も目の離せない魅力を持った役者だ。

現在44歳で、デビュー以降約25年に渡り韓ドラ界で活躍しているが、知れば知るほどもっと知りたくなる不思議な吸引力を持っており、一言で言うならば“魔性”という言葉で表現するのがぴったり。

退廃美を感じさせる都会的で端正かつクールな印象のルックスに相反して、バラエティー番組などではお茶目でユーモアあふれる一面を見せ、ビジュアルとのギャップで益々世の女性を虜にする。しかも声まで魅力的、歌も上手いことで知られており、ファンミーティングでは優れた歌唱力でファンをうっとりさせることも。

もちろんお茶の間でもジャンルにとらわれず、各作品で様々な姿を披露。どんなキャラクターでもあっという間に自分だけの色に染め、なんとも言えない妙な魅力で女心をくすぐってきた。観れば必ずキム・ナムギルにハマること間違いなしの、彼の代表作を5つ紹介する。

善徳女王 (MBC/2009)

『善徳女王』は、キム・ナムギルが本国で大ブレイクを果たし、日本でも知名度を一躍得ることになった作品。ご覧になった人は覚えているのではないだろうか、愛と野望の間で葛藤するピダム役を熱演し、切ない愛を描いてファンを量産した。

特に、自身の感情に正直なキャラクターを表情の演技で見事に表現しつつ、独特の妖艶さまで醸し出したと高い評価を受けており、キャラの濃い役を熱演する錚々たる役者陣に埋もれることなく存在感を発揮したことで知られる。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月21日現在):FOD

画像出典:MBC
善徳女王
時代劇
MBC/2009/全62話

あらすじ

美貌を誇るミシル(ユイ/コ・ヒョンジョン扮)は、チンピョン王の正妃マヤ夫人(パク・スジン/ユン・ユソン扮)を誘拐し、殺害しようとする。一方、一命をとりとめたマヤ夫人は、双子の姉妹を出産。しかし「双子を産むと、王族の男が絶える」という言い伝えにより、双子の妹トンマン(ナム・ジヒョン/イ・ヨウォン扮)を侍女のソファ(ソ・ヨンヒ扮)に託すことに。ソファの娘として育ったトンマンはたくましい少女に、そして双子の姉チョンミョン(キム・ユジョン/シン・セギョン/パク・イェジン扮)は、ミシルが権力を増大する中で密かに反撃する機会をうかがっていた・・。

キャスト

イ・ヨウォン、コ・ヒョンジョン、オム・テウン、パク・イェジン、キム・ナムギル 他

最高視聴率・受賞歴など

44.9%

口コミ

「ストーリーがよくできてる」
「何年経っても面白い」
「全てにおいてパーフェクトな韓国時代劇」

予告映像


動画出典:ポニーキャニオン WE LOVE K

赤と黒 (SBS/2010)

『赤と黒』は、『善徳女王』で人気と知名度を思うままにした翌年、主演を務めた作品だ。悪役だが、冷酷さを単なる非情という言葉で終わらせないのが彼のすごいところ。色気がありカリスマ溢れるキャラクターに仕上げるとともに、役の複雑な心情を繊細に表現することで立体的な男性主人公を描き出した。

俗に言う“悪い男”を演じたのだが、こんな男性になら騙されてみたいとつい思ってしまうほど、魅惑的な人物を完成させている。特に、女性の目を見つめながら手話で「今日のあなたはこの会場で一番美しい」と伝えるシーンは、多くの反響を得た。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月21日現在):U-NEXT、Rakuten TV、FOD

画像出典:SBS
赤と黒
復讐劇
SBS/2010/全17話

あらすじ

すべてを奪ったホン家への復讐に燃える男の物語を描いた復讐劇。

キャスト

キム・ナムギル、ハン・ガイン、オ・ヨンス、キム・ジェウク、チョン・ソミン 他

最高視聴率・受賞歴など

15.1%

口コミ

「ハラハラドキドキ感がたまらなかった」
「韓ドラあるあるの作品だけど、かなりハマる」
「モヤモヤする作品」

予告映像


動画出典:ポニーキャニオン WE LOVE K

悪の心を読む者たち (SBS/2022)

『悪の心を読む者たち』では、韓国初のプロファイラー役を熱演した。人一倍感受性の強い人物で、細かな感情表現を必要とされる難しい役だったが、セリフは必要ないのではないかと思うほど目で喜怒哀楽を完璧に表現して視聴者を物語に没入させた。

また、犯人の心理を追求するあまり感情が飲み込まれそうになる姿や、どこか物悲しさを感じさせる様はさすがキム・ナムギルとしか言いようがない。好演が評価され『2022 SBS演技大賞』では大賞に輝いている。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月21日現在):U-NEXT、FOD、Lemino、Rakuten TV、TELASA、ABEMA

画像出典:SBS
悪の心を読む者たち
サスペンス
SBS/2022/全12話

あらすじ

1990年代後半の韓国では、動機のない強姦殺人が発生していた。しかし警察は一向に犯人を逮捕できずにいた。そんな中、女性が遺体で発見される事件が起き、刑事のソン・ハヨン(キム・ナムギル扮)は、犯人とされる赤いキャップの人物を追跡するも、ともに事件を追う強力班の刑事は、被害者の恋人を容疑者候補にして・・。

キャスト

キム・ナムギル、チン・ソンギュ、キム・ソジン、リョウン、イ・デヨン 他

最高視聴率・受賞歴など

8.3%

口コミ

「観やすくて面白かった」
「淡々としているサスペンス」
「面白さもあり怖さもあり」

予告映像


動画出典:KNTV

アイランド (TVING/2022)

『アイランド』は、ファンタジーものもやってのけるのかとドラマファンを驚かせた1作。キム・ナムギルの新しい魅力を満喫できる作品で、人間と妖怪の血が流れる“半人半妖”のバンを演じ、ドラマの人気を先頭に立って牽引した。

“顔天才”の異名を持つチャウヌが出演していたが、役の魅力を倍増させる優れた演技力とキレッキレのアクションで観る者の視線を奪い、追随を許さない圧巻の実力でドラマチックなストーリーを最大限に盛り上げた。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月21日現在):Amazon Prime Video

画像出典:TVING
アイランド
アクション/ファンタジー
TVING/2022/全12話

あらすじ

舞台は、済州島。世界を滅ぼそうとする悪に対抗し戦わなくてはならない運命を持った人物たちが繰り広げるアクションファンタジー。

キャスト

キム・ナムギル、チャウヌ、イ・ダヒ、ソンジュン、パク・グニョン 他

最高視聴率・受賞歴など

2.8%

口コミ

「凄まじい世界観」
「クオリティが高い」
「最初からスピード感がある」

予告映像


動画出典:Prime Video Singapore

剣の詩 (Netflix/2023)

『剣の詩』では盗賊団の首領役で、長銃を片手に馬に乗り荒野を走るなど、お得意の激しいアクションが大きな反響を呼んだ。本国はもちろん海外でも絶大なる支持を得て、配信サイトであるNetflix(ネットフリックス)のグローバルランキング上位にランクインしたほど。

男性が観ても惚れ惚れするシーンが多く、彼の一挙手一投足から目が離せない。小手先のかっこよさではない、キム・ナムギル自身と彼が演じる役から滲み出る魅力が溢れている。

●日本で視聴可能な動画配信サービス(2024年11月21日現在):Netflix

『剣の詩』

『剣の詩』(画像出典:Netflix Korea)

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=Yo2Xl8M8pv4?si=R-rkKjWc7GAdGxPu]
(動画出典:YouTube Netflix Japan)

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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