日本でも人気を博したtvN(Netflix)ドラマ、『二十五、二十一』のOSTをカバーしたアーティスト、Yebitが話題だ。彼女の歌声を聴いた人々は、”MZ世代のイ・ムンセ、キム・グァンソク”と声を揃えるほど、人々の心を刺激している。そんな彼女は、過去にアイドルを目指していたという。

韓国歌謡界に突如として現れた新生歌手、Yebitが話題だ。

『二十五、二十一』をカバーし、話題を集めたYebit

『二十五、二十一』のOSTをカバーし、話題を集めたYebit

彼女が広く知られるきっかけとなったのは、自身のYouTube(ユーチューブ)チャンネルで披露したドラマ『二十五、二十一』のカバーソングからだった。

歌ったのは、チャ・ウリムの『二十五、二十一』。

その透明感あふれる美声は口コミで瞬く間に広まり、今や韓国で”MZ世代のイ・ムンセ、キム・グァンソク”と呼ばれているという。

そして現在、彼女のYouTubeチャンネル登録者数は、約37万人にも上る。

6歳から声楽を学んだYebitは、中学校では実用音楽をやっていた。しかし、アイドルを夢見ていた少女は、芸能人が通うことで有名なハンリム(翰林)芸能芸術高等学校に進学する。

同級生には、後にTWICE(トゥワイス)となるチェヨンとツウィがおり、またクラスメイトにはかわいくて才能ある友人が多くいたため「それがコンプレックスになった」と、ある韓国メディアとのインタビューで語っている。

加えてダンスに素質がなかったため、アイドルになることを諦めたYebitは、彼女たちの間で自分が光放つことができるものは何かと悩んだ結果、作詞・作曲・ピアノ・ギターを学ぶことに。

そして、シンガーソングライターという道が開かれ「アイドルとダンスを早めに諦めて良かった」と笑ったという。

しかしデビューして間もなく、新型コロナウイルスに泣かされる。ライブを行ってもチケットは売れず、知人2人の前で歌ったことも。

その日は、帰りの地下鉄で号泣したそうだ。

それでも、YouTubeやインスタグラムで地道に歌声を届け、気が付けば配信をするたびに「待ってました!」とばかりに視聴者数が伸びていった。

Yebitは現在、大学在学中のため、YouTube更新も不定期に行っている。自分のペースでやることが、アーティスト活動を長く続ける上で大事だと言う。

今の彼女が叶えたい夢は、小さな町へツアーに行くこと、そして、単独コンサートを行うことだ。

OSTをきっかけに、メジャーアーティストになることがよくある韓国。もしかすると、今回のカバーソングからお呼びがかかり、OSTに参加する可能性も‥。

柔らかく癒し系の声を持つ彼女の歌声を、名作ドラマから聴こえてくる日が待ち遠しい。




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