SМエンターテインメント(以下、SМ)の元統括プロデューサー、イ・スマンが、自身について暴露した甥のイ・ソンス現代表について口を開いた。

HYBE、SМ、行く末が注視されている。(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS、画像出典：SМエンターテインメント)

イ・スマン側は「イ・ソンス代表の言葉と行動に関して、これまでイ・スマンは口を慎んできた」とし、「イ・スマン前プロデューサーは、今日(2/16)彼の暴露記事を目にして、“傷付いている妻の甥として、4歳の時から彼を見てきた。19歳でSМに入社し、ファンクラブの管理業務から始めて僕と一緒に歩んで来た。彼は、父を牧師に持った家庭で育ち、善良な甥だ。心が痛い”と、惨憺たる胸の内を告白した」と伝達。

イ・ソンス代表は2月16日、公式YouTube(ユーチューブ)チャンネルに『声明発表第1弾』と題した映像を投稿し、イ・スマンに関する域外脱税や、aespa(エスパ)楽曲の歌詞介入疑惑などを提起している。

これによると、イ・スマンは香港に設立した個人会社を通して売り上げを不当に搾取し、HYBEが株主売買契約当時、これを知っていたかについて疑問を投げかけた。

また、彼がマルチ制作センターを基本とした組織改編を防いで、経営陣を懐柔したとし、その録音データを公開。

音声には「お前(先生)がいなければならない。そうすれば、先生がいなくてもいいと言う子たちは、会社から出て行かなければならないんだ。とてもシンプルなゲームだよ」「僕が税金を払って、罰金を取られたらどうする？ 僕が出してあげるよ。心配するな」「地獄に行っても僕と立ってないといけないし、辞めてこそ、お前は良いところにいく」などを話すイ・スマンの言葉が聞こえた。

こうしてイ・スマンがSМと経営権争いをする中で、SМの“子会社売却説”が伝えられ、韓国のあるメディアが「SМがチャットアプリプラットフォームのDearU・SМ C＆C・キーイーストなど、3カ所の持分を売却するとし、諮問会社の選定に乗り出した」と報道。

これにSМ側は「アラインパートナーズの資産運用との合意事項の一つである、非核資産売却関連で現在検討している」としながらも「報道で言及された資産の一つであるDearUは、検討対象ではない」と反論した。

(TOPSTAR NEWS ハン・スジ記者/翻訳：Danmeeニュース部)