- 11月29日と30日、京セラドーム大阪で『2022 MAMA AWARDS』が開催された。
- この1年、韓国で大きな活躍を見せたアイドルや俳優陣が授賞式に参列。
- その中の1チーム、LE SSERAFIM(ルセラフィム)のカズハは、かつてファンとして見に来ていた会場のステージに立つことに、感慨深い表情を見せた。
LE SSERAFIM(ルセラフィム)のカズハが、感激の瞬間を迎えた。

カズハはホ・ユンジンに、BLACKPINKのコンサートを見に京セラドームへ来たことを打ち明けた。(画像出典:Mnet 『2022 MAMA』動画キャプチャー)
11月29日と30日、京セラドーム大阪では、世界最大級のK-POP授賞式『2022 MAMA AWARDS』が開催された。
各賞の候補者やグループが公開され、LE SSERAFIM(ルセラフィム)は“女性新人賞”と“ベストダンスパフォーマンス”に名を挙げる。
リハーサルのため、カズハはホ・ユンジンと会場を訪れたのだが、道中カズハが「ここに、コンサートを見に来たことがある」と京セラドームを指差した。
すると、ホ・ユンジンは驚きながら「そうなの? バレエの公演を見に?」と尋ねる。カズハは「違う、BLACKPINK(ブラックピンク)先輩のコンサート」と返し、「2018年のコンサートに来た。ここの観客席に座って観てたよ」と説明するのだった。
バレリーナを目指していた少女がBLACKPINKに出会い“進路変更”
カズハがK-POPアイドルを目指したきっかけがBLACKPINKであったことは、何度か公の場で口にしているためファンの間では有名な話。

BLACKPINKのミュージックビデオを観て、K-POPにハマったというカズハ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
中学生の時、『BOOMBAYAH』のミュージックビデオを見て、かわいさだけでなく美しさも兼ね備えている4人に魅了され「こんな風になりたい」と思ったそうだ。
また、BLACKPINKのコンサートを見ながら、感動のあまり泣いてしまったというエピソードも。
カズハは幼少期から15年間バレエを続け、プロのバレリーナになることを夢見ていた。日本の有名なバレエコンクールでの受賞歴を持つほどの実力者であり、バレエ留学の経験もある。
しかし、物心つく前からバレエをやっていたため、バレエは“当たり前に”彼女の中にあった。そしてある時「私は本当にプロのバレリーナになりたいんだろうか」と自問するように。

『ELLE KOREA』8月号でトーシューズを履きしなやかな姿を見せた。(画像出典:ellekorea 公式Instagram)
そんな中、オランダ留学中に、現事務所であるSOURCE MUSICのオーディションがあることを知り、オンラインで受験。
同年9月に合格通知を受け、コロナ禍による海外渡航が解除されるまで、オンラインで語学勉強と練習生生活を過ごし11月に韓国へ。実質、わずか4カ月というハイスピードでLE SSERAFIMに選ばれ、デビューを果たした。
一人の日本人少女は、4年前に観客席から羨望の眼差しで見つめていたステージへ、K-POPアイドルとなって戻って来た。
憧れの先輩、BLACKPINKが立っていた同じ場所から見えた景色に、彼女は何を感じ、どんな思いでパフォーマンスをしたのだろうか。
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