K-POPファンの間に走る衝撃‥２人の男性アイドルの性スキャンダルに揺れる

NCT出身テイルが集団性的暴行で起訴され、懲役7年を求刑された。
同日にTHE BOYZ出身チュ・ハンニョンの性売買疑惑も報道され、波紋が拡大。
両者ともグループを脱退し、K-POP界に大きな衝撃が走っている。

元NCT テイル（写真＝©TOPSTAR NEWS）

K-POP界に激震が走っている。

2025年6月18日、NCT出身のテイルと、THE BOYZ出身のチュ・ハンニョンが、それぞれ重大なスキャンダルに見舞われた。前者は複数の加害者による性的暴行、後者は性売買疑惑と、どちらも芸能人としてのモラルを問われる内容である。

まず、NCT出身のテイル。彼に関しては、昨年6月に酒に酔った女性に対して、知人2名とともに性的暴行を加えたとの疑惑が浮上している。韓国警察は通報から約2か月後にテイルを事情聴取し、同年9月には検察に送致された。

所属事務所であるSMエンターテインメントは、事件の事実を認識した後、テイルのグループ脱退と専属契約解除を発表したという。

しかも今回適用されたのは、性暴力犯罪の処罰に関する特例法第4条「特殊準強姦罪」という罪目であり、複数人による合意なき性行為、または相手が抵抗できない状態での行為に適用される法律だとされる。ファンの間では「まさかここまでの事件だったとは」と、落胆と動揺が広がっているようだ。

「特殊準強姦罪」を犯し、刑が確定した者は無期懲役または7年以上の懲役に処される重罪である。

同日、ソウル中央地裁では、テイルを含む3名に対する初公判が行われ、事件の詳細が公になった。韓国マスコミの報道によれば、2024年6月13日未明、ソウル市内某所のバーで外国人女性と飲酒していたテイルらは、被害者が酩酊状態に陥った後、自宅に連れ込んで集団で性行為に及んだとされる。検察は被告人たちの反倫理的かつ重大な犯行性を重く見て、懲役7年を求刑した。

チュ・ハンニョン（写真＝©TOPSTAR NEWS）

その衝撃が冷めやらぬ中、同じく6月18日に浮上したのがTHE BOYZ出身のチュ・ハンニョンの私生活スキャンダル。韓国マスコミ報道によれば、彼は今年5月、東京のプライベートバーで元AV女優の明日花キララと会合を持ったという。さらに、同席しただけでなく、その場における行動が“性売買”にあたるのではないかとの疑惑まで噴出し、波紋を呼んでいる。

この件を受けて、所属事務所ONEHUNDREDは即座にチュ・ハンニョンのチーム脱退と契約解除を発表し、代表自らが謝罪の意を表明した。公式コメントでは「管理体制の甘さを深く反省し、再発防止のための教育・システム強化に努める」とした。

一方、チュ・ハンニョン本人は、19日に自身のSNSで直筆の謝罪文を公開。「ファンの皆さまにご心配をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」としながらも、「性売買をはじめとする違法行為には一切関与していない」と疑惑を否定している。

2人のスキャンダルより、世界のK-POPファンの間では衝撃が走っている。

過去にも類似の事件で芸能界を退いた例は少なくない。だが、事件が重なるたびに、ファンやK-POP界に与えるダメージは蓄積していくばかりだ。

編集長コラム

Danmee編集長のコラムです。韓国芸能界の出来事やネットの話題を分かりやすく解説しております。日本のマスコミが滅多に取り上げない様々な韓国情報を読者の方々と共有していきたいと思います。

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