• BTS ジンの新曲「Don’t Say You Love Me」のMVが公開され、シン・セギョンとの無言の共演が注目を集めている。
  • 別れと再会を静かに描いた演出は、視線と表情のみで深い感情を表現し、余韻に満ちた仕上がりに。
  • 音楽と映像が残した余韻が、今後どのようにファンの心に届いていくのか、期待が高まっている。

今月16日、BTS ジンの2ndミニアルバム『Echo』のタイトル曲「Don’t Say You Love Me」のミュージックビデオが公開!(画像出典:2ndミニアルバム『Echo』キャプチャー / ©TOPSTAR NEWS)

今月16日午後1時、BTS ジンの2ndミニアルバム『Echo』のタイトル曲「Don’t Say You Love Me」のミュージックビデオが公開された。

注目を集めていたティーザーでの“沈黙の対面シーン”──ジンとシン・セギョンが向かい合う場面から本編は幕を開け、表情と視線だけで感情を伝える演技が本格的に繰り広げられた。

車に乗り去るシン・セギョンを静かに見送るジンの表情には、別れを受け入れなければならない冷たい現実と、まだ言い終えられない内なる波動がそのままに表れていた。

別れという鋭い縁の断絶の中、ジンはひとり日常に取り残される。

重みのあるピアノやベース、抑制されたギターサウンドが交錯し、退屈で空虚な日々をそのまま表現。時折よみがえる笑顔の記憶とともに、やわらかな回想の中で流れるメロディが2人の関係と対比を成し、曲全体に深みを加えている。

MVの展開は、美術館のような空間で新たな転換点を迎える。

古い写真のように記憶に残るシン・セギョンと再会したジンは、過去と現在の曖昧な境界で迷いながらも、ついに彼女の手を取り走り出す。

セリフひとつない中、視線と動きだけで紡がれるストーリーが、視聴者の感情を静かに引き込んでいく。

そして物語は最初のシーンへと戻る。

今度は、かつて彼女をただ見送るしかなかったジンが、自ら動き出して彼女を引き止める。

エンディングでは、2人がともに車内に座る姿が映し出される。

沈黙の中でも、互いへの余韻は消えることなく残り続ける。淡々としたメロディと甘く繊細なボーカル、そしてスクリーンを彩る2人の抑えた表情が、別れの余白を静かに埋め尽くす。

「Don’t Say You Love Me」は、ただのラブソングにとどまらない。

そぎ落とされたポップサウンドと、愛の二面性を描く構成によって、聴く者を関係の始まりと終わり、その曖昧な境界に立たせる。

ジンの感情豊かなボーカルは、愛に不器用な人々が抱える混乱と喪失感を、ひとつの場面だけに閉じ込めることなく、叙情的な重みとともに楽曲全体へと昇華させている。

音楽と映像が残した余韻が、今後どのようにファンの心に届いていくのか、期待が高まっている。

YouTube動画出典:HYBE LABELS

(©TOPSTAR NEWS オ・テミン記者/翻訳:Danmeeニュース部)

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