• 爆発的ヒット作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022)の放送から約2年が経った。
  • VOD界の盛り上がりによりテレビ局の参入が難しいなか、ケーブル局であるENAが独自路線で攻めて快挙を成し遂げた作品だ。
  • 反骨精神に富んだENAのおすすめ韓国ドラマを5つ紹介する。

大ヒット作『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(2022)が放送されてから約2年が経過した。

VOD界の盛り上がりによりテレビ局の参入が困難と言われている時代、視聴率の獲得が難しかったケーブル局であるENAが快挙を成し遂げた作品だ。

成功の理由の1つは独自路線。既存の韓ドラとは一線を画すテイストで攻めている。

いまや同局のドラマは視聴者にとって選択肢の1つとなり、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』以降、各作品が脚光を浴びるようになった。

そこで本記事では、反骨精神に富んだENA作品で、韓ドラファン必見のドラマを5つ紹介する。

 

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 (2022)

1作目は、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。IQ164で自閉スペクトラム症を抱えた新米弁護士が主人公の物語だ。

役の設定はもちろんだが、彼女が依頼内容と向き合う視点も斬新。弁護士事務所を訪れる人たちの悩みを真っ直ぐにとらえ、一切の固定観念なしに解決していく。

韓国社会が抱える問題を題材にしている点は韓ドラによくあるパターンだが、ここまで多様化社会を意識した作品はあっただろうか。ウ・ヨンウならではの発想は観る者の意表を突く。

●2024年7月9日現在視聴可能なVOD:Netflix

画像出典:ENA
ウ・ヨンウ弁護士は天才肌
ヒューマン
ENA/2022/全16話

あらすじ

韓国を代表するソウル大学を首席で卒業したウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)は、自閉スペクトラム症を抱えている。彼女は大手法律事務所で新人弁護士として働くことに。同僚に支えられながら、様々な視点で事件を解決し成長していく・・。

キャスト

パク・ウンビン、カン・テオ、カン・ギヨン、チョン・ベス、イム・ソンジェ 他

最高視聴率・受賞歴など

17.5%

口コミ

「ストーリーが本当に素晴らしかった」
「観やすい作品」
「最初から最後までよかった」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

紙の月 (2023)

2作目は、『紙の月』。銀行勤めの普通のアラフォー主婦が、巨額の横領に手を染める転落人生を描いた物語だ。

同名の日本の小説が原作なだけに、韓国ドラマというよりも日本ドラマのような香りがする作品。平凡な主人公の人物像を詳細に描き、視聴者は彼女の感情から目を離すことができずストーリーにのめり込む。

簡単に言ってしまえば主婦の鬱憤や、放たれたい衝動が事の発端なのだが、若い男性との出会いをきかっけに徐々に事態は深刻化。お金によって堕落していく男に貢ぐため、様々な感情が交錯し予想外のてん末を迎える。

●2024年7月9日現在視聴可能なVOD:U-NEXT,Lemino,Hulu,TELASA

画像出典:ENA
紙の月
サスペンス
ENA/2023/全10話

あらすじ

息詰まるような日々を送っていたユ・イファ(キム・ソヒョン扮)が、銀行のVIP客たちのお金を横領し、取り返しのつかない選択をするサスペンスドラマ。

キャスト

キム・ソヒョン、ユソン、ソ・ヨンヒ、イ・シウ、コン・ジョンファン 他

最高視聴率・受賞歴など

1.5%

口コミ

「虚しさが募る」
「ハラハラドキドキのストーリー」
「人生について考えさせられる」

予告映像


動画出典:STUDIO GENIE

クラッシュ 交通犯罪捜査チーム (2024)

3作目は、『クラッシュ 交通犯罪捜査チーム』。なんと、交通犯罪だけで全12話を貫徹し、ENAとしては『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』に次ぐ歴代2位の視聴率を誇った作品だ。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でさえロマンスが盛り込まれていたのに本作は皆無。このためイケメントップスターも不在で、韓ドラには珍しいアメリカ風の捜査ものの典型をいく構成が、支持された理由の1つだと言われている。

手に汗握るカーチェイスや、時折コミカル要素を差し込むウィットの効いた展開も魅力として高く評価された。

●2024年7月9日現在視聴可能なVOD:Disney+

画像出典:ENA
クラッシュ 交通犯罪捜査チーム
アクション
ENA/2024/全12話

あらすじ

変わり者の捜査官とチームが、交通犯罪に立ち向かうアクション捜査劇。

キャスト

イ・ミンギ、クァク・ソニョン、ホ・ソンテ、イ・ホチョル、ムン・ヒ 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~ (2023)

4作目は、『ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~』。ただの家族愛ではなく、母娘関係にクローズアップしている点において新しいと好評を得たドラマだ。

一言で言えば、母娘の絆を描いたほっこりする作品。しかし奔放な母と、しっかりものの娘という立場を逆にしたかのようなキャラクターが、様々な問題と向き合いながら視聴者にメッセージを投げかける。

特に、母が男性の気を引こうとする姿や、自慰行為が見つかっても堂々としているシーンは話題に。娘は嫌悪感を示し悩む一方で、当の本人はあっけらかんとしており世の母に対する固定観念を遠回しに批判するかのような一幕が軽いタッチで盛り込まれた。

●2024年7月9日現在視聴可能なVOD:U-NEXT

画像出典:ENA
ラブ・パッセンジャー ~私たちの恋愛事情~
ラブコメディ
ENA/2023/全12話

あらすじ

自由気ままの母親ウンミ(チョン・ヘジン扮)とクールな娘ジニ(チェ・スヨン扮)の他人同士のような同居を描いたラブコメディ。高校生の時にジニを出産し、女手一つで育ててきたウンミ。警察官として働く娘ジニとは母娘ではなく、姉妹に間違われることが多く・・。

キャスト

チョン・ヘジン、チェ・スヨン、アン・ジェウク、パク・ソンフン、キム・ヘウン 他

最高視聴率・受賞歴など

5.5%

口コミ

「ラブコメディよりも母娘のヒューマン要素が強い」
「とても面白いストーリー」
「親子が最高!」

予告映像


動画出典:STUDIO GENIE

庭のある家

最後は、『庭のある家』。韓国ドラマの魅力の1つであるストーリー展開の早さを無視したかのような作品で、ゆっくりかつ淡々と小説を読んでいるかのように進んでいくドラマだ。

それだけに、サスペンススリラーの暗く重い不気味な世界観を堪能でき、不穏な空気感を醸し出す映像美は秀逸。既存の韓ドラのイメージを覆しながらも、視覚にこだわったクオリティーの高さを満喫することができる。

また、伏線の回収ももちろんスローテンポ。終始贅沢に時間を使い、独特の間は視聴者の想像を掻き立てるかのような構成になっている。

●2024年7月9日現在視聴可能なVOD:Hulu

画像出典:ENA
庭のある家
サスペンス/ミステリー/ヒューマン
ENA/2023/全8話

あらすじ

裏庭から漂う異臭によって全く異なる人生を歩んできた二人の女性が出会い、繰り広げるサスペンススリラー。病院の院長を務める夫ジェホ(キム・ソンオ扮)と息子スンジェ(チャ・ソンジェ扮)と庭のある家に引っ越し、誰もから羨ましがられる幸せな日々を送っていたジュラン(キム・テヒ扮)。ある日、庭のどこからか異臭がすることに気が付き、そこを掘ってみると死体の手のようなものが出てきて・・。

キャスト

キム・テヒ、イム・ジヨン、キム・ソンオ、チェ・ジェリム、チャ・ソンジェ 他

最高視聴率・受賞歴など

2.9%

口コミ

「最初から最後まで展開が面白かった」
「ラストが衝撃的」
「内容が浅い気もする」

予告映像


動画出典:Hulu Japan公式

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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