今月11日、韓国で2002年4月に公開されたイ・ジョンヒャン監督の映画『おばあちゃんの家』が放送された。当時、7歳のやんちゃ坊主を演じたユ・スンホの変わらぬビジュアルが話題になっている。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

韓国で、旧正月の特選映画として、『おばあちゃんの家(原題:家へ‥/2002)』が放映され、当時出演したユ・スンホの年齢に関心が集まっている。

10代の頃と変わらぬビジュアルを誇る、俳優ユ・スンホ

10代の頃と変わらない!? ビジュアルを誇る、俳優ユ・スンホ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

今月11日、午後1時からEBS1で、2002年4月に公開されたイ・ジョンヒャン監督の映画、『おばあちゃんの家』が放送された。

この映画は、都会に住む7歳のやんちゃ坊主サンウが、田舎で一人暮らす祖母との生活が描かれており、劇中でユ・スンホがサンウ役を演じた。彼は当時10歳。お婆さん役を演じた俳優のキム・ウルブンは、1926年生まれで、映画公開当時は77歳だった。

1993年生まれのユ・スンホは今年29歳。にもかかわらず、19年前と変わらぬビジュアルが目を引く。

彼は昨年4月に終了したtvNドラマ、『メモリスト』でドンベク役を熱演。最近では、KBS2新ドラマ『花が咲いたら月を思い』の男性主人公、ナムヨン役のオファーを受け、出演を検討中だという。

『花が咲いたら~』は、朝鮮の歴史上、最も強力な禁酒令の時代を背景に繰り広げられる物語だ。

人間の愛欲史を描く内容で、社会的に成功し、名を世間に広く知らせ、家門を興すために上京した*司憲府(サホンブ)の監察官と、百両の借金を返すために酒を仕込んだ貧しい両班(ヤンバン/貴族階級)の妻子、そして酒を一杯飲んでやろうと、しきりに塀を超える皇太子まで、一歩間違えれば互いの人生を終わらせかねない3人が、秘密の酒蔵の前で運命的に出くわすところからストーリーが始まる。

*司憲府(サホンブ):高麗から李氏朝鮮にかけて存在した政府機関。

ユ・スンホがオファーを受けている男性主人公ナムヨンは、彫刻のような顔立ちに、学者のような風貌で、地元の奥様たちが胸躍らせるほどの美男子。しかし、色恋を避け、本をこよなく愛し、優れた頭脳とその頭脳を支える粘り強い努力の持ち主で、家門を興すという野心で成功を収めることができる、三拍子がすべて揃った人物である。ただ1点、家柄がいまひとつ‥という役回りだ。

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